ルパン三世『LUPIN THE THIRD 血煙の石川五エ門』(2017)
(監督:小池 健 脚本:高橋 悠也)

2月4日(土)に公開
仕事終わりに、川崎のTOHOシネマズへ
上映館少ないよ!

おひとり様特権で開演30分前にお気に入りの席近くの席を取得
入場特典はルパンでしたカナヘイハート本命ですカナヘイハート

そして上映
オープニングは『次元大介の墓標』と同じ

冒頭から敵キャラの登場
謎の巨体白人
薪を割る無口ながらも温和そうな老人の元へこれまた無害そうな幼女が暗殺依頼を持ってくる
この幼女の正体は作品内で語られず・・・何者かしら
巨大な屋敷をバイクで出ていくおじさんを見送る元気な幼女
この時点で敵は、人間離れした男だとは到底思えなかった

そして舞台は巨大な船舶の中の賭博場へ
経営はもちろんヤの付く自由業
そこの組長に可愛がられる若き五エ門
ルパン三世(2015)1話でも思ったけれと黒い着物が良く似合う
斬鉄剣もよく見る白鞘ではなく綺麗に鍔や鞘を誂えてもらっている

そんな彼らの経営するカジノへ売上金目的に忍び込むルパンと次元
小池ルパンが死ぬほど男前でしんどい
バリバリの悪人である、将来2ndルパンのようになるとは到底考えられない

ちなみにカジノで取引されていた1万円は聖徳太子でした
1958年から1986年が舞台、血湧き肉躍る高度経済成長期です

カジノでイカサマをした男がリンチされたり、リンチされた男が所属する組も乗り込んだりして抗争になるがその騒動の中颯爽と盗みをこなすルパン

ここら辺でようやく五エ門が一言発するが、やはり浪川ゴエは慣れません・・・
不二子ちゃんは慣れたんだけどなあ、とっつぁんと五エ門がなかなか受け入れられず・・・悪くはないんですけども(『GREEN VS RED』を観て無理矢理受け入れる)

そして金塊を前にして、不二子ちゃんと遭遇
ショートカットでストレートヘアの不二子ちゃん、新鮮、カワイイ
お化粧の仕方がやっぱり大好きです

そしてここでもいままでのルパンとは違います
色っぽくキザに男前に、分け合おうと提案するルパン
もう死ぬほどカッコイイ、クリカンの低音ボイスとたまりません、くう

しかし爆発音
冒頭の敵(バミューダの亡霊、ホーク氏)が乗り込んできたのだ
怪力でボイラーを破壊する

爆発を伴い、沈み始める船

逃げるヤクザとルパンファミリー
五エ門ちゃんは組長の護衛を離れて敵を追う

敵の圧倒的な強さ、何者なんじゃ

葉巻を実に美味そうに吸うが、その歯は鋼鉄、恐ろしや
敵と爆発から逃げるルパンと不二子ちゃん
下で次元ちゃんが小型船舶で待っていた

グラサン次元ちゃん、カッコイイ、男前

ルパンたちが五エ門を発見
顔見知り程度でまだまだ距離があります
でも将来一緒に寝るし肩組んで笑う仲になるんだぞ!
崖飛び越えるときに「ホップ!」「ステップ!」「ジャンプ!」だなんて仲のいい掛け声かけたりオバチャンに向かって「ブース」って一緒に悪口言いまくる仲になるんだぞ!!!

それにしても、まだまだ差があるホークと五エ門
しかしホークの目標はルパンなのだ
ホークはルパンを追っていく、取り残される五エ門

その頃、ヤクザ組は瓦礫の下敷きになった組長を置いて逃亡
責任は不在の五エ門ちゃんに押し付けられます
哀れなり、五エ門・・・

ここでようやくデキる男、銭形幸一登場
公安所属、まだICPO所属じゃないようだ(埼玉県警でもない)
先の火災で燃えた黒焦げの遺体の描写がエグイ、今回は『ワルサーP38』以上にエグイです
PG-12ですがR18でもいいんじゃないか

ホークを追う銭形警部
事情聴取、この事故はただの海難事故じゃないことに気がつくが周りはなんだか冷たい
どこからか捜査ストップの圧力がかかっているのか、はたまた単なる事なかれ主義なのか

