ロシア、プーチン大統領は何に追い詰められているのか[HRPニュースファイル1317]

http://hrp-newsfile.jp/2015/2110/

文/幸福実現党 世田谷区代表、HS政経塾第二期卒塾生 曽我周作

◆プーチン大統領、突然の「核戦力準備」発言

「ロシアのプーチン大統領は15日、国営テレビで放映された特別番組「クリミア、祖国への道」のインタビューで、ウクライナで昨年2月に親露のヤヌコビッチ政権が崩壊し親欧米派が政権を掌握した際、ロシアの核戦力に戦闘準備を指示していたと明らかにした。政変の危険性を強調し、一方的なクリミア編入の正当性を強調する狙いがあるとみられる。」(共同)

この衝撃的なニュースが飛び込んできたとき驚かれた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

筆者もその一人であり、プーチン大統領が何に追い詰められてそのような発言をしたのだろうかと疑問に感じました。

◆プーチン大統領の政権基盤揺らぐ?

ロシアでは2月27日に野党有力指導者、「カリスマ的な野党指導者だった」と言われるネムツォフ元第1副首相が殺害されたばかりです。

上記報道の中に「政変の危険性を強調し」とありますが、ロシアではプーチン政権が圧倒的な支持を得ているように見えているものの、実情は違っているかもしれないことが伺える一連の動きかと思われます。

加えて、「アメリカのオバマ政権の一部はプーチン大統領の政権基盤を揺るがし、政権を交代することを狙っている」という指摘も存在しています。

ネムツォフ氏については「ロシア国内はもちろん、国外でもネムツォフ氏の動向が報じられることはほとんどなかった」とも言われており、以前の選挙でも落選していたようですから、殺害された時点でどれほどの影響力があったのかは分かりません。

しかし、「ロシアのメディアから排除され、彼の政治活動が伝えられていなかった」とも指摘されるように、プーチン政権にとっては脅威の一つであったと見られています。
(参考:http://www.huffingtonpost.jp/2015/02/28/boris-nemtsov_n_6776162.html)

◆苦境に立つロシア経済が政権を揺るがす原因か

ロシアは現在欧米からの制裁や原油安で経済的に非常に大きなダメージを受けているところです。

クリミア併合など、「強いロシア」を率いるプーチン大統領というイメージもありますが、経済状況の悪化の中で政権の基盤が揺らいでいるのかもしれません。

ロシアは過度に石油や天然ガスといった資源に依存した経済構造で、「連邦予算の約半分を石油・天然ガスの税収に依存」(産経 3/19)している状況です。

ロシアの富豪が減少しているということが世界の長者番付でも見て取ることができますが、仮にプーチン大統領の政権基盤が揺らいでいるとするならば、やはりこのロシア経済の悪化が大きな原因ではないでしょうか。

◆ウクライナ問題は、簡単に解決はしない

残念ながら、ウクライナ情勢を含め、プーチン大統領の「核戦力準備」の発言など、日本にとってはマイナスの動きでしかありません。

親日家と言われるプーチン大統領と安倍首相は良好な関係にあるとはいえ、安倍首相はプーチン大統領率いるロシアと接近しづらい状況です。

ロシアの一連の動きは日本の最重要の同盟国アメリカのオバマ政権を大いに刺激しています。

ただ、事の発端のウクライナ問題は簡単には解決しそうにありません。

核戦力の準備についての言及の真意はわかりませんが、ロシアにとってウクライナ問題とはまさに国防上の問題であるということは、ドミートリー・トレーニン氏が、ウクライナがNATOに加盟した場合の問題について「ロシア・ウクライナ国境が冷戦期の分断線のようになる」ということを指摘していることからもわかります。

同氏は「境界線を引こうとすれば、無数のいさかいが起きるだろう」としたうえで、仮にそのような事態になれば、ロシアが「大規模な兵力の再配備を行うことになろう」と指摘しています。(『ロシア新戦略』より)

ウクライナ問題が最終的決着するまでにはまだ時間がかかるのではないでしょうか。

◆日本政府は粘り強い外交を

日本としては、少なくとも日米同盟を堅持したうえで、ロシアが完全に中国と一体化しないようにしなければなりません。

この一連の動きの最中に鳩山元首相がクリミアを訪問し、ロシアによるクリミア併合に肯定的な発言をしたという、どう見てもロシアのプロパガンダに利用されたとみられることがありました。

