むかし、むかし。
それこそ、30年ほど前のこと。

小さな坊やが外から帰ると、決まってお母さんに野の花を摘んで持って帰っていました。

お母さんは、小さな花をこれまた小さなガラスのグラスにお水を満たして、飾っていました。

坊やのお家は、焼き物屋さん。

それなのに、ガラスの器に入れるのはもったいない。

お母さんは、坊やがお昼寝をする時間になると、少しずつ少しずつろくろをひく練習をしました。



おじいさんや職人のおじさんたちが、ああ、これはこうした方がいいよとか、ああした方がいいかもよ、と優しく教えてくれました。



不器用なお母さんは、いつしか小さな野花挿しを作れるようになりたいと、3日に一回、1週間に一回と練習するのでした。 
 
そして、初めて作った野花挿し。

それは小さくて、ヨレヨレな形でしたが、水を入れてすみれの花を入れると、とてもイキイキして見えました。


それから、ずっとお母さんは鬼嫁と呼ばれるようになるまで、今も小さな野花挿しを作っています。

卒業した高校である修猷館の新聞に載せていただきました。
 
主人の制作した茶入の写真と共に、髙取焼宗家の女将として紹介してもらっています。

大変光栄です。

有難うございます!

#修猷館
#焼物
#陶器
#高取焼
#髙取焼宗家
#artist

この度は、たくさんの方々にお越しいただきましてありがとうございました。
昨日、無事に展示会を終了いたしました。

陶器と染織。
二つの分野をともに展示するという初の試みは、自分にとって、大いに学びとなりました。

皆様本当にありがとうございました❣️

今年も引き続き何卒宜しくお願い申し上げます。