ところ変わり、山中のペンションにて盗んだ金の前でご満悦なルパン
水タバコを吸う不二子ちゃんが麗しい、お衣装もカワイイ
飲んでいるお酒は“サミュエル・アダムス“でした?忘れちゃった
泥酔ルパン
『LUPIN THE THIRDシリーズ』でふざけたルパンは珍しい、カワイイ
次元はいつもと同じく飄々としている

ルパンと不二子ちゃんで擬似セックスしたり
単なるマッサージですけども!呆れる次元

そこへ乗り込んでくるホーク
街で食い逃げしたついでに盗んだバイクで突っ込んでくる

そして将来ベガスのスロットで大儲けする五エ門以上の動体視力を発揮
次元の銃弾を斧で弾き返す
歯が立たないと金を置いて逃げる3人、絆がまだまだ希薄です

ルパンと次元は車へ、不二子ちゃんはバイクで逃げようとするが行く手を阻まれる不二子ちゃん
ルパンに拾ってもらう

ホークは鍵がかかった不二子ちゃんのバイクの配線を弄って使えるようにして追いかける、力だけじゃないのだ
ちなみに乗ってきたバイクはオイル漏れで爆発炎上、金は四散、残念無念

そして五エ門パートの話
組長とあの騒動で死んだその他の下っ端の葬式に顔を出す五エ門
責任転嫁され死の責任を押し付けられる
ちなみに組長が死んで悲しそうなのは五エ門だけだ
組長の息子すら父の死はどうでもよさそうである

3日かけて賭博船を沈めた犯人を殺さなければ、五エ門に責任を取らせると話をつける
復讐を約束する五エ門
ホークを追う

一方、逃げるルパンたち
相手の強さは桁外れだ
追い詰められるが、森の中、突如倒れてきた木によって命拾いをする(ヘタしたら命を落としていても不思議ではない助かり方だったが笑)
木を切ったのは、もちろん石川五エ門!
ルパンたちの前に降り立つ

ホークはルパンたちを片付けたいようだったが、身に降る火の粉は振り払う他ない
五エ門と仕方なく対峙する
しかし斬りかかってきた五エ門をなんなく弾き飛ばす
怪力に飛ばされ、先程自分が切り倒した倒木に思い切り打ち付けた
普通なら死んでます
ルパンたちもホークの強さに唖然
もはやここまでか、そこへ救世主が

とっつぁん!ホークを捕らえに現れた
彼が気を取られた一瞬の隙にルパンたちは五エ門を連れて逃走
ホークは仕方なく、仕切り直しとしたのか睡眠をとることに
どんなに強くとも睡魔には逆らえないらしい、大人しくとっつぁんのお縄についた

拘置所で襲われることはないので爆睡するホーク
呑気なものである
とっつぁんはお手柄のはずが、過去死んだ筈の男を捕まえてきたせいで上に面倒を持ち込むなと怒られる
彼の強すぎる正義感の所以は次回作で語られたりするのだろうか

そしてルパンたち
消沈の石川五エ門
組長に頂いた黒の紋付袴を脱ぐ
綺麗に誂えて貰った刀の装飾は先の戦いで壊れてしまったのでそれも外す
コンバットマグナムを解体してメンテナンスする次元は時折見るが刀を分解する五エ門は初めて見ました
いつも白鞘だからね
自ら木を削り白鞘を作ると、いつも見る斬鉄剣へ

自らの未熟を反省し、あの手この手の修行に出る五エ門
しかしあのボロ負けの戦いを思い出してしまうのか、どうしても鞘から刀が抜けないのだ

修行の最中、如何に危険な目に会おうとも刀を抜けない(抜かない?)石川五エ門
不二子ちゃんは途中で呆れてどこかへ行ってしまった(彼女の出番は終了、悲しい)
遠くから見守るだけ、付き合ってやるルパンと次元
優しいなあ

竹を切ったお手製の食器で食事をとる2人、やはりサバイバルスキルが高い模様
しかし結局五エ門は三日三晩飲まず食わず眠らずの修行をした
それでもまだ鞘から刀を抜かない
これ以上は、とルパンは腰を上げた