アメリカのオバマ政権にとっては、現在も大きく揺れている普天間基地の辺野古への移設問題について「トラスト・ミー」と発言した、鳩山氏のこの行動に怒りを覚えるだろうことは想像に難くありません。

これから戦後70年の節目に発表する談話発表や、アメリカ議会での演説など、安倍首相にとってはアメリカとの関係にも非常に細かく神経を使った外交が求められている最中に、鳩山氏の行動も含め頭の痛い事態であります。

以前ワシントンでお会いした伊藤貫氏は、歴史問題について、アメリカは共和党よりも民主党のほうが強硬姿勢だと指摘していました。

安倍政権は外交的に極めて難しい局面に立たされているのかもしれませんが、国益をかけて力強く、そして粘り強く対応していくべきです。
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【本日のニュースクリップ】
1. ジョコ大統領がトップセールス 日本は経済・安保の連携強化で貢献すべき
2. 米石油企業が倒産 日本はシェールではなく原発推進を
3. 幸福の科学学園高校 難関大学に相次いで合格者
4. ギリシャの首相が、ナチスドイツの戦後賠償に言及した理由とは?



本日の[無料お試し記事]

◆ジョコ大統領がトップセールス 日本は経済・安保の連携強化で貢献すべき
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9407

来日中のインドネシアのジョコ・ウィドド大統領が、日本企業の投資を呼び込むためにトップセールスに奔走している。
24日、東京都内で開かれた「ビジネスフォーラム」では、大統領の演説としては異例の、パワーポイントを使ったプレゼンを行い、同国への投資の魅力を力説。
メーカーや商社の幹部クラスを中心に約1200人が参加した。

これに先立つ23日には、安倍晋三首相と首脳会談を行い、日本企業による投資の促進や貿易の拡大などの経済連携、海洋安全保障の連携の強化を確認した。

インドネシアは、人口約2億5千万人で世界第4位、平均年齢は28歳という若い国(ちなみに、日本は44歳)。
成長していくエネルギーにあふれた同国との連携は、日本にとって大きなビジネスチャンスだ。

だが、単に経済的な利益を求めるだけでは足りない。
同国の人々の真の成功と幸福に貢献するためには、宗教や歴史についても深く知ることが必要だ。


◎インドネシアは世界最大のイスラム教国

インドネシアの人口2億5千万人のうち、約7割にあたる1億7千万人はイスラム教徒(スンニ派)で、世界最大のイスラム教国。
ただ、中東にあるイスラム教国のようにイスラム法による統治は行っていない世俗国家で、信教の自由は保障されている。

本来、宗教については寛容だが、最近はイスラム教過激組織「イスラム国」の影響で、一部の過激派組織のテロ行為やシーア派への襲撃が問題になっている。
ジョコ氏も安倍首相との会談で、「イスラム国」のテロ対策について、日本と協力していく姿勢を明らかにしている。


◎350年続いたオランダの植民地支配から9日で解放した日本軍

歴史的には、オランダから約350年にわたる植民地支配を受けていたが、1942年、日本軍によって9日間で解放された。
独立の準備を進めたが、45年8月に日本が敗戦を迎えると、念願の独立が反故になることを恐れたスカルノ(初代大統領)ら民族運動家は、急いで独立を宣言。独立宣言文には「05年8月17日」と記されたが、「05年」とは、日本の紀年法である「皇紀2605年」を指している。

独立後、オランダ軍が再び攻めてきたが、4年にわたる戦争では、インドネシア軍に日本の軍人約2千人が参加して、ともに戦った。
戦死した日本兵1千人は、インドネシア政府によってジャカルタ南部の国立英雄墓地に祀られている。
こうした経緯から、インドネシアには親日的な人が多い。


◎経済面、安全保障面で連携強化を進めるべき

しかしインドネシアは、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の参加国で、経済分野で中国との関係も重視。
海洋進出を続ける中国を念頭にした南シナ海情勢について、安倍首相が「法の支配に基づく対応が重要で、インドネシアの貢献を期待する」と呼びかけた際、ジョコ氏は「南シナ海では各方面に自制を求め、和解に貢献したい」とバランスを取った。

インドネシアに限らず、ASEAN諸国はいずれの国も、経済力、防衛力ともに一国のみでは中国に対抗できない。
日本はアジアのリーダーとして、経済面、安全保障面を強化し、ASEAN諸国と連携を深め、アジアの平和と発展に貢献していくべきである。(真)

