期待通り😫悪い方に...苦笑
突っ込みどころ満載だった初回😵
 曰く「...閑院宮直仁親王の娘で皇室の血を引く」ここまではえぇ..._なのになんで「公家の娘」!?
 公家=朝廷に出仕する廷臣。つまり五摂家(近衛・鷹司・一条・二条・九条という摂政関白太政大臣になれる家柄)それに続く太政大臣になれる家柄の清華家(三條・西園寺・徳大寺・久我・花山院・大炊御門・菊亭に江戸時代に加えられた広幡・醍醐)、そして大臣家・羽林家・名家・半家・平公家って続くわけだけど、ここに生まれた女性たちを「公家の娘」って言うんよ😒。もぅハナから間違っちゃってるし...
 まして、『閑院宮家』は天皇になれる『世襲親王家』だし。どう考えても「宮さま」か「親王家の女王」でしょ倫子さんは😓

 因みにこの五十宮倫子の実兄(同母兄)の閑院宮典仁親王(閑院宮家二代)の第六王子・師仁親王が践祚されて光格天皇になるワケだから、現在の今上天皇徳仁陛下の皇統でもあるワケですよ。
明治時代になって明治天皇から歴代には数えられないが「慶光天皇」を追謚されている五十宮の実兄☝️閑院宮典仁(すけひと)親王。

という事で唐突に【徳川将軍家歴代正室】をば
😉
 ①築山殿(関口氏)-朝日姫(豊臣氏)
 ②崇源院(浅井氏)
 ③鷹司孝子(五摂家)
 ④浅宮顕子(あさのみやあきこ=伏見宮家)
 ⑤鷹司信子(五摂家)
 ⑥近衛煕子(五摂家)
 ⑦八十宮吉子(霊元天皇皇女)内定(家継薨去の為降嫁に至らず)
 ⑧真宮理子(さなのみやまさこ=伏見宮家)吉宗が紀伊藩主時代に亡くなっているので呼称は「御簾中」
 ⑨比宮増子(なみのみやますこ=伏見宮家)
  🔟五十宮倫子(閑院宮家)
 ⑪近衛寔子(このえただこ=五摂家養女/島津重豪娘茂姫)
 ⑫楽宮喬子(さぎのみやたかこ=有栖川宮家)
 ⑬鷹司任子(たかつかさただこ=五摂家)御簾中
 ⑬🔹一条秀子(五摂家)御簾中
 ⑬🔹近衛篤子(五摂家養女/島津斉彬養女篤姫/島津忠剛娘一子=かつこ)
 ⑭和宮親子(仁孝天皇皇女)
 ⑮一条美賀子(五摂家)
☝️以上の様に将軍家の正室は三代以降、皇女・世襲親王家の女王、五摂家の姫に限られている。五摂家の息女たちを「公家の娘」というなら解るワケだ。
 そして「朝廷と幕府の橋渡しとして次期将軍である家治と政略結婚させられ...」って。これって
『公武合体』だし😏公武合体は、14代将軍家茂と和宮親子内親王の話だしねぇ...😓解釈ねじ曲げて拡げちゃいかんわ。この大奥という時代背景に興味持った人たちに「嘘」刷り込んじゃいかんのよ。
 更に傍若無人な家重(高橋克典)に幕閣が媚びへつらって上様の重の名に因んで「うな重」と名付けました←😳😱ワロスw うなぎ丼はもう少し後つまり化政時代に大久保今助さん考案だし、うな重に至っては明治時代だし。
 しかも同衾中に亡くなったとか(腎虚...😵)もぅハチャメチャ😫
 将軍職を継いだ家治の事を「家治さま」の連呼だし、「田安宗武さま」「松平定信さま」って...😩「家治・宗武・定信」は「諱(いみな)」☝️
「諱」は「忌み名」に通じるとして公に言わないのよ。だから通称ってぇのがあったわけだ。遠山金四郎とか長谷川平蔵とかさ☝️景元とか宣以とか聞いたことないでしょドラマでも。

