抱き締めて
深いところに火をつけて
紡ぎ出される言葉の先に
息も出来ない程の…
さぁ
深呼吸をしたなら
堕ちる準備をして
そろそろ陽が沈む
出来ないなんて言わずに
聴いてくれたら解る
この唄が夜を透かしてしまう理由が
いつ奪いに来てくれるのか
夜明けから始まる謎を
もうずっと解いているんだよ
何度も声に出してみればいい
僕の名前を上手に呼べるまで
誰も知らないところで
また熱は上がるのさ
黒猫の気まぐれに君を想う
乱暴にしたい愛情
すり寄る隙に爪をたて
赦されるのは当たり前って顔をして
僕はいつまで従順を演じるのか
愛しいのに憎たらしい
見透かしたように細める目
君の僕は本当に本当の僕かしら
強く触れられない
だけど
壊したい
乱暴な愛情
愛してる
嫌いだよ
言いかけて
呑み込む
愛ではないのなら
僕は
もう
雪の降る景色を
少しの乱れも無くなぞる
確信めいた気持ちを抱いて
守られた秘密に凍える