グクがワインに氷を入れて飲んでいたあの日のWラで使用していたマグが
VBC casa というイタリアのブランドだとか✨
テテがインスタでついこの間上げた、お友達との会食で使っていた食器も、どーやら同じブランドらしいと・・💙❤️

調べたら色んなシリーズがあるみたい
私のお友達も揃えたいって😁
でね・・・
なんと
もうさ、鳥肌だったよ🙀
たまたまだけど、私の物語のキム公爵が思い浮かんだから✨✨✨
なんか嬉しくなっちゃってね💕←基本単純なんで🤣
ではまもなく物語に入ります😊
前回のお話
【練習試合の日】
国王が所領する広大なロイヤル・ファームという御料地で、ポロの練習試合が行われる
テヒョンとジョングクはそれぞれ準備や身支度を整えると、馬車でその御料地に向かった
外は天気に恵まれて、とても気持ちのいい風が吹いていた
馬車はメインストリートを順調に走っていたが、目的地に近付いた頃、大渋滞に遭遇した
順調に走っていた馬車は、ゆるゆる走るようになり、とうとう止まってしまったので、同乗している従僕が扉を開けて外を見た
「テヒョン様、どうやらこの先はかなり渋滞しているようです」
従僕の言葉を聞いて
「珍しいな、この場所がこんなに馬車で混雑するとは」
テヒョンがそうつぶやく
「お時間に間に合わなくなりますといけません。わたくしが見て参ります」
従僕がそう言って馬車を降りると、足早に渋滞している先へ向かう
しばらくすると従僕が戻って来た
御者に何やら指示を出して馬車の中に乗り込んだ
「テヒョン様、ここはもう進む目処が立ちませんので、これから裏口の専用通路に回りまして、そちらからロイヤル・ファームに入ります。」
テヒョンを乗せた馬車は、その場で向きを変えると、もと来た方向へ暫く走る
それからメインストリートを外れて、裏口へ回った
裏口は許可をもらっている馬車しか通行が出来なくなっている
勿論、キム公爵家の紋章が入ったテヒョンの馬車はすんなり裏門を通された
裏口から入った馬車はそのままファームハウス(国王の休息用の館)の玄関先まで来ると、テヒョンと従僕を下ろした
ファームハウスの玄関前では、国王直属の職員がテヒョンを迎える
「お疲れ様でございます、キム公爵。お部屋にご案内致します」
テヒョンは従僕を伴ってファームハウスの中へ入っていった
テヒョンが部屋に案内され、練習用の服装に着替えて休んでいると、部屋をノックする音がした
従僕が扉を開けるとジョングクが自身の従僕と共に立っていた
「おはようございます。チョン・ジョングクです。テヒョン様が到着されたと伺いましてご挨拶に参りました」
「これはチョン伯爵。どうぞ中へお入り下さい」
テヒョンの従僕に促されて、ジョングクは部屋に入る
「やあ、ジョングク。相変わらず固苦しい挨拶は変わらないなぁ」
テヒョンがソファに足を組みながら座っていて、からかうように言った
「いいえ、公爵としての貴方様に敬意を表するご挨拶でございます」
ジョングクはそう返しながら、右手を胸の前に当て、深々とお辞儀をしながら笑う
「ハハハ、、まぁ座って。」
テヒョンも笑い、ジョングクを自分の隣へ座るよう促した
ジョングクはテヒョンと握手を交わし、隣に座る
「ところでテヒョン様、馬車の渋滞に遇われましたか?」
「ああ、僕は何度かここを訪ねたことがあるんだが、こんなことは初めてだ」
「どうやら、今日の練習試合の見学者達の馬車だそうですよ」
ジョングクは苦笑いをしながら言った
「は?たかが練習試合だぞ」
テヒョンは驚いた、、というより呆れた声を出した
そこへ国王の侍従の一人がやって来た
「国王陛下のご到着でございます」
テヒョンとジョングクは、その知らせを受けてすぐに控えの間まで移動した
テヒョンとジョングクが控えの間に入ると、もう一人のチーム・クレッセントのメンバーと、今日の練習試合に参加する地元のポロチームが数チーム揃っていて、ザワザワとしていたが、控えの間に入って来たテヒョンとジョングクの姿を見ると、皆がお辞儀をして迎えた
その時、ジョングクが立場をわきまえようと、皆のいる方へ行こうとしたのをテヒョンが止めた
そしてジョングクの耳元で
「君はもうどんな私的行事や公式行事の場であっても、いつも僕の隣にいていい立場なんだよ」
そう言って頷いてみせた
テヒョンが言った言葉は【側近】を意味している
