日本はアジアの希望の光であり続けよ[HRPニュースファイル1156]

http://hrp-newsfile.jp/2014/1768/

文/幸福実現党徳島県本部副代表 小松由佳

◆民主化を支持する国際世論の必要性

香港で続く民主派デモに対し、20日の中央委員会総会を前に事態を収束させたいとの中国政府の思惑からか、一部で警察によるバリケードの撤去が始まりました。

政府は同時に、デモへの支持を表明した知識人らを14日までに50人以上拘束し、約10人の著作を発禁処分にするなど、言論統制を強めています。

中国の他地域でも民衆弾圧は続いており、ウイグル自治区で13日、7月にカシュガル地区で発生した大規模暴動について、首謀者ら12人に死刑が言い渡されています。

習近平氏は今のところ、香港における天安門事件の二の舞は避けていますが、こうした自由と民主主義を求める人々のエネルギーを解放することこそ、経済繁栄はじめ国家発展の原動力となると気づくべきでしょう。

こうした中、幸福の科学グループの大川隆法総裁は、10月9日、「国際政治を見る眼」と題した説法を行い(http://info.happy-science.jp/2014/11784/)、香港の動きについて、中国の民主化に繋がる可能性と、それをバックアップする国際世論形成の必要性を述べました。

そして、日本は、先の大戦についての誤った認識から自由になり、アジアに一定の責任を持ち、積極的に言論を発すべきであり、安倍政権の下、日本が国際正義の一端を担えるよう国体を変えようとしていることは、香港や台湾にとっても心強いことだとしました。

また、韓国では、朴政権による産経新聞前ソウル支局長の出国禁止が続いていますが、これも民主主義に反する行為として国内外から批判を受けており、慰安婦問題への固執も目に余る朴大統領に対し、大川総裁も同説法で「退場勧告したい」とまで述べています。

◆日本がアジアを救ったとする黄文雄氏

こうした情勢を受け、徳島市内でも10月12日、台湾生まれの評論家である黄文雄氏が、「近代日本がつくった世界」と題する講演を行い、正しい歴史認識について語りました。

黄氏は、日本は古来、自然摂理や社会システムに恵まれ、強盗・疫病・内乱などの少ない「超安定社会」であり、特に明治以降、日本からソフトとしての「文明開化」とハードとしての「殖産興業」の波が広がったことが、21世紀のアジアを創ったと述べました。

戦前のアジアで日本だけが近代化に成功した理由として、黄氏は「日本だけが強盗社会でなかった」ことを強調しました。他のアジア諸国が匪賊や山賊に溢れていたのに対し、日本は「魏志倭人伝」にすら「盗みをしない国」として特記されていたといいます。

また、江戸の都が「世界一衛生状態が良い」と言われていたのに対し、日本以外のアジアは全体的に衛生状態が悪く、世界規模の伝染病には歴史上、中国発のものが多く、日本人が入ってくる前の台湾も、平均寿命が30歳程度であったことを指摘しました。

韓国併合についても、反対したのはヤンパンと呼ばれる一部の特権階級であり、一般庶民は大賛成だったとしました。

なぜなら、18世紀以降、韓国は赤字に苦しむ破綻国家であり、19世紀に入っても物々交換による原始的な経済で、貨幣も流通しておらず、日本が40年間近く財政支援を行ったことで、20世紀まで生き残れたような状態だったからだといいます。

◆人類史にとって貴重な日本文明

また、黄氏は、日本特有の「特攻隊」の精神を評価し、それに通ずる「武士道」の重要性も指摘しました。

黄氏は、「道徳は宗教の一部に過ぎない」とした上で、日本においては、様々な宗教が共存してきたと同時に、宗教に代わるものとしての「武士道」があったとし、「日本の文化そのものが道徳を超えている」と述べました。

これに対し、中国の「儒教道徳」には、その中心的な概念である「仁」について明確に定義できないなど不十分な部分があり、「中国の人々は、内的な受け皿が無いのに外から無理やりに道徳を強制されたため、逆に良心を奪われたのではないか」と指摘しました。

