こんにちは!
しろこです![]()
![]()
前回のブログ…
昨日の放課後児童クラブの帰り、
ヒータが急にこんなことを言いました。
「お母さん、
もしも赤ちゃんの時の写真をみんなに笑われたらお母さんならどうする?」
「え?どういう意味?」
「一年生の時、勉強で赤ちゃんの時の写真を持っていったでしょ?
例えばそれをみんなに笑われたらどう思う?」
ヒータが一年生の時、
国語の授業で動物の赤ちゃんが
どのようにして大きくなっていくのか
という授業があり、
その一環で
生まれた時の写真、
2歳くらいの写真、
5歳くらいの写真を持っていき
その時々の自分自身の成長を調べる、
というものがありました。
その時、
生まれた直後の
真っ黒いお猿さんのような
泣き顔のヒータの写真を持っていきました。
流産や不妊治療を経験した上の
初めての赤ちゃん。
妊娠中、羊水が少ないと言われ続け、
生まれてくるその日まで
また流産してしまったらどうしよう…
と毎日不安な日々を過ごしました。
陣痛の痛みの中
子宮口が開かないうちに
お腹の中で赤ちゃんの心拍が弱くなっている
と聞かされ、
帝王切開でもいいので
赤ちゃんを無事に出してください!
と先生にお願いしたのを思い出します。
その時先生は、
むやみに帝王切開してしまっても、
後が大変だから…
とはいえ心拍が弱いから心配だなぁー…
としばらく考え、
じゃあ帝王切開の準備はしますが、
出産前に鉗子分娩を試させてください!
とおっしゃいました。
わたしも素人なので
はっきりわからないのですが、
鉗子分娩とは、
大きなトングみたいなもので
赤ちゃんの頭を掴み、
引っ張り出すのだそうです。
手術室に運ばれ、
麻酔をしてもらい、
陣痛の痛みが消えて
先生が「じゃあ今から帝王切開を始めます。
その前に鉗子分娩をやってみます。」
とおっしゃいました。
その数分後、
先生方が
「え!!すごい!!
わぁー!!!」と
大歓声をあげました。
わたしは麻酔が効いているので
何が起こったのか全くわかりません。
と、その直後
うぎゃー
というなんともか弱い産声が…
「え?産まれました?」
先生方「はい!
すごい!鉗子分娩で産まれましたよ!
奇跡の無痛分娩でしたね!」
本当にすごい!初めて見ました!」
と先生方が興奮されていました笑
手術室のベッドの上で
初めて見させてもらった赤ちゃんは
もう壊れてしまいそうで
我が子にもかかわらず看護師さんに
「触ってもいいんですか?」
と聞いたほどでした。
その時、
ヒータの目の上に鉗子分娩でついた
傷が残っており、
何ヶ月か後には傷は消えたものの、
ヒータに出産時の話をするときは、
「お母さんのお腹を切らなくていいように、
ヒータが守ってくれたヒーローの傷だよ。」
と伝えていました。
生まれて20分後、
夫が取ってくれた写真が
その泣いている写真です。
わたしはヒータに聞きました。
「みんなが笑ったっていうのは、
かわいいねーって笑ったのかな?」
「違うよ。
変だなって笑ったの。
女の子は笑ってないけど、
クラスの男の子はみんな笑ったんだよ。
僕そのときすごく悲しかったんだ。
お母さんはどう思う?」
胸がぎゅっと締め付けられるような気がしました。
「お母さんにとっては
ヒータが生まれたあの瞬間は奇跡だよ。
お母さんには一番幸せな時間だよ。
だから、あのかわいい泣き顔が
かわいいって思えないなら
みんなはかわいそうだなーって思うよ。
だけど、ヒータはなんで今、
一年生の時のことを思い出したの?」
「僕は一年生の時は言葉が上手に言えなくて、どうして言ったらいいかわからなかったんだけど、三年生になったからちゃんとお母さんに話せるようになったんだよ。」
「そうかそうか。
話してくれてありがとう。」
「それに、お母さんにはあんまり悲しい話をしたくなかったんだ。
お母さんも悲しくなっちゃうと嫌だからね。」
「そうなんだね。
でも、家族だから悲しい気持ちも嬉しい気持ちもみんなで分かればいいんだよ。
困ってることや悲しいことは、
どうしたらいいかみんなでナイスアイデアを考えようね。
ところで、
みんなはヒータがヒーローだって話を知らないんじゃないかな?
それで勘違いして笑ったんじゃないかな?」
「あ!そうだ!
僕がお母さんを守った話をしてなかった!
なんだ!それでみんな勘違いしたんだね。」
「そうだよ〜
ヒータのお陰でお母さんは
お腹を切らずに済んだんだからさ!
助かったよ!
命をかけて
お母さんを守ってくれてありがとうね。」
ヒータは得意げに嬉しそうに
ニコニコ笑っていました。
相手に悪意がないのに
ネガティブに捉えてしまうことは
わたしもよくあります。
クラスメイトも他意はなく、
ただお猿さんみたいな赤ちゃんをみて、
あははと笑っただけでしょう。
言葉の受け取り方や、
気持ちの受け流し方が
うまく出来ず、
無意味に傷ついてしまうことは
とても辛いことです。
ヒータの話ぶりはまるで、
今日体験した出来事のようでした。
2年前の事をこんなにも鮮明に
覚えているなんて…
もしかしたら何度も何度も
フラッシュバックしていたのかも知れません。
確かに知らない人が見たら
笑っちゃうかもだけど、
わたしにはヒーローです![]()
![]()
![]()

