跳ねる音
手拍子だけでいい
目を閉じて
次はどこだ
力のうねり
爆発に耐えて
飼い慣らせ
踊れ
踊れ
ぶつけたら
反発を踏みしめて
ねじ伏せるんじゃない
導くだけ
踊れ
踊れ
どうしようもない夜に
月は白磁
透かされぬよう
濃紺に溶けて
馴れ合いならいつもの事さ
そうして迎える朝に
少しずつ曖昧になっていくもの
その手を掴みたかったはずなのに
どれでもよくなったのはいつからか
どうしようもない夜に
赤い口から流れる群青
陽気な唄が
此処を黒く染め上げる
馴れ合いならいつもの事さ
子供の振りして近づいて
治りかけた顔を剥がしあう
白磁の月
生きることの無い時間
そうだったね
繋がってなどいなかった糸を手繰り寄せ
何とか繋げた愛だから
いつ解けてもおかしくなどなかった
初めから一つだったかのように
何の不安もなく手離していられたのは
ただ
見ようとしなかったからだろう
信頼を言い訳にして互いを置き去りにした僕ら
きっと大丈夫って
振り返ることすらしなかった