21世紀のニューフロンティア政策―宇宙開発への挑戦[HRPニュースファイル832]

 ■ケネディ大統領の「ニューフロンティア政策」

昨今の大きな話題の1つとして、「アメリカの王室」とも言われるケネディ家のキャロライン・ケネディ氏が新駐日大使として日本に赴任することになったことが挙げられると思います。

日本とアメリカの外交的紐帯を強める大きなチャンスとして、日米双方から大きな期待の声が寄せられています。

そして、キャロライン氏が来日した今月15日から1週間後の先日22日は、キャロライン氏の父親であるJ.F. ケネディ大統領が暗殺されてから50周年という節目の日でもありました。

ケネディ大統領はアメリカの歴代大統領の中でも、アメリカ国民からの人気が特に高く、その若きカリスマの死を惜しむ声が未だに絶えません。

ケネディ大統領の功績としては、ソ連との核戦争の危機(いわゆるキューバ危機)を平和裏に解決したことや、マーティン・ルーサー・キング牧師などと協力し黒人差別撤廃のための公民権運動を強く支援したことなど様々挙げられます。

もう一つ代表的な功績として、アメリカの宇宙先進国化をその強いリーダ一シップによって牽引したことが挙げられます。

ケネディ大統領が公約として打ち出した「ニューフロンティア政策」の柱の一つが「宇宙開発」であり、ソ連との宇宙開発競争で挫折感を抱えていたアメリカを鼓舞するためにケネディが掲げた国家プロジェクトこそが、月に人類を送り込むという「アポロ計画」でした。

暗殺によってアポロ計画による人類初の月面着陸の成功を見届けることはできませんでしたが、ケネディの大きな構想力とリーダーシップがなければ、人類は未だに月へ足を踏み入れていなかったかもしれません。

今、日本に必要なのは、このケネディの「ニューフロンティア精神」、新たなフロンティアとしての宇宙の開発を国家プロジェクトとして強力に推し進めることではないでしょうか。

 ■日本の宇宙開発の現状

日本の宇宙産業市場は現在、約7兆円~8兆円と言われています。宇宙産業の内訳は主に4つに分類されます。

(1)宇宙機器産業(ロケットや衛星、地上設備など)
(2)宇宙機器を利用した宇宙サービス産業(NHK、NTT、スカパーなど)
(3)宇宙サービスを利用するための民生機器産業(衛星放送チューナーを搭載した液晶テレビ、GPSを利用したカーナビ及び携帯電話など)
(4)自らの事業に宇宙サービス・民生機器を活用しているユーザー産業(農林水産業、新聞社、映画館、資源開発など)です。(JAXA産業連携センター)

このうち中核をなすのが(1)の宇宙機器産業であり、日本では市場規模約2600億円程度ですが、一方で、アメリカは約4兆円、欧州でも約9000億円と、日本は大きな差をつけられてしまっています。

これはひとえに、日本の政治家のリーダーシップの欠如と縮み思考が原因だと言えます。

実際、2008年に日本の宇宙開発の基本方針を定めた宇宙基本法が制定されてから、予算が増えるどころか、財源不足を理由に宇宙関連予算は年々減少を続けています。

限られた予算を奪い合いあっていては消耗戦になるということで、日本の宇宙産業に関わる民間企業の多くが外需の取り込みのために新興国市場に打って出ています。

実績も少しずつ出始めてはいますが、まだまだ米国・欧州が世界では大きなシェアを握っており、苦戦を強いられているのが現状です。

外需の拡大とともに、政府による研究開発予算の増加や、宇宙関連ビジネスの興隆などの内需の拡大を実現しなければ、日本の宇宙産業が国家を支える基幹産業へと成長することはありえません。

 ■政治家は「21世紀のニューフロンティア政策」を打ち出せ

しかし、悪いニュースばかりではありません。

最近では、日本のお家芸である固体燃料ロケットの最新機種であるイプシロン(試験機)の打ち上げ成功や、日本人宇宙飛行士の若田光一さんが日本人で初めてISS(国際宇宙ステーション)の船長に任命されるなど、日本の「宇宙力」への評価が世界でも高まってきています。

日本の喫緊の課題は、独自の「有人宇宙輸送システム(有人ロケット、有人宇宙船)」の獲得を成し遂げることです。

宇宙という目的地があっても、日本は宇宙に行く「船」を持っていません。他国の宇宙船に乗せてもらわざるを得なかったために、日本の宇宙開発の黎明期は、他国の事情に翻弄されてきたとも言えます。

しかし、日本は有人宇宙飛行を可能にする技術力をすでに持っています。日本が持つISSに物資を運ぶためのHTV(こうのとり)の技術などは、有人飛行技術の基礎となるものです。その他にも、日本には世界から認められている最高峰の技術が多々存在します。

最終的には、有人宇宙開発に挑戦するか否かは、国の判断、政治家の判断、そして強い意志にかかっています。

かつてのケネディ大統領のように、国家の安全と平和を守るために、そして国民に夢と希望を与えるために、宇宙開発の意義とビジョンを国民に真摯に語り、ニューフロンティアに挑戦する強い意志と決断力を有した政治家の出現が望まれているのです。

