信じられないニュースが入ってきました。及川幸久氏のXニュースによると、最近、「米国がウクライナに対してロシア本土へのミサイル攻撃を許可した」という情報が日本でも伝えられていますが、その攻撃をきっかけにいよいよハルマゲドン=世界最終戦争が起こる怖れがあるという話です。

話の始まりは、6月4日付けスコット・リッター氏パスポ―ト剥奪事件で報道されたように、6月1日ロシアのサンクトペテルブルクで開催予定の国際経済フォーラム(サミット)に参加するため、(米国発)航空機に搭乗しようとしていたスコット氏が、国務省から依頼された捜査官から出国を止められ、パスポートを取り上げられるという事件が発生したことです。

スコット・リッター氏は、元国連兵器検査官で最も注目されている軍事評論家です。彼は、「アメリカがウクライナに対して、ロシア本土へのミサイル攻撃を許可した行為は、狂った決断でありこのまま進むと、アメリカ対ロシアの核戦争に繋がる」と警告を発しています。

何で、アメリカがロシアと核戦争になるのか・・・今までは、アメリカ・NATO対ロシアの代理戦争であったが、(戦争のステージが変わったのだ)と及川幸久氏は語ります。
この話に登場する人物は4人です。アメリカのバイデン大統領・イギリスのスナク首相・フランスのマクロン大統領・ドイツのショルツ首相です。

この4人が、ロシア領土への攻撃を許可したことにより、「米露核戦争の可能性が高まった」とスコット・リッター氏始め何人かの専門家が警告を発しているのです。
今回は、スコット・リッター氏の発言を主に取り上げます。・・・つい最近、アメリカはウクライナに対してアメリカ製のミサイルでロシア領土内を攻撃することを許可した。これが大きな状況の変化です。

今までは、他のNATO諸国がNATO諸国の武器でロシアを攻撃することを容認する方向に向かっていたが、それをアメリカは強行に反対していました。
反対の理由は、核大国であるロシアが何をするか分からないという懸念からでした。しかし最近、その政策を大幅に変更したというのです。

ウクライナ軍は、自分たちでロシアを攻撃できないので、NATO諸国に行って武器を受け取り・訓練を受ける、これで今までは、武器を渡した国は「ロシアから合法的な標的にはならない」で済んでいました。
しかし今後、米国・NATOのミサイルがロシア領土内に飛来し爆発すれば事態は一変、ミサイルを撃っているのはウクライナでも、アメリカ製・イギリス製・フランス製・ドイツ製の武器であり、それを許可しているのはアメリカ・イギリス・フランス・ドイツそれぞれの国ということになります。

例えば、フランスのミサイルがロシアを攻撃したら、それはフランスがロシアを攻撃したことと同じことになる。・・・ウクライナには、フランス製ミサイルを事前にプログラムする能力がないので、実際に発射するには全てのオペレーションをフランスが実質的に行っているのです。

その事実を、ロシアは勿論知っています。だから、プーチン氏は「もし西側が、ロシア攻撃を承認しウクライナが実際に攻撃したら、ウクライナの自衛目的の攻撃ではなく、それは「NATOによるロシア攻撃とみなす。」という話になるのです。

それは、今の今にでも行われる可能性がある事態であり、(もし)そうなったらプーチン氏はこの攻撃に対して、「ウクライナにロシアの攻撃を許可した国に報復攻撃する」とはっきり述べています。

NATOは、(NATO第5条で)集団的自衛権をもっているが、今回の場合攻撃したのはNATOではなく米・英・仏・独の個別の国だからその定義には当てはまらない。・・・すなわち、NATO第5条は発動しない=ロシアは、攻撃を許可した国をピンポイントで報復攻撃する(スコット・リッター氏の解説による・・・)

もし、万一NATO全体がロシアを攻撃すれば、「ロシアの報復攻撃は核攻撃になる}(メドベージェフ氏ロシア前大統領)と明言している=核戦争に(まっしぐらに)進むことになるということです。

ロシアへのミサイル攻撃は、やがてハルマゲドン=世界最終戦争に繋がる怖れがあるのです。
<詳しくは動画で学んで下さい。>

問題は、日本のメディアでは全くこれを報道しないということです。国民は、「今世界で何が起こっているのか。」全く知らされず、分からないという状態にあるのです。