仕事が休みの今日は、吾輩の🐴🎫馬券生活も先週の宝塚記念の終了で、基本夏休みに入り時間をもて余すおうち時間で、久しぶりに鑑賞会☺️
 1954年制作の『ロマンティックコメディ』と敢えて呼びたい作品🎬 
 主演のオードリー・ヘップバーンは、前年の『ローマの休日』(アカデミー最優秀女優賞を受賞)に続いて2作目の主演作品。
 NYから50㌔ほど離れたところに住む大富豪ワラビー家の専属運転手の娘サブリナは、同家の次男でプレイボーイのデービッドに恋をしているが、
「妹にしか見れない」と云われあっさり失恋💔。傷心のサブリナは親元を離れパリ🇫🇷に留学する。
数年後、帰国したサブリナは見違えるようなレディに変身していた。そんなサブリナをデービッドも、デービッドの兄で会社社長のライナスも気がつかない....。

 サミュエル・テイラーの戯曲を元に、名監督ビリー・ワイルダーで映画化🎥 ヘップバーンは『ローマの休日』でオスカーを受賞、兄ライナス役はケーリー・グラントに決まっていたが、ある事情で降板し、代役に立ったのが、な、なんと😲これまた名優のハンフリー・ボガード。そして弟デービッド役には、これまた名優のウィリアム・ホールデンという豪華俳優陣🎊 ボガードは1951年『アフリカの女王』で、ホールデンは1953年『第十七捕虜収容所』でそれぞれアカデミー最優秀主演男優賞に輝いている。脇役陣も豪華に名優を揃えた。ウォルター・ハイデン、マーサ・ハイヤー、ジョン・ウィリアムズ...etc
ラブラブラブ
アカデミー賞には六部門にノミネートされたが、あの『サブリナパンツ』の衣裳デザイナーのイデス・ヘッドが「衣裳デザイン賞」を受賞するに留まった😓
 なんと云っても全編に流れる名曲
🎵ラ・ビアン・ローズが耳に心地いい☺️

 後年、1983年の3~5月宝塚大劇場月組公演で、この『麗しのサブリナ』をモチーフにした作品がミュージカルに仕立てられ上演された。

『宝塚ミュージカルレビュー』と銘打たれた
【ムーンライト・ロマンス】がそれで、舞台を🇺🇸から🇫🇷に置き換えられ...パリ郊外に住む大富豪ベーツ家の長男でプレイボーイの遊び人ミシェル(大地真央)は、会社経営を真面目な弟ロベール(剣幸)に任せ自由気ままな生活を送っていたが、ある日自家用車の運転手の娘イブ(黒木瞳)に....☺️いろいろ置き換えられているけどシチュエーションはクリソツ☝️😄 因みに失恋するイブは🇺🇸に留学して有名なミュージカル女優として帰って来る...☝️ 当時、東京公演は現在と違い月1の6公演で、東京公演がない作品もあった。この作品もそうで併演の【春の踊り-南蛮花更紗-】も東宝劇場での公演は無かったが、全国ツアー公演が17か所で行われた。大劇場公演では、第69期初舞台生披露公演になった。その69期からは、星組麻路さき、月組久世星佳、雪組高嶺ふぷきの3人のトップスターと雪組で一路真輝の相手役に抜擢された娘役トップの神奈美帆、そして卒業後も歌劇団の振付家として活躍している若央りさを輩出している。
 脚本:演出/横澤英雄 作曲:編曲:中元清純
 振付/喜多弘、羽山紀代美、名倉加代子
 演出助手/小池修一郎👈この方のお名前は現在の若い世代の皆さんにも心当たりがあると思うよ☺️