駅のホーム端に
吹き溜まりのように枯れ葉がたまっている
一気に掃除をしてしまえば
スッキリするだろうに
そう思った
曇り空
朝から空気はホント冷たくて
手袋をしていても、指先は悴む冷たさ
ふと
枯れ葉の塊をもう一度見て
こんなことが浮かぶ
この中で眠っている
だれかがいるかもしれない
寒さを凌ぐために、冬眠をしているだれかが
生きものがそこここにいることを
日常では意識していない
だけど
すぐ近くにいるんだよね
私が見えない、小さい世界で
一生懸命動いていたかれらは
この中でスヤスヤと眠って
春が来るのをきっと待っている
だれかが
きっとこの中で眠っている


