コミケにて「おっさんレンタル」で売り子をお願いした話  
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おっさんレンタルを知っていますか?

中年男性をお金を払ってレンタルできる実際にあるサービスです。ドラマ「ゆとりですがなにか」で
吉田鋼太郎さんが演じていたので
知っている人もいるかもしれませんね。
この本の作者さんはコミケで粘着質なストーカーから身を守るべくおっさんを売り子としてレンタルします。とにかくおっさん(井上さん)とコミケの化学反応が面白い!!息もつかせぬオタク向けの小ネタの数々は抱腹絶倒!また、後日頭にうんちの被り物を被ったうんちマンさんというおっさんもレンタルするのですが、このうんちマンさんの言葉はとても響くので
漫画家には特に読んでもらいたい1冊。

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婦人科系ガンの闘病日記です。
特に抗ガン剤の治療の話や患者どうしの
ご本人じゃないと分からない心理描写が丁寧に描かれていています。
もし、自分がガンになったら?
もし、大事な人がガンになったら?
深く考えさせられました。
またためになる入院時お役立ち情報なども載っています。

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絵がかわいくて美味しそう!
地方から出て来て東京出て一人暮らし。限られた予算で美味しいものを作る創意工夫と慎ましやかな生活にきゅんとくるんです。
応援したくなる。真似したくなる。
作者のキャラのほっぺも、むにっ!としてかわいい笑

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大勢の人に会うときや、初対面の人に会う前にわたしが必ず読み直す本!笑すごくわかりやすいんです。アナウンサー吉田さんの自伝的内容なんですが、話すのが苦手なひとに寄り添った内容で突き放しません。「もっと積極的に話しなよ〜」とかコミュ力高い人は簡単に言うじゃないですか笑 でも誰にでも苦手なことはあるんです。ウェイ系になる必要はなし。ただちょっとしたポイントを知ってるだけでぐんと会話がしやすくなるよと言うお話。

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教師だった作者は色々なことに耐えかねて失踪したことがあります。「あの時逃げた」という体験は作者の心で巨大なもやもやとなって人生の折々な場面で影を落としてくるのです。
そこで作者は当時の失踪ルートをめぐる禊の旅に出るのですが…。
ちなみに風俗店で蜘蛛膜下出血を発症し運ばれる「くも漫」も面白さと怖さの融合でオススメ。

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ちなみにこれから読みたいのは
うつ病から抜け出した方々の体験記 田中圭一さんの「うつヌケ」 と
33歳漫画家志望、脳梗塞で死にかけて漫画を本気ではじめたあやめゴン太さんの「どうせ死ぬなら描いてしぬ」です。


なんだか最近闘病記に興味があるみたいです。
(わたしもうつ病の経験はありました。)