先日70代女性が線維筋痛症でお腹が張ってしんどいとご相談がありました。
線維筋痛症とは、関節や筋肉、腱など全身にわたり慢性的な激しい痛みが生じる病気で、比較的中高年の女性に多いようです。
そのためかなりのストレスがかかり、不眠やうつ状態になってしまわれる方もおられるほど辛い病気です。
しかし、確たる治療法がないため中々治るということはないようです。
この病気に対して治療をされているのが「永田勝太郎先生」です。
原因は若い時激しい運動をしていた
ダイエットをしてはリバウンドを繰り返す
若い時低血圧
ドカ食いをする
あまり食べないなど色々あります。
これらの原因は血糖値の乱高下です。
糖尿病は高血糖が原因ですが、この病気は低血糖が原因の一つともいわれています。
ご相談の女性は、食べる量が少ないので常に低血糖状態にあり、腸の運動力が低下。
栄養不足で腸内細菌が発酵して大腸を膨化、横隔膜をガスが圧迫するため、常にお腹が張った状態になったと考えられます。
ですので、漢方処方と1日6回に分けてちょこちょこ食べるようにして頂くよう指導させて頂きました。
1週間ほどでお腹の張りは改善されてきたようです。
まずは3ヶ月続けて様子をみて頂くことになりました。
線維筋痛症でお悩みの方はまずは食生活を見直してみて下さい。
メール info@suyama-hokendrug.jp