まだまだ暑いですが、夏ももう終り。季節外れ(?)ですが、ひんやりするお話ですにひひ


私が三歳位から六歳位の頃、父方の祖父母の家には赤い着物の女の子がいました。


その子は、私が一人の時にたまに現れる、同じく三歳位の子供。


大正生まれの祖母が、私が小学校三年生位まで日常的に着物を着ていたせいか、着物を着ていても不思議に思わず、一緒にリカちゃん人形で遊んだものです。喋るのは私だけ、その子は声を発しませんでした。


祖母が「誰とお話しているの?リカちゃん?」と側に来ると、もう見えない。いわゆる霊感の強かった祖母は、私が「着物を着たお友達だよ」と言うと、ニコニコして「そうニコニコ」と答えていました。


大きくなるにつれ、その子には会えなくなりました。


妹が小学生二年生の時、赤い着物の女の子は、祖父母の家ではなく、自宅に現れました。

妹とその友人、勝手口に立っていた赤い着物の女の子にビックリ仰天、私と母が外出先から帰宅すると、二人してトイレで震えながら号泣ショック!聞けば、防空頭巾を被っていたとの事。母は「大丈夫、気のせいよ気のせいグッド!」と押し通しましたショック!


妹は、私が会った赤い着物の女の子の話は知らなかったのです。母に口止めされていたから。


はてなマーク防空頭巾はてなマーク私が会った赤い着物の女の子は、そんなもの被ってなかったけど…。ま、赤い着物だし、同一人物かな?で、決着あせる



そして時は過ぎ、去年の8月末。


母が末期の膵臓癌で、お医者様から「覚悟はして下さい、最後の外泊です」と言われて、病院から自宅に二日間だけ帰れた日の事です。


もう癌そのものはどうする事も出来ず、モルヒネを使っていました。
ですから、その副作用で、訳のわからない事を言ったりしたり、たまに正気に戻ったりの母でした。


そんな母が。
私と妹を絶望的にさせる事を言いました。


窓辺を指差して、
「あの赤い着物を着ている女の子は、あなた方二人と○○ちゃん達(うちの長女と次女)に似てるけど、どこの子かしらね」


思わず顔を見合わせた私と妹。


ああ、きっと母は長くない。
だって赤い着物の女の子が迎えに来たんだもの…。

そう思ってしまいました。


母はそれから二日後、苦しんで苦しんで、息を引き取りました。


あの赤い着物の女の子は、ご先祖様だったと思うのです。だったら、母は導かれて、無事に仏様になれたのかなって。


それに今考えると、母はもっと以前から、あの赤い着物の女の子を知っていたんじゃないかな、と思うのです。私や妹の体験を聞いても、さして驚かずニコニコしていたんですよね。あの怖がりの母が。


ちなみに最近、母方の今年98歳になる祖母はシャラッとこう言いました。


「チーちゃん(うちの母の事)がね、部屋の入り口に立つのよ、ベージュの着物着て、手にはナゼか赤い着物を持っているの」


赤い着物、どんだけ~!?


母方の祖母は、赤い着物の女の子の話は知らないハズ…。


えぇえぇ、母方の祖母もメチャクチャ霊感強くて、娘五人中すでに三人が亡くなっても、しょっちゅう娘達に会うのだそうです。


母。どうか私の所にも出てきて、赤い着物の女の子は一体誰なのか、教えて下さいニコニコ


どうです?ひんやり、していただけたでしょうかにひひ





Android携帯からの投稿