幸福実現党は「21世紀のニューフロンティア政策」で、「世界の宇宙開発を牽引する日本」を創ってまいります。(文責・HS政経塾2期生 鈴木純一郎)
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【本日のニュースクリップ】
1.イラン核開発問題で欧米と合意 オバマ大統領の対話外交の危うさ
2.「眠らない国際都市」をつくるには? ロンドンで地下鉄が24時間化へ
3.宇宙人情報の隠蔽を告発するドキュメンタリーフィルムが続々公開



◆イラン核開発問題で欧米と合意 オバマ大統領の対話外交の危うさ
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7000

国連安全保障理事会の常任理事国とドイツの6カ国は24日、イランの核開発問題について、核兵器への転用が容易な濃縮度20%ウランの生産をイランが停止することを柱とした「第一段階」の措置で合意した。

イランは、20%ウランの生産停止のほか、すでに生産済みの在庫196kgについても濃度を低くして燃料化するなどの措置をとり6カ月以内にゼロにする。3.5%の低濃縮ウランの生産については現状規模で生産を続ける。また、核爆弾の原料となるプルトニウムの製造が可能なイラク西部アラクの重水炉の建設は中断する。その見返りとして、貴金属や自動車関連取引のイランに対する経済制裁が一部解除される。この制裁緩和の恩恵は総額70億ドルに上るとみられている。

アメリカのオバマ大統領は今回の合意について、「ここ10年近くで初めて、イランの核計画の進展を止めた。私が就任して以来、最も重要かつ具体的な進展だ」との声明を読み上げたほか、イランが核兵器を持つ道は断たれるとも指摘している。

しかし、この合意でイランの核兵器開発が止まるという見方には大いに疑問が残る。近年、アメリカは、「相手国に合意を破られ、問題が長期化する」というパターンをくり返している。

まず、イランと同様、核開発問題で6カ国協議が持たれてきた北朝鮮との関係がそうだ。北朝鮮の核開発問題を巡っては、同国に加えて日本、アメリカ、韓国、ロシア、中国の6カ国協議が開催され、2005年9月に核放棄を約束する共同声明を採択したが、その1年後の2006年10月に北朝鮮は1回目の核実験を強行した。さらに、2007年2月には「核施設の稼働停止」を含んだ文書に合意したものの、2009年5月に2度目の核実験を実施。今年1月には2005年の共同声明を一方的に破棄し、2月に3度目の核実験をしている。

シリアの化学兵器使用に関する措置も同じような道をたどろうとしている。アメリカとロシアは今年9月、シリアの化学兵器を2014年前半までにすべて廃棄させる枠組みで合意し、当面、アメリカは軍事介入しないことになったが、内戦中のシリア国内で化学兵器を安全に移動させ、管理、破壊することへの難しさが指摘されているほか、完全廃棄の履行を求める期間が、自国民の殺戮を続けるアサド政権の延命にもつながっている。

今回の合意の当事者であるイランも、2003年にウラン濃縮活動の停止に合意しながら反故にした経緯がある。

今後、イランの核兵器開発計画を断念させる6カ月後の最終合意に向けた協議が行われるが、イランのザリフ外相が「イランのウラン濃縮の権利が認められた」と述べたことに対し、協議を主導するアメリカのケリー国務長官は、「合意文書のどこにも『イランにウラン濃縮の権利がある』とは書いていない」と反論するなど、早くも交渉の難航が予想される事態となっている。

対話路線で一時的に緊張が緩和されたように見えても、それは時間稼ぎにしか過ぎない。北朝鮮やシリアの例に続き、今回もオバマ外交の危うさがにじみ出た合意となった。イランと北朝鮮との間では、核や弾道ミサイルの技術交流があることも指摘されており、日本にとっても対岸の火事ではない。(紘)

【関連記事】
2013年9月15日付本欄 米ロ合意は、アサド政権の延命とさらなる犠牲者を増やすだけ 早期の軍事介入が必要
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6641

2013年8月4日付本欄 【そもそも解説】イランってどんな国? 新大統領でどうなる?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6446

2013年7月22日付本欄 米副大統領「北朝鮮が核を放棄したら対話」 米国は北の時間稼ぎにつき合うな
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6374



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  日本を守る!
  ニュース速報
 2013/11/25 第287号
 ★・・…‐-──┼

★中国が防空識別圏を設定 航空機識別規則公告を発表(人民日報)
http://bit.ly/IokIV7

★中華人民共和国東中国海防空識別圏航空機識別規則公告
(人民日報)
http://bit.ly/1aS2HIZ

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★中国のニュース★
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◆中国大使館が在日中国人に対して緊急連絡先の登録を呼びかける すわ開戦か!?(ガジェット通信)
http://getnews.jp/archives/462256
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 東京の中国大使館が在日中国人に対し、緊急時の連絡先を登録するよう求めた通達を出したことが、中国のネット上で関心を集めている。
 通達は11月8日に中国大使館のホームページに掲出されたもので、突発的な緊急事態が発生した際、大使館員が「ただちに連絡して同胞の安全と利益を保護する」ため、自主的に連絡先を登録するよう求めている。