王族と例えどんなに親しい親交があっても、公式の面前では隣に並ぶことは出来なかった
しかし、許された場合には並び立つ事が出来たのだ
それを【側近】と呼んだ
国王の場合は公式に御側付きの任命式があるのだが、王族の場合はわざわざ公表する必要もなく、特定の人物が王族のお側近くに並んだ段階で【側近】であると認知された
ジョングクは今回の練習試合の場で、『チョン伯爵はキム公爵の【側近】である』と認知されることになる
今後は人伝に社交界全体に認知されることになるだろう
「皆様方、国王陛下のおなりでございます」
侍従が控えの間に通る声で知らせを発する
控えの間の扉が開くと、練習服姿の国王が入って来た
皆が深々とお辞儀をする中を上座まで来ると、挨拶をした
「皆が元気な姿を見せてくれて嬉しく思う。今日は来週に控えたポロのチャリティー試合の練習試合だが、親睦を兼ねて大いに楽しんで、そして大きな怪我が無いよう励まれよ」
国王の挨拶を受けて、皆が練習試合の場所に向かう
控えの間から人が出ていく中、国王がテヒョンとジョングクと握手を交わす
「二人共熱心に練習に励んでくれていたみたいだな。ギャラリーが賑わっていた事も聞いている。今日のあの大渋滞もお前たち二人を目当てにした者達らしいからな」
国王はそう言って笑う
「冗談ではありませんよ、、陛下」
テヒョンがうんざりしたように言う
「よいではないか。こちらの目的はチャリティーなのだから、応援者が多いほど助かるというものだ。チョン伯爵もテヒョンの側近となったようだし、二人が公認ともなれば御婦人方もさぞかし喜ぶだろう。良い宣伝効果だぞ、本番の日にはさぞかし沢山の効果が上がるだろう、のう?チョン伯爵」
国王は笑いながらジョングクの肩を叩いた
「では我々も参るぞ。あ、我がチームのもう一人のメンバーに、お前たち二人を紹介せねばな。ではまた後でな」
国王はテヒョンとジョングクにそう言うと、国王を待っていた地元のポロチームの監督達と談笑しなから控えの間を出て行った
「まったく、相変わらず陛下はお気楽なことを・・・」
「ですが、陛下は本心ではテヒョン様が騒がれる事を嫌っているのを分かっておいでのようですよね」
「うん、わざとからかいのネタにされるけどね」
「しかし、陛下はいざとなれば守ってくださるような安心感を感じられます」
「だろう?、、しかし、ジョングクは人を見る目が鋭いな。確かに陛下は君の言う通りのお人だ」
テヒョンは自分のいとこでもあり、親友でもある国王のこの飄々とした性格が好きだった
小さい頃は本当の弟のように可愛がってもらっていたが、国王になってからは公務が多忙で、なかなか会うこともままならなかった
だがテヒョンの大事な時には鋭くも愛溢れるアドバイスをくれる、名実ともに頼もしい【国王】だった
【チームメイトのジョンソン男爵】
外に出ると既に馬が沢山馬留に繋がれていて、テヒョンとジョングクが用意した、ポロ競技用の馬もその中で待機していた
このポロという競技の試合は7分間の《チャカ》というもので区切られていて、1試合6回のチャカで構成されている
1人の選手が1頭の馬を連続して2つのチャカで乗る事は出来ないので、1人最低でも4頭の馬を準備しなければならない
しかし今回は練習試合ということで、1試合2回でのチャカが予定されていた
その為テヒョンとジョングクは、馬をそれぞれ2頭用意した
【このポロで乗る馬は、ポロポニーと呼ばれる専用の馬で、タテガミはカットされ、尾っぽも可愛く編み込まれている】
練習試合の会場として使われる、このロイヤル・ファームは、普段は国王や王族の静養や保養として利用されている施設で、ファームというだけあって、国王管轄の元で、乳牛の飼育や農産物の生産も行われていた
宮廷からも近いので、国王は常日頃頻繁に利用していた
実際に練習試合の場所になる所は、広大な芝生が植えられた放牧地の1つだった
今回の練習試合の見学者達の為に、この放牧地の周りには、大きなリボンで仕切り柵が作られていて、既に沢山の見学者が集まっていた
あまりの人出の多さに、練習試合の参加者達が皆面食らい、騒然としていた
「練習試合だというのに、今日のギャラリーは凄い人ですな、、今までの本試合でもこれだけの人数がいたかどうか・・・」
みな口々に驚きの声を上げている
テヒョンとジョングクは、見学者達からの視線に触れないように、わざと参加者達の陰に隠れるところに回避していた
