諏訪バッティングセンターのNさんのブログを読んで“これはタイヤチェーン無しには走れないだろう”と思ったので何年か前に買っておいたのをひっぱりだして試しに巻いてみた。
十数年前になると思うがカーデーラーでチェーンを巻く講習会があって、私がはるか昔東北を走っていた経験者としてオブザーバーとして招かれて、その腕前を披露して以来のことなのだ。
その時に時間を測られたので、今度も同じ状態で測ってみた。
チェーンを地面に置いた状態でボンネットの上の時計を写してから作業に入って、巻き終わったところで又時計を写した。
実際に走る時はこの状態で数分間走ったのちゴムバンドを掛け直すのだ。
カーデーラーでやった時は“55秒”で“さすがーっ”と見ていた人たちから拍手をもらったのだったが、その時のチェーンは普通の丸棒のチェーンだったので掴んだ瞬間に裏表が判ってスグ巻きに入れたのだが、今回のはやや四角い断面のチェーンで裏表がわかりにくく手間取ったことと、ゴムバンドがきつくてフックを掛けるのに手間取ってしまったからなのだ。
チェーンの裏表というのは知らない人の為に言っておくと、縦のチェーンと横のチェーンのつなぎの部分が“折り返しの部分が無いのが表”で、これをタイヤ側にせねばならないのだ。
さもないと裏側にして折り返しの部分をタイヤ側にしてしまうと、こすれてタイヤを傷めてしまうからだ。
結果的には八ヶ岳麓のUさんのお宅のスタンドがこういう状態で一番の雪で、諏訪バッティングセンターまでは路面には雪が無かったのでチェーンを巻くことから免れたわけだ。
ま、“備えあれば憂い無し”ということだ。