【関連記事】
2014年8月26日付本欄 インドネシア独立に尽くした日本人が英雄墓地に埋葬 今後も日本の大義を貫け
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8347

2014年6月5日付本欄 中国に脅威を感じる「反中国家・インドネシア」 日本はインドネシアを支援すべき
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7951

2013年5月3日付本欄 中国外相がASEANの中立国を歴訪 東アジアの安定は日本次第
http://the-liberty.com/article.php?item_id=5980



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お金を儲ける事に遠慮してしまいます。
自分でも おかしいと思っているのですが、自分が得をすれ ばどこかの誰かが損をしているのではないかと考 えてしまいます。
こういう考え方をなんとか払拭 できないものでしょうか。

個人的に仕事で稼げるチャンスがあったのですが 上記の理由によりフイにしてしまい、同僚からも 馬鹿にされる始末です。
欲がないというか金銭的 に裕福になる事に怖さも感じます(これは自分で もよく理解できない感情です)。
必要最低限の収 入があればよしと思っているのですが、そうは 言っても自分から稼ぐチャンスを避けるのは異常 だと気付きました。
具体的に言いますと、お金は 無限に沸いてくるものではないから、自分が大金 を手にすると、どこかの誰かが貧乏になるのでは ないかと思い躊躇してしまいます。
こんな考え方 を改めるためにアドバイスを下さい、お願いしま す。

■ベストアンサー
富という物は、増える物なのだよ。そのメカニズ ムを説明いたしましょう。

たとえば、世界に二人(A君とB君)しか人間がい ないとしよう。
そして、1万円札が1枚だけある としよう。
この時点では、世界全体の富の合計金 額は、たったの1万円ということになる。

最初、A君が1万円札を持っていたとしよう。
B君 はそれが欲しかったので、A君のために家を作って あげて、A君に1万円で売ってあげた。その結果、 今度はB君が1万円札の所有者となった。
A君の手 からは1万円札が失われたが、かわりに家が残っ た。
この時点で世界全体の富の合計金額は2万円 ということになります。(1万円札+1万円相当 の家)

次に、A君くんは、ふたたび1万円札が欲しいと思 い、B君のために家を作ってあげてB君に1万円で 売ってあげた。
その結果、今度はA君は1万円札と 家の所有者となった。
B君の手からは1万円札が失 われたが、かわりに家が残った。
この時点で世界 全体の富の合計金額は3万円ということになりま す。(1万円札+1万円相当の家が2軒)

こうして、A君とB君との間を1万円札が行ったり 来たりするたびに、A君とB君の手元には、様々な 不動産や価値ある品物が増えていった。(つまり 世界全体の富の合計金額が増えていった)

やがて、二人は良い考えを思いついた。

お互いに 価値ある財物をたくさん所有するようになったの で、それらを担保として1万円札をもっとたくさ ん作ろうと。
(10万円相当の財物を担保に1万 円札を10枚作るということ)

その結果、もっと多くのお金が二人の間を行き来 するようになり、もっとたくさんの財物が生産さ れるようになった。

以上です。


設定にやや無理がありますが、原理は 真実です。
世の中の各人が「お金が欲しい!」と 思い、お互いに努力し、生産し、サービスを提供 し、つまりは経済活動をすればするほど、世の中 全体の価値ある品物・価値あるサービス・財産、 つまり富は増えていくのです。

要するに、あなたがお金を儲ければ儲けるほど、 世の中全体も豊かになっていくのです。
あなたが お金を儲けたということは、それに相当するだけ の価値を誰かに提供したと言うことでしょう? つ まり「A君に作ってあげた家」を創造したと言うこ とでしょう?

あなたは儲ければならない。
なぜならば、それが 世の中全体を豊かにすることに直結しているのだ から。

たとえば、今中国が急速に経済成長し、国全体の 富が急激に増えているのは、先ほどのA君・B君の 営みを10億人規模で(それこそ血眼になって) やっているからです。つまり、多くの人々が「お 金を儲けよう!」と必死で頑張ると、世の中の富 は無限に増えるのです。

今の日本が経済的に縮んで(つまり貧乏になっ て)いっている理由は、多くの人々が「お金を儲 けよう」としなくなったからです。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1165573141