いやぁ~いろんな意味で面白かった。

歴史大作☝️

【大明皇妃-Empress of the Ming-】
 激動の明朝で三人の皇帝(⑤宣徳帝⑥⑧正統帝/天順帝⑦景泰帝)を支え、国の危機を救ったのは一人の皇后の愛と勇気だった...。実在する皇后(孝恭章皇后)のドラマチックな生き様を総制作費100億円のスケールで描く本格的歴史超大作。全62話。
 14世紀末の明で洪武帝の死をきっかけに『靖難の変』が起こり、2代皇帝建文帝から帝位を奪った叔父の燕王は、建文帝の旧臣らを虐殺して3代皇帝永楽帝となる。この政変で御吏大夫という要職にあった父と母は殺されて、八歳の若微は四歳下の妹・蔓茵と生き別れになってしまう。若微は、父の知人の孫愚将軍に助けられ養女となり、引き裂かれてしまった妹の蔓茵は燕王の長男の朱高熾(後の4代洪熙帝)・瞻基(5代宣徳帝)親子に助けられ、宮中で胡善祥という名を与えられ官女として育つ...。この姉妹が宮中で互いが産んだ息子たちによって...😏 
◆キャスト◆
 孫若微☆タン・ウェイ(湯唯)
 朱瞻基☆ジュー・ヤーウェン(朱亜文)
 朱祁鎮☆チャン・イーシン(張芸興)
  👆K-POP[EXO/レイ]
 徐浜☆チャオ・ジエンユー(喬振宇)
 胡善祥(共譲皇后)☆ドン・ジアジア(◼️家佳)
 朱棣(永楽帝)☆ワン・ジュエチー(王学圻)
 朱高熾(洪熙帝)☆リャン・グァンホア

👤湯唯(タン・ウェイ)1979-10/7 172㌢ 🅰️
 2007年、🇹🇼台湾🇭🇰香港🇺🇸米国の合作映画アン・リー監督の📽️『ラスト、コーション』のオーディションを受けて1万人の中からヒロインに選ばれて、大胆な演技が世界中に衝撃を与えた。この影響で中国での活動がほぼ封殺状態になって🇬🇧英国に留学し、その後活躍の場を香港🇭🇰に移し主に映画📽️🎬に出演。韓国映画📽️『レイトオータム』の監督キム・テヨンと2014結婚して、2016年女児を出産して現在は韓国在住。
 この『大明皇妃』で12年ぶりに中国ドラマに復帰、10代の少女期から皇太后となる晩年までをカリスマ性たっぷりに演じた。2020年夫のキム・テヨン監督の新作📽️『ワンダー・ランド』に出演し撮影が行われた(公開未定)という。


出典:華流俳優名鑑2022 コスミック出版刊ほか

 
 シチュエーション的には2011年に制作されて日本における華流ドラマの🔥火付け役ともなった『宮廷女官 若曦』(2011)の主演・劉詩詩(リウ・シーシー)が2016年に主演した
【女医 明妃伝】と同じ。
こちらは『大明皇妃』のような大歴史ドラマではなく、主人公の允賢と英王(正統/天順帝☆演:霍建華ウォレス-フォ)と成王(景泰帝☆演:黄軒ホアン-シュエン)という兄弟とのラブ史劇☝️😏
で、こちらが『~明妃伝』の孫皇太后(『大明皇妃』の孫若微)。👇 
こちらでは、朱祁鎮(正統/天順帝)の実母ではなく、継母の設定で、実母の死が絡んで険悪な関係の設定😩。...で、ついでちゃあ何だけど😅
 そんでもってこっちが、官鴻(グアンホン)主演の『成化十四年~都に咲く秘密~』(2020)に出てくる☝️9代皇帝の成化帝(朱見深)で祁鎮の子どもなんよ。つまり『大明皇妃』の孫若微の内孫ってことになるワケで☝️😅
 全く違う三作品のドラマで、明朝時代史の一端が垣間見得る不思議な感じ...妄想を膨らませる事ができる【歴史好き】の特権だわね😅。
 因みに、どちらも1449年に起きた中国王朝の歴史史上、モンゴル系民族のオイラトとの戦いで正統帝がオイラトのエセンに大敗して捕虜になるという😨『土木の変』が物語の骨子になっている。

 というワケで当時の日本🇯🇵はどうだったっか?というと....。
 明王朝(1368~1644)の時代、日本は室町時代(1336~)で1467年に応仁の乱が始まって戦国時代を経て1603年に徳川家康が江戸幕府を開くワケですけどね。この時代の明朝の前出「靖難の変」や1449年、捕虜になった正統帝に代わって皇帝になった弟の成王景泰帝の病をきっかけに政権を奪い返す1457年の「奪門の変」同様、我が日本でも、
1493年、室町幕府8代将軍・足利義政の正室日野富子が義政の死に依って、細川政元と起こした将軍の擁廃事件「明応の政変」をきっかけに戦国時代に突入するという...因みに朝鮮の李王朝でも
1455年、兄の文宗が在職二年で早死にし、幼い甥(6代端宗)から王位を奪って自ら王になる首陽大君(7代王-世祖)が起こした『丙酉靖難』が勃発しているワケで...どこも一緒なのね😫って話。まぁだからドラマの題材になるんだろうけど😓