6月20日公示でスタートを切った東京都知事選は、本日7月7日(七夕)いよいよ審判の時(投票日)を迎えます。
我らがニューフェイス、石丸伸二氏は果たしてどうなるか?結果が待たれるところです。

確かに、今までの選挙のやり方だと、支援政党による「組織票」が岩盤の如く立ちはだかり、「新人、支持政党なし」では、全く話にはなりませんでした。
今回の都知事選は、ネットで見る限り「異様な盛り上がり」を見せています。まさしく、見たこともない位の人だかりと熱気です。

選挙演説に、足を運んでくれた皆さんが、きちんと投票所に行って「一票を投じてくれた」なら、かなりの健闘(票数)が期待出来ますが、果たしてどうなるでしょう。
一説によると、小池氏の支持政党含む得票数は約250万票(予想)で、蓮舫氏は150万票前後(予想)、組織力に劣る石丸氏は(せいぜい行っても)蓮舫氏手前という説もあります。

選挙は熱狂であり、時に「思いもよらない票数を」叩き出すことは十分考えられますが、それでも2位の蓮舫氏ととんとんならば、1位の小池氏は遙かに遠い彼方ということになります。
やはり、現職都知事は強いのでしょうか?

支援政党の組織票は、とてつもなく「大きな壁」であり、普段の選挙活動では全く予測出来ない、ステルス効果です。もはや、「政策が善いとか悪いとか」の問題ではないのです。
大部分の、組織に所属する者たちは、「上からの命令、あるいは動員」により、ロボットの如く動くだけです。

石丸氏は、長く日本の政治活動において行われて来た、(既製の)選挙システムに「断固ノー」を示すため、「特定政党からの支持なし」を貫き選挙活動を行ってきました。
その行為はまさに、玉砕覚悟で敵陣に突撃していく、ある意味無謀な闘い方に見えます。・・・信念を貫き通すということは、(ある意味)無謀と背中合わせなのです。

彼は、無残にも「組織票の岩盤」の前に、跳ね返されて玉砕で終わってしまうのでしょうか?
みじめに砕け散った石丸氏の姿を見たくはありませんが、現実はとても「厳しいもの」があると想像出来ます。

石丸氏が得票数で、トップ当選を果たし東京都知事になる確率は、「針の穴を通すくらい」難しいものでしょう。やはり、ネット世界とリアル世界は違うのでしょうか?
このままでは、小池百合子氏の「やりたい放題」(の政治)が続くように思えてなりません。ここで、「ストップ小池」を成し遂げないと、彼女はこの先も盤石の政治体制を敷くことになります。

私たち、石丸応援団の期待は高まるばかりですが、組織票を跳ね返す位の得票を(石丸氏は)獲得することが出来るのでしょうか?
この辺りは、期待値だけでは解決出来ないリアルな問題と言えます。

都知事選の開票作業が始まって、午後8時すぐに「小池氏当確」(ゼロ打ち)を見るくらい残念・無念なことはありません。あと一歩、及ばなかった。あるいは、「2番では駄目なのですか」では、全く話にならないのです。
・・・開票は、目前に迫っています。期待して、推移を見守りたいと思います。