というワケでこの場合「上さま・田安大納言さま・松平越中守さま」が正しい呼称。

で、何で下向した宮さま(倫子女王)に付いて来たのがお品さんだけなのって😩しかもお品さん、それこそ「公家の娘」なんですけど、しかも父は従二位藤井充行(兼矩)。従三位以上は公卿だし。その公卿の息女を納戸に縛ってぶち込むという愚行を犯すお知保😨😩
仮にも幻の十一代将軍徳川家基の生母なんだからさ、初回から汚れ役は止めさせてよ😵って。
 将軍になった家治が幕閣ぞろぞろ引き連れて(将軍のお世話をする係は「御小姓(おこしょう)」と「御小納戸(おこなんど)」という職務のれっきとした月代を剃った成人武士。このドラマの劇中、将軍の太刀持ちは児小姓(ちごしょう)←むかしの時代劇映画の名残り('_'?)😓)
 松島局以下大奥の女たちの前に家治以下幕閣が(😨どこだよ?いったい此処は)。大奥は将軍だけ。ふだん将軍が執務をとる場所は「中奥」。この中奥に入れる大奥女中の関係者は僧形の「御坊主」だけ。
で、やっぱり暗躍する松島と田沼意次😒
「美味でござりまするぅ~」の狂言回し的大奥女中は今回この三人。
 ついでにちゃあなんだけど、家治になって縦木爪の紋を付けた老中を罷免(紋から察するに堀田正亮か)して橋本じゅん扮する松平武元(たけちか)を老中筆頭に。
 でもね、細かいけど、この松平武元の裃に付けてる紋が「丸に揚羽蝶」でワロタ(2回目)
こんなとこに気づく💡視聴者は居ないだろうってタカ括ってんだろ😠💨けどさ
 松平武元(まつだいらたけちか=上州館林藩主)は、越智松平家第三代。養子に入ったんだけど、実家は水戸徳川家連枝(連枝は御三家の分家)の常陸府中松平家出身。
 越智松平家は六代将軍徳川家宣の同母(長昌院)弟・松平清武が起こした家で新藩大名。ということで家紋は三葉葵
替紋は
九曜紋

越智松平家の菩提寺・谷中善性寺の清武の墓碑(現在は越智松平家歴代の合葬墓)にも三葉葵👇
 なのになぜ主に桓武平氏系武士団が使用する
丸に揚羽蝶を採用したか謎。スタッフかな例えば演出家とか脚本家の家の紋でも使ったか😅
 田沼意次の七曜星とか松平定信の星梅鉢(養子先の久松松平家)とかは合ってるのにねぇ...😒

 そして倫子さんとの婚礼のシーンの家治の束帯の色☝️何故ベージュにした(苦笑)

束帯は行事や儀式に着用する正装。四位以上は●黒、五位は緋色って決まってんのよ。
因みに👇束帯の略装が衣冠
で、将軍が束帯なら幕閣も同様にすべきなのに
幕閣は何か違和感がある直垂(したたれ)。
初回でこんないっぱいのツッコミ😩もう開いた口が閉まりません。どうするかねぇ...。文句垂れながら見んのも何だし...見ねぇ方が正解かなこりゃって。

こんにゃくの木登りだぜ😩←(江戸地口)

震えが来るってぇの

ふんどした事で、もっこうの幸いとはけっかるわい、さてきびしい口合(くっちや)いな 

👆式亭三馬の📖「浮世風呂」の中で、西国から初めて江戸に出てきた男がなれない銭湯♨️で、下だらい(褌とか腰巻など下半身につけるものを濯ぐ為の盥)に新しいもっこう(褌の事)が入っているのを見て、江戸の銭湯では手拭いまでサービスしてくれるのかと勘違いして、その褌を手拭い代わりにしているとは気でも狂ったのかとその持ち主から言われてびっくり😲仰天した時のセリフw

もちろん「ふとした事でもっけの幸い」のシャレ(地口)

毎週こんな感じになっちまうかと思うと苦痛だわね😅