春の雪雲 | Yoっち☆楽しくグテを綴る♡

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テテとグクの Me Myself写真集にインスピレーションを得て【群青と真紅】をブログ内で執筆中です️

私は春に生まれました

春と聞くと、冬の寒さから解放され
暖かく、キラキラしたスタートを切る季節のイメージで好きなんだけど



私が生まれた春は、まだ寒く湘南の地域でも雪が降ったそうです





子供の頃の夜



布団に入ると母はよく昔の話をしてくれました
(私が高校生になるまで、母と私は同じ部屋の二段ベッドで寝ていました。下が母で上が私)






この時の夜は
私が生まれた寒い春の話から始まりました


エピソードのひとつはこんな内容でした


ある日、母が私のオムツを風呂場で洗っていると、私の祖母である姑が母に
そんな汚ないものは外で洗いなさいと
注意をしてきたと言うのです



『飼い犬の生理のパンツは風呂場で洗っていたくせにね』



感情を込めることなく、さらっと流すように言ってはいましたが


孫より犬なのか…という付け足した言葉に、母の悔しかった思いを感じました



おばあちゃん子だった私にしてもショックな出来事ですけれど



『洗ったオムツが凍ってね
それくらいあんたが生まれた年の春は、寒かったんだよ』




この


『寒かったんだよ』


という言葉には
母が嫁いでから感じている心情が詰まっているんだと

今なら分かります


特にこの話では
姑の、自分の娘に対する扱い方への怒り
みたいなものも含まれているんです



そんな母は
父方の親戚から、やっかみも受けたみたいです

『お義理母さんは、⭕⭕ちゃんばっかりひいきして』
と母に対して言ってこられたみたいです

そりゃあ同居してるわけですから、何かと世話をしてくれる頻度は、別居している孫たちよりは多かったでしょうね


何もかもやってもらってる

そんな思い込みで見ていたとしたら
母が日頃感じているモヤモヤなんて
想像もつかないでしょう


私も
『へぇ~、優しい叔母さんだと思っていたのに、そんな事を言う人だったんだ…』と
ちょっと見方が変わりますよね

 



私の母はとても穏やかな人です
日頃逆上したり、ヒステリックに怒ったりすることがありません


しかし
母が時々布団の中でする昔話は
かなり暴露的な内容が多かったと思います


それもほとんど私が関わってる内容なので
『え!?』と思ってしまう事が多かったです


母が周囲から聞かされたという内容を聞くと
『そんなこと言われてお母さ
ん可哀想だな~』と聞き終えた瞬間は思います


でも、次の瞬間




実質的に可哀想なのは私じゃない?
そんな思いが湧いてきます

まぁ、母が話して憂さ晴らしが出来たのなら、いいんですけど



寒い冬を耐えしのぐのは
実は辛いことではありません

冬はとても寒いんだという『納得』があるからです



でも
寒い春を耐えしのぐのは辛いのです
なぜなら、本当なら、春は暖かく明るい季節の『はず』だからです
気持ちの中に、『はずなのに』という背かれた感があると納得出来ないのです

そこには違和感があります




母はきっと
私が生まれた春の季節になると、当時のことを思い出していたんでしょう



母の感じた『違和感』は
結婚してからの新たな生活の中でどうなっていったのでしょう



母は寡黙だから分からない部分が多々あります

そして、寡黙だからこそ深い部分があるのだろうと思います