きょう夕方に上陸した台風8号。

いま、各地で不安を抱かれている方が多くいらっしゃると思います。

台風8号は13日午後5時半ごろ、静岡県の伊豆半島に上陸し、

この時間は関東に最も接近しています。
関東では千葉県などで非常に激しい雨が降っていて、

13日夜遅くにかけて大雨のおそれがあります。13日夜は安全な場所で過ごすようにしてください。

(NHK NEWS WEB

『台風8号 関東に最も接近 今夜遅くにかけ大雨のおそれ』

)

 

そこで、自宅等にいらっしゃる方に向けて

”自宅にいる いまからでも”

防災のために出来ることをいくつか挙げてみます。

 

◆停電(※1)に備えて

①電子機器の充電を満タンにしておく

②懐中電灯に電池を入れ、急な停電で暗くなっても

 手に取りやすい場所に置いておく

③早めにお風呂に入り、ドライヤーで髪を乾かしておく

(特に、体調の悪化に気付きにくいお子さんやご年配の方。

髪が濡れた状態で長時間いることになると風邪を引きやすくなります)

 

(※1)たとえば、台風による強風で物が飛び

電柱、電線に直撃して断線、などということになると

停電が発生するおそれがあります

 

◆断水(※2)に備えて

①浴槽や、空いたペットボトル、バケツなどに水を入れておく

→生活用水として役立ちます。※飲料水としては使えません

(飲料としては使えなくとも、調理にも役立ちます。

ex)鍋に水を入れ、そこに材料を入れた耐熱袋を入れて煮ると

調理できます)

 

ただ、貯めておいた水を利用してトイレで水を流すことに関しては

一つ注意があります。

マンションなどの集合住宅では、

排水管が破損した場合、

その排水管に水を流してしまうと

下の階などに水漏れを起こしたり

汚水が逆流する等の可能性があるといいます。

そのため、断水時は、

携帯トイレなどを使用することをおすすめします。

 

(※2)雨量の増加で水道施設が使えなくなったり

ポンプを使用して各部屋へ水を送っているマンションでは

停電するとポンプが使用できなくなり

断水の可能性があるそうです

 

◆浸水に備えて

①大切なものを2階などの高い場所にあげておく

 

◆寝る場所の変更

①強風によって物が飛び、窓が割れて室内にガラスが散乱し

ケガを負うことに備えて窓からは離れて寝る

②山沿いにお住まいの方は、

土砂災害に備えて、山側とは離れて寝る

 

 

思いつくことを少しだけ書かせて頂きました。

台風が接近しているというだけでも不安だと思いますが、

そんななか夜を過ごすことは一段と不安が増すと思います。

そうした方は、ご友人、ご親戚などと少し電話をして

「大丈夫?」と声を掛け合ってから寝るのもひとつだと思います。

これ以上被害が出ないよう、引き続き願っています。