私は夢から覚めた時、次第に怖くなり、鼓動はトクトク速くなった
私は違和感のある怖い夢を見ていた
違和感があるというのは、
私の心に潜む、恐ろしい部分を見せつけられたような気分で、冷や汗が出る思いだった
その夢の中の私は小学生の子供で、実際によく遊んだ実家の近所の公園にいた
そこにはアジア系で、年も夢の中の私と同じ位の外国人の男の子もいた
彼は家族とは離れて、一人で日本に来ていて、高校生のボランティアのお姉さんが時々面倒をみている、という境遇だった
私とその男の子は友達同士でもなく、一緒に遊んだり、面識があるわけでもないようだった
しかし、私は男の子が公園のベンチで横になり、眠り込んでしまうのを見ていた
熟睡していくのが見て分かった
放置すれば、死んでしまうだろうということも、認識できた
でも
私は声をかけて起こしてあげようとはしなかった
このことを他の人に知らせようともしなかった
不思議なことに、というか夢の中らしく、誰もその男の子の様子には気付いていなかった
夜になり、
朝がやって来る
私は別な場所にいて、高校生のボランティアのお姉さんが、あの男の子が帰っていないと、大人たちに訴えているのを聞いた
それを見てドキドキはしていたが、知ってるよと、申し出ようとはしなかった
すると、高校生のボランティアのお姉さんは、いつも遊びに行っているあの公園へ、探しにいくというのを聞いてヒヤヒヤした
もし、あの男の子が『死んでいる』のを発見したら、同じ時間帯に公園にいた他の子供たちを探して、あの男の子が居たことを知っていたかどうか聞くだろう
私はなぜか高校生のボランティアのお姉さんの後ろをついて行った
ついて行きながら、あの男の子が死んでいるかもしれない状況を想像した
『私が見殺しにした』かもしれない、ベンチに横たわる、あの男の子の姿を
私は公園の中に入って行く、高校生のボランティアのお姉さんの後には、さすがについて行けなかった
公園の沢山の木々は、朝日に照らされてキラキラしていた
とてもいいお天気の朝だった
夢はそこで終わり、私は目が覚めた
なんなの?なんだったの!?
夢見が悪い
ほんとに気分が悪かった
同じことも、似たようなことも経験したことなんかない、
なんであんな夢を見たんだろう