自閉症スペクトラムを持つ成人女性のひまわりと申します。これからも、『私のスペクちゃん。』シリーズのブログを書くことにしました。

私のブログは、基本的には一話完結型のブログ形式なので、まずはこれで様子を見ます。取り扱うテーマによっては、書く時のしんどさ(労力)が結構変わるので、自分の体調を考慮しながら書いていきたいです。

さて、久しぶりのブログのテーマは『眼鏡』。実は私、今年になって眼鏡を買い換えました。もともと視力が悪いので昔から眼鏡をかけておりますが、去年の職場の健康診断の結果に「視力がものすごく下がっているので、眼科を受診してください」と書かれまして。。。まあ、仕事でパソコンを使う頻度が多いので、それでかなり視力が落ちたんだと思います。

「うーん…視力が相当悪くなって、どうしたらいいんだろう??今の仕事は続けたいけどなあ…」と職場の同僚に相談をしてみると、眼鏡のレンズを、ブルーライトカットレンズに変えることができるというのを教わりました。よくスマホとかパソコンとかから出てくる「ブルーライト」というのは、目に悪いという話を聞いたことがある。その「ブルーライト」を眼鏡でカットしてくれるなら、いいかも!!と思い、眼鏡を買い換えることを決めました。(パソコンを使う頻度が多いので、ブルーライトを浴びないようにすれば目の疲れもたまらずに済むと思って)

私は眼鏡を買い換えるための処方箋を作ってもらうために、まずは眼科にて検査を受けることにしました。眼科での検査は、何回か行くからその要領は何となくは分かるのですが、何回やっても苦手なものが私にはあります。
それは、眼圧検査。眼圧検査の受け方は、機械に顎を乗せるところがあってそこに自分の顎を乗せ、目は開いた状態で空気を瞬間的にバッと入れる感じです。(※あくまでも、個人の感想が含まれています。)

私は、この目に異物を入れる感じが非常に怖くて。目に空気が入るから痛くないのでは、と思う方もいるかもしれませんが、(思っていても良いですが)私からすると、目に異物が入った感触(かなり強い風で目が潰されてしまいそうだと錯覚してしまう)と認識して目が開かなくなるくらいです。(あと、顎がちゃんと乗せられなくなります。)

眼科の先生方にサポートをしてもらえたことで、そのあとは何とか無事に眼圧検査を終えて処方箋をもらって新しい眼鏡を作ってもらえました。ブルーライトカットレンズの眼鏡は、非常に楽です!!目の疲労度が全然違~う!!眼鏡の方は安心~!!

話はものすごく変わってしまいますが、私の感覚過敏の特性がよくない方向に働いてしまう場面は、私にとってきついなと感じています。何故なら、病院の検査や診察、治療が全然できなくなってしまうこともあるからです。(先ほどの、眼圧検査のこともそうです。)
私は聴覚過敏があると何回かブログに書いておりますが、痛覚も過敏になる場合があります。実際に、私が発熱をしていた時に病院でインフルエンザの検査を受けようとしたのですが、まさか鼻に綿棒を強く入れて検査をするとは思わず、痛すぎて泣いてパニック状態に。この時の看護師さんに、パニック状態になって迷惑をかけていることが申し訳なくてインフルエンザの検査を中止にしてもらうようにお願いをしました。あの時の看護師さん、本当にすみませんでした。(そのあとは、何とかお医者さんに診断書を書いてもらいました)


私の痛覚が過敏になる場面は、病院の検査や治療の時という傾向のような気がします。しかも、病院の検査や治療をしている最中に、病院で味わった初めての検査や治療での痛覚が鮮明によみがえることもあるので、そこから「病院の検査や治療で、自分の身体に傷ができたら、尋常じゃない痛みが走ったらどうしよう…!?」と不安感が増幅されていきます。おそらく、私はこの悪循環でパニック状態に陥ってしまうのだと思います。
感覚過敏で、自閉症スペクトラムの当事者として病院での検査や治療は、これからどうしていけばいいのかが分からないのですが…一つ思いついたのは、これから病院に行く機会があれば、お医者さんに「私は、痛覚が他の人よりも過敏になりやすい」と伝えられるのであれば伝えてみるとか?そしたら、事前に何も言わないよりかはマシなのかな?手探り状態ではありますが。

感覚過敏とストレスが一緒にきてしんどくなっている今の私が、日々の生活の中でどうやって心穏やかに過ごせようになるか、いつになれば感覚過敏とストレスのダブルコンボのしんどい日々が終わるのかが見えない状態です。感覚がただ単に過敏になるだけじゃなくて、日常生活を送るのに敏感な五感アンテナなんて周りの色々なものを拾い過ぎちゃうからつらい。色々なものを拾い過ぎて、その度に嫌な記憶を思い出すことも増えた。そこから、数珠繋ぎでネガティブが身体の中で駆け巡ってしんどい。…だけど、いつかこの経験が私の人生のどこかのタイミングで活かせそうな気もする。というか、活かしたい。どうやって、この時期を過ごそうかな。一人で抱え込むことだけはしないでおくことに決めた。