 中国政府の真意はともかく、中国人たちは「大使館が緊急時に国民の安否を考えてくれるとは思えない」と冷ややかで、呼びかけに応じる人は少なそうである。

※関連ニュース
・在日本中国大使館、在日中国人の個人情報登録を開始(人民日報)
http://bit.ly/17L4qzI

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◆「防空識別圏」の背後に青島爆発事故か 死者100人超の説も(大紀元)
http://bit.ly/17TyQBX
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 すでに尖閣諸島問題で日中関係が冷え込んでいるなか、「関係防空識別圏」の発表はまさに火に油を注いだ。このタイミングの挑発行為の背後に、先週起きた青島市爆発事故が影響しているとの見方が出ている。……

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◆断固反対・あれこれ言うな…中国、日米に反発(読売)
http://bit.ly/1aKKoX4
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 秦報道局長は、米政府が中国の防空識別圏設定に「強い懸念」を表明したことについて、中国の鄭沢光・外務次官補が24日に米国のロック中国大使に抗議し、「ただちに誤りを正し、中国にあれこれ言うのをやめるよう求めた」と明らかにした。……

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◆中国のステルス無人機「利剣」、初飛行に成功(産経)
http://on-msn.com/1eiA8p0
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 ステルス性能を備えた中国のドローン「利剣」が、初飛行に成功した。米国、フランスに次いで3番目とされている。
 なお、中国は11月23日、防空識別圏を東シナ海の上空にまで設定した。この区域には、中国のアジアにおけるライヴァルである日本が領有を主張する島々が含まれている。中国国防部は、この区域に侵入する航空機は同国の規則に従わねばならず、さもないと「緊急防衛措置」に直面することになると語っている。……

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◆中国、米の本気度試している…防空識別圏に懸念(読売)
http://bit.ly/1bfup5f
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 米ホワイトハウスは23日、中国が沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海に防空識別圏を設定したことについて、中国政府に「強い懸念」を伝えた。日米関係筋によると、国防長官名で公表した文書に尖閣諸島への「5条」適用を明記したのは、極めて異例だ。国務、国防両長官がそろって素早く声明を発表したのは、挑発をエスカレートさせる中国への強い危機感の表れだ。今回の中国による行動は「米国が日本を本気で守る考えがあるのか試している」(日米関係筋)との側面があり、米政府として毅然とした態度を取る必要があった。

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◆「中国の決意見くびるな」防衛識別圏設置で軍機関紙、日米に警告(産経)
http://on-msn.com/1eiy4ND
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 中国軍機関紙、解放軍報は25日、日米両国が中国の防空識別圏設定を強く批判したことについて「国家主権を守ろうとする中国軍の決意を見くびってはいけない」と警告する社論を掲載した。

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◆「南シナ海にも設定する」防空識別圏で中国少将、テレビ番組で強調(産経)
http://on-msn.com/1eiCJPG
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 中国共産党機関紙、人民日報のウェブサイト「人民網」によると、中国海軍の諮問委員会で主任を務める尹卓少将は、25日までに、中央テレビの番組に出演し「(政府は)今後、黄海、南シナ海のような関連海域の上空にも防空識別圏を設定するだろう」と述べた。


※関連ニュース
・中国の防空識別圏、首相「何ら効力有しない、全く受け入れられない」(産経)
http://on-msn.com/1eiEpZt

・安倍首相、中国に撤回要求=斎木外務次官が大使呼び抗議へ-防空圏設定(時事)
http://bit.ly/1aLyPPs

・「非常に危険、強い懸念」岸田外相が談話(産経)
http://on-msn.com/1aYJRg4

・中国による防空識別圏設定は過去数十年で最大の危機
http://blogos.com/article/74350/

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◆新疆ウイグル問題 
天安門車両炎上事件を利用する中国(WEDGE INFINITY)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3364
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 国際政治上の新たな要素があるとすれば、それは米国が、中国の少数民族抑圧に対する批判を抑えていることです。従来、民主党は強力な人権擁護派でしたが、第一期オバマ政権成立後、2009年の最初のオバマの訪中を控えて、その夏のウイグル弾圧事件について、当時まだ多数派だった民主党のペロシ下院議長は中国批判を抑制し、同年11月のオバマ訪中においても、人権問題が従前に比べて軽く扱われました。


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★中国メディアの報道★
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◆東中国海防空識別圏:高望みを防ぎ、安全を守る(人民網)
http://bit.ly/1aZInlB
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 中国政府は23日、東中国海防空識別圏の設定に関する声明を厳かに発表した。これは領海領空の管制を強化し、国家の領海領空の安全を維持し、飛行秩序を維持するための合法的措置であり、自衛権の実効性ある行使のために必要な措置でもある。……

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◆日本の生存の仕方を決定する歴史観(人民日報)
http://bit.ly/1aLHAsV
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 歴史の罪をそそぎ、国際社会に受け入れられる正常…

[続きはコチラから]
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