二人共練習試合が始まる前から、キャーキャー言われるのには耐え難いものがあると思っていたのだ
そこへ国王がクレッセントのもう一人のメンバーを連れて来る
「おお、ここにおったか探したぞ」
テヒョンとジョングクが、国王の声の方へ向き直る
「テヒョン、チョン伯爵、我がクレッセントの精鋭メンバーを紹介しよう」
国王は自分の後ろに控えていた人物を前へ出るように促した
そのメンバーの一人は、背筋をスッと伸ばし、テヒョンとジョングクの前に立った
見るからに軍人に相応しい筋肉質な体格だったが、しかし近衛兵らしく端正な顔立ちの青年だった
綺麗な鼻筋ラインに、まだまだ少年の名残のままのクリッとした茶色の瞳、ダークプラウンの長い髪はゆるく流れるウェーブがかかっていて、黒いビロードのリボンで縛ってあった
「私の近衛騎兵連隊の一人、トーマス・ジョンソン男爵だ」
紹介をされてトーマス・ジョンソン男爵はテヒョンとジョングクに、近衛兵らしいお辞儀をした
「初めまして、ジョンソン男爵。キム・テヒョンです。宜しく」
「キム公爵にお目にかかれて大変光栄でございます。この度殿下とお仲間になれると聞いて、待ち遠しく思っておりました」
「初めまして、ジョンソン男爵。私はチョン・ジョングクです。どうぞ宜しく」
「チョン伯爵、宜しくお願いします。今回お二人とご一緒出来るなんて、ホントに夢のようでございます」
ジョンソン男爵は、終始興奮気味でテヒョンとジョングク二人と挨拶を交わした
どうやら二人の人気は、貴婦人達ばかりではないようだ
「本日はお二人をお目当てに見学に来ている方々がとても多いので、わたくしがキッチリ護衛致しますゆえ、ご安心下さい!!」
ジョンソン男爵は、背筋をビシッと伸ばすと、右足の踵を鳴らして敬礼をした
テヒョンとジョングクは、ジョンソン男爵の勇ましさに、思わず笑ってしまった
するとジョンソン男爵も二人につられて、ニコニコ笑顔になる
このジョンソン男爵は、いささか熱の入れようが練習試合より、テヒョンとジョングクの護衛の方に向いてしまっている感じがしたが、しかし憎めない人柄と、屈託のない笑顔に、テヒョンとジョングクは好ましさを感じた
「ジョンソン男爵、今日はポロの方へ気合を入れてくれよ」
国王も笑いながらジョンソン男爵の背中をポンと叩いた
「お任せ下さい陛下!」
空気を読まないジョンソン男爵に3人は笑った
「陛下、キム公爵、チョン伯爵、私めがご案内致します」
ジョンソン男爵は、1人飛び抜けて気合いが入ったようで、そう3人に声をかけると国王とテヒョンとジョングクの少し前の端に寄って先導した
チーム・クレッセントの姿が、会場に見えた途端に見学者のエリアから大きな歓声が上がった(ほぼ黄色い歓声だったが)
「今日は本当にいつも以上に歓声が凄いですね」
ジョンソン男爵が目を丸くして言う
テヒョンもジョングクも無表情を決め込んで、それぞれの馬に騎乗した
練習試合は形式にとらわれず、スタートも、対戦チームの入れ替えも2回のチャカの後ランダムに行われた
練習試合中の国王とジョンソン男爵は、ボールが自分の所に来ると、ボールラインの先に攻めて進まずに、テヒョンやジョングクにパスを送るように打った
そして、テヒョンやジョングクがボールを追いかけると、国王とジョンソン男爵は鉄壁のディフェンスに回った
テヒョンとジョングクに、ライドオフしてくる敵チームとの攻防をマンツーマンで、徹底的に経験させる為だった
時速50kmにもなる馬の速さの中で、敵が横からライドオフを仕掛けて来る
それを必死に片手で手綱を握りながら耐えて、ボールを捉えた瞬間にマレットを振る
何度も、何度もボールはテヒョンやジョングクに回るようにして、ゴールを決めさせるまで国王とジョンソン男爵はディフェンスに徹底してくれた
そのおかげで、テヒョンもジョングクもライドオフの攻めを受けてクラッシュ(落馬)の経験もしたが、ポロは馬同士のぶつかり合いもある危険を伴う競技であるので、身をもって自身の身を守る方法も取得出来た
国王もさることながら、ジョンソン男爵の運動神経が極めて良くて、テヒョンとジョングクへの競技中のサポートが、凄くうまくいっていた
テヒョンとジョングク自身もジョンソン男爵のサポートに直ぐに気付き、センスの良さに感心した
表題の画像は PIC_Lia からお借りしました