そしてとうに約束の期限を過ぎていたが、五エ門は逃げずにヤクザ事務所へと向かった
身体はボロボロヘトヘト
雨の中迎えるヤクザ連中
嬉々として彼らは五エ門を嬲る
その時だった、五エ門が覚醒する
相手の行動を未来予知レベルに先読みし、身体能力は格段に向上していた

限界に達した時の特殊な力、所謂火事場の馬鹿力のようなものなのだろうか
覚醒した五エ門は、ヤクザたちの手首を鮮やかな手つきで次々と切り落としていく
一瞬で50人切り、見事です
しかし組長の息子だけは前髪を切るに留まり、手を切り落とすことだけはしなかった
やはり父を死なせてしまった負い目があったのだろうか
しかし圧倒的な力を前に、組長の息子も負けを認めた

ホークはたっぷり睡眠を取った後、脱獄していた
邪魔な者は蜘蛛の巣を払う感覚で次々に、警官を殺して行く
殺してる自覚ないんじゃないか

脱獄するホークを追うとっつぁん
追われた末、崖から落ちても死なないホーク
何者なんだ

そして五エ門と別れた後に山を降りようとするルパン
雨が降っている
仕方なくヒッチハイクをしたが、知ってか知らずか拾ったのはとっつぁんの車だった
銃を取り上げられ、手錠をかけられるルパンと次元
後ろ手じゃなくて、大丈夫?

車中の会話シーン
とっつぁんと自分は同じ穴の狢とでも言いたげなルパン
あくどい顔、男前
それを殴って黙らせる銭形警部
この作品の登場人物は全員悪人だ

今作1番に好きなシーンです
(単にルパンと銭形が好きなだけでは笑)

そこへ現れるホーク
再び対峙する銭形警部
しかし彼が殺したいのはルパンと次元だけなのだ
邪魔者を消したいホークにより負傷する銭形警部

そのままホークは車の中の2人を斧で叩き潰そうとするも2人は窓から脱出
次元は助手席にあったワルサーとマグナムを持って逃走

山の中で、手錠の鎖を銃で撃ち切る2人
とりあえずは自由
しかし追われているので山奥の廃寺へ逃げ込む

ターミネーターのように追ってくるホーク
あっちだ!いや、こっち!と慌てて逃げるルパン

建物に逃げ込むとホークはこちらに近づいて来たが、やがては遠ざかる
逃げ仰せたか、そう思いきやルパン達が隠れる建物を外から破壊して2人を炙り出したのだ
ルパンは腕に木片が刺さり、次元も頭がぱっくり
重症です、助かったとしても後遺症残るでしょ、コレ

痛くて抜けねえといいながら逃げ惑うルパン、そして次元
銃も撃てない、撃てたところで効かないが
そこへ石川五エ門颯爽登場

ここが役の見せ所
うまいところをかっさらってこそ石川五エ門です

いままでの五エ門とはひと味違う、剣を奮って仇討ちをする五エ門
ルパンたちは見学、次元は耳が遠くなっていた(いいから早く治療しろや)

しかし、幾ら強くなったと言えどホーク相手に一筋縄じゃいかないのだ
五エ門も負傷する、かなりえぐい、まるで人体模型のようになる

だが侍、最後は肉を斬らせて骨を断つ
肩をざっくりと削ぎ落とされながらもホークの手首を斬り落としたのだった
まだ戦おうとするホークだったが、五エ門さながらの能力で自らの首を斬り落とされる己の姿を錯覚する、おそらく更に戦っていたのならばその通りになっていたのだろう
ホークは降参し、帰っていった

場面は切り替わり、線香の前で黙祷する五エ門
「今回は人を斬りすぎた」と
律儀だ

ルパンたちは助けようと思えば五エ門を助けられたのにそうしなかった
1対1で仇討させてくれたことに五エ門は感謝する
友情の芽生えだ
将来、ババ抜きを一緒にして「やーい!ババ引いたババ引いた!」とはしゃぐ仲になるのだ

そして銭形警部が到着、彼らを捕まえようとする
五エ門は恩返しにと、ルパンたちを逃がした

これで銭形警部はルパンたちに一層執着し、五エ門はルパンたちと仕事するようになっていくのだろう
謎は残るが、ワクワクする終わり方でした
円盤欲しい!続編も楽しみです