江戸っ子が地方の大名諸侯の家臣の江戸勤番侍を揶揄して「田舎者」をイメージした罵倒語「浅黄(浅葱色)裏<あさぎうら>」を逆手にとり『浅黄裏成(あさぎのうらなり)』という戯号を使用していたが、彼は現在の台東区台東四丁目付近に広大な屋敷を構えていた出羽久保田藩佐竹家上屋敷で生まれ育った生粋の江戸っ子☺️である。当時、地方侍の多くが、羽織の裏地に「浅葱色」を使用していた事情から、「田舎者=浅葱色→浅黄裏」と揶揄された。