https://ameblo.jp/141413131212/entry-12831036747.html
簡単に『殺人』を考えてみる。
殺人を決意するだけの『理不尽』とは…?
例えば……『愛する人の理不尽な死』
恋人が一方的に殺され、しかもその相手が誰なのか分かっていながら…相手は何の罰も受けずに生きている。
相手を『殺して良い』ほどの『理不尽』である。
細かい状況は…とりあえず置いて、更に『良心の呵責』も無視すれば……『完全犯罪』の『殺人』の前提条件は、そんなところだろう。
その相手は…当然死ぬべき、なのに「のうのうと生きている」更に『官権の手から逃れて』いる。
『証拠』は自分しか知らない。
相手を罰する手段は……無い。
自分が相手を罰する以外『等価の法則』は成り立たない。
そう………完全犯罪を支えるのは、この
『等価の法則』である。
犯した『罪』と、受ける『罰』は『等価』であるべきだ。
なのに……相手は『罰』を受ける可能性が無い。
『死』とは、『殺された本人』には『無』でしか無い。
『死』は『遺された者』にしか、意味を持たない。
然も、遺された『私』は
『現在その為に苦しんで居る』
この苦しみは
『相手が一方的に私に与えた苦しみ』である。
この苦しみからの『解放』は相手に『等価の苦しみ』を与える事でしか為され無い。
『相手を殺すしかない』
………が、その為に自分が『罰』を受けたくは無い。
これは……『完全犯罪…殺人』しかない…な………
これが『完全犯罪殺人に至る』一つの精神の流れであろう。
勿論……『完全犯罪殺人』の理由なんかは
他に幾らでも有る………けど…
殺したいほど憎い御方に
死ぬほど………されて…生き還る
逝くは逝くでも……
すぐ…もう一度殺されたい
茹先炊(じょせんすい)