ルパン三世2nd(1977-1980)
22話『謎の女人館を探れ』
(脚本:城山 昇)

物語のベースは浦島太郎か
ストイックな次元と何もしてない五エ門ちゃんが際立ち、仲良しなルパンと銭形が見られる作品

お宝があるという女人館を目指し原っぱを進むルパンと次元

途中、へべれけの男とすれ違う
この先にある女人館で接待してもらったとのこと、お宝なんてどうでもよくなるとの話をされる
その話を聞き、意気揚揚とその場を去るルパン、着いていく次元
そして男は、ルパンたちと話した後に女人館で貰ったという玉手箱を開ける
すると煙がモクモク・・・気づけば老人になっているのだった

そんなことは露知らず、女人館を目指す2人
すると綺麗な女が悪漢に襲われているのを目撃する
当然助けたいルパン、女はどうでもいいから早くお宝を手にしたい次元
『カリオストロの城』のようにハイハイと着いていかず珍しく抵抗したが結果はルパンの信念に負けるのだ

女としてこんなこと言うのもどうかと思うが、アレはあんな裸同然で歩いている女が悪いと思うんだけど・・・笑

ともかく女を助け、感謝されるルパン
お礼に女人館へ案内するという
次元に結果オーライだろうと言うルパン、不服な次元

助けた女は女人館の親玉の妹だったらしい熱烈な歓迎を受ける2人
喜ぶルパンと帰りたそうな次元

そして姉にルパンのことを話に行く妹
ついでに、お宝が見たいと言う
もちろん見せる姉、しかし妹の正体は不二子だったのだ
そのまま宝を奪われそうになるが今回の敵は1枚上手
囚われる不二子ちゃん、しかし敵はせっかく来たのだからと今回のお宝である謎の薬を飲ませた
それは女だけに効くという、麻薬だった
この薬を飲めばもう虜になる、ここの女たちはそのためにここにいるのだ

気持ちよくなって眠る不二子ちゃん、エロい

ちなみにルパンと次元
宝を盗む気がなくなっているルパンを見た次元は1人で帰るという
先ほどの男と同じ玉手箱をお土産に貰い、次元は帰路についた

しかし館を出たところで虎に襲われる
驚いた次元は玉手箱を思わずぶつけた
すると中の煙を浴び虎は瞬く間に老化
驚いていると、五エ門と先ほど老化した男が合流した

これは中にいるルパンが危ないと再び館へ潜り込もうとする2人
しかしマシンガンを扱う女どもが後から後から出てきてキリがない

ちなみにそれのちょっと前、銭形のとっつぁんも女を助けて女人館へ招待されていた
実は悪漢の正体も女であり、そうやって中へ男を招き入れてはやし立てては帰りに男を老化させ弄んでいたのだ
女人館の女たちは、かつて男に弄ばれ泣かされてきた女なのではないかと考察
そう考えるとラストは哀れだが

ルパンを見つけて捕まえようとする銭形、しかしお酒が入ればどうでもよくなる
肩を組み戦時歌謡『同期の桜』を歌い始める始末だ
1970年代ならではである笑
貴様と俺とは〜♪同期の桜〜♪
原作では同じ大学の先輩後輩らしいが笑
とっつぁんはともかく、ルパンももう、生粋の日本人ではないか!笑

しかしルパン、お宝奪取の目的は失っていなかったようでちょっとお手洗い、と席を立つとへべれけ千鳥足のままお宝探し
途中で寝ている不二子ちゃんを発見し、コトに及ぼうとするも親玉の姉にやんわりと阻止され再び銭形の元へ
宴会を続ける

しかし宴会に参加する女の人数は外の戦闘に駆り出されるため減る一方だ
銭形は違和感を覚えるがお酒のためやはりどうでもいい気持ちの方が勝る
案外ダメ人間である、そこがカワイイのだが

ルパンはまたお宝奪取へ向かう
今度は迷わすお宝のところへ
金庫の鍵を開け、薬を取り出そうとした
しかしそれは罠だった

扉を開けると噴出する老化ガス
ルパンは老人へ・・・
勝ち誇る女、しかしルパンを殺しはしない上に、ルパンの欲しがるがままに“大きなお土産”を渡してシャバに返した

老人の姿のルパンを見て、次元と五エ門は遅かったかと落胆
しかし老人の姿は、単にルパンの変装だったのだ
毒ガスが噴出した際にガスマスクを被っていて難を逃れたのである
大きな玉手箱の中身は不二子ちゃんだったし、無事に手に入れたお宝もこんなものあったら男の出る幕がなくなると捨ててしまう
ルパンファミリーの方はこれでめでたしめでたしだ

そして残された銭形警部
館の中を彷徨いガスマスクを発見
これで女たちを驚かせてやろうとマスクを付けた瞬間にルパンが仕掛けた時限爆弾が爆発
館は老化ガスに包まれたがガスマスクのおかげでとっつぁんは難を逃れた
いきなり老けた女たちにとっつぁんは驚き、酔いも醒めたようで女人館を出た
そしてルパンファミリーを追いかける

つくづく悪運の強い男である
こちらもめでたしめでたしなのだった(?)