今から、20年程前に「米と乳製品を海外に援助した大臣」がいましたが、その人はもういなくなっています。=故中川昭一氏のことを、暗に語っているようです。
そう言えば、彼(中川氏)は国際会議での「酩酊会見」が有名ですが、両隣に居た日銀総裁も大蔵省幹部も「ひら―っ」とした態度を取っていたのが印象に残っています。(当時彼は、)「完全に嵌められた」ことは間違いありません。最も、細部は不明です・・・。

話は変わり、大豆は「日本の伝統食品」の原料ですが、今や自給率は6%程しかありません。アメリカは、沢山大豆を作っていますが、その殆どは「遺伝子組み換え」技術で出来たものです。
また、(アメリカの大豆は)除草剤をいくらかけても「枯れない大豆」になっており、「ラウンドアップ」の危険性が叫ばれています。
※参考動画=米国モンサント裁判で除草剤ラウンドアップの発がん性が認められ世界中が規制!

日本では、2012年頃から「遺伝子組み換え」の企業から、「表示をやめろ」と圧力がかかり、一切表示しなくなりました。私たちは、一体何を食べさせられているのでしょう。
いまや日本では、「ゲノム編集」の野菜などを、障害者施設や小学校などで先行的に食べさせています。
少し前に取り上げた、「新型コロナmRNAワクチンの推進」と同じで、日本は世界に先駆け先進的に「それらを推進しているという現実」を学ばなければいけません。(まさに、亡国への道です。)

種(たね)に関しては、従来型の種に予算は付けないが、ゲノム編集の物には予算を付けるという現実があります。・・・政府は、日本人の健康を何だと思っているのでしょう。
この様な観点で考えると、今回取り上げた「ローカルフード法案」は意味のあるものであるということを理解出来るのですが、問題はアメリカの圧力に抵抗し、無事に「法案として成立するか」という心配です。もし成立したら、(ある意味で)画期的な出来事になることでしょう。

記事(その2)で紹介した動画で鈴木氏は、「政策的に、これ以上やったら日本は終わる。(この局面で)ストップをかける政治家はいないのか?」と言います。
「日本を守るために、死ぬ覚悟で国を守る」、その位の気持ちを持った人間が政治家になって欲しいと語るのです。

また、現在の日本では表面に出て来ていませんが、アメリカ資本は基本的に日本の「農協」を潰したいと考えているようです。いま、「農林中央金庫」の巨額損失事件が話題になっていますが、この件はまた別の記事で取り上げたいと考えています。

最後に、週刊クライテリオン 藤井聡のあるがままラジオ(KBS京都ラジオ)で、「種苗法改正の真実、なぜ賛成派が間違っているのか?|法律の中身をちゃんと見ろ!」についてス少し書きます。
その中で、「種苗法の改正」は日本の「いちご・ぶどう」などを保護するために作られたとされますが、その裏で「外資を守る法律になっている」と語っています。

何より、「規制している日本の法律をなくする」ということであり、外資はやりたい放題。儲けたい放題の法律を日本の政治家に作らせ、新たなビジネスモデルを構築していると言います。
遺伝子組み換え飼料を作り、それを使うと「土がぼろぼろになる」・・・そんな物が、人間の身体に良いはずはありません。

近年になり「世界のグローバル化」が進みました。確かに便利になった面もあるかも知れませんが、日本では少なくても、歴史ある「瑞穂の国」が消滅に向かっており、それに伴い日本人の心も失われようとしているのです。
(終わり)