そして、「場」や「結び」といった独特の価値観の上に、様々なものを忍耐して受け入れ、徐々に新しいものを創りだす「オープンシステム」として、長年に渡って続いてきた日本文明は、人類史にとって貴重であり、守らなくてはならないと、黄氏は熱く語りました。

こうしたアジアの同胞の言葉には、非常に勇気づけられるものがあります。迷走し自滅しようとしている中国や韓国をも救うべく、日本はアジアの希望の光として、正しい価値観を体現し続けなくてはならないのです。
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【本日のニュースクリップ】
1.中国本土の報道は「香港の抗議活動は終わった」 真実はおろか事実すら知らされない中国人
2.【各紙拾い読み】韓国は「いかなる国より言論の自由がある」!? 民主主義国家とは何かを知るべき
3.【南シナ海情勢(3)】フィリピン元下院議員に聞く フィリピンは過去の戦争にこだわっていない



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◆中国本土の報道は「香港の抗議活動は終わった」 真実はおろか事実すら知らされない中国人
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8568

中国共産党が香港での抗議活動に関する情報統制を、かつてない規模で行っている。

中国の治安当局が、中国本土の知識人らを少なくとも50人以上拘束したことが明らかになった。拘束されたのは、いずれもインターネットで香港市民の活動を支持していた人ばかり。このタイミングで言論統制をした背景には、中国共産党の第18期中央委員会第4回総会の開催を控えていることも挙げられている。15日付産経新聞が報じた。

今回香港で起きたデモは、香港の行政長官を民主的な選挙で選べないことに対する中国共産党への抗議だが、それをそのまま中国国内で伝えるのは、共産党にとって都合が悪いようだ。そのため中国共産党は、「デモは外部勢力に扇動されたもの」と主張している。10日付「人民日報」は、米国が水面下で抗議デモを支援していると批判。これに対し米国務省は12日、関与を完全否定した。

外国メディアへのけん制も始まっている。香港デモを取材していたドイツDie Zeit紙の中国人スタッフが身柄を拘束され、中国当局の許可を得ずに取材をしていたとして、13日、「社会秩序騒乱」容疑で逮捕された。中国外交部は「国民として彼女は公安当局の『取り調べ』に協力するほかない」とコメントしている。

香港の抗議活動に関する中国本土での報道について、中国本土に住む米国人は、本誌に以下のようにコメントを寄せた。
「テレビでは、抗議する人がいた道にゴミが残されていたり、バリケードが撤去される様子や、空っぽになった道などを映して、デモが『終わった』かのように報道しています。また、デモが終わって安堵の表情を浮かべている香港の人々の様子を流し、抗議活動の学生リーダーは二度と政治的な活動をしないと言っているとも報じています。
中国本土に住む人々の意見は、香港と完全に逆です。中国人は、中国が香港にたくさんのお金と支援を提供しているにもかかわらず、民衆は甘やかされて育った子供のような無作法な振る舞いをしていると考えています。中国人の間では、香港での抗議活動は終わったとされているので、今後議論されることはないでしょう」

中国共産党の情報操作により、中国人は香港で起きていることの真実はおろか、事実すら知ることができない状況になってしまっているようだ。

今回の香港デモに対する中国共産党の対応には、情報統制の強化で体制を維持しようとする意図が如実に表れている。裏を返せば、香港で起きていることの真実が自国民に知られることが、それだけ中国共産党にとって都合の悪いことであると言える。

中国がこれほどまでに真実を歪曲して報道するような国であることを、もっと多くの人が知る必要があるだろう。(飯)

【関連記事】
2014年11月号記事 中国バブルはなぜ潰れない!? 恐ろしい「習近平の経済学」- そもそも解説
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8463

2014年10月7日付本欄 中国が香港デモで過去最高水準の情報統制 統制で民主化運動は収まらない
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8536

2014年9月21日付本欄 中国で言論弾圧が強化 恒例の作家を拘束 相次ぐ弾圧に日本は声を挙げよ
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8437



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「南京大虐殺」の虚構――「崇善堂」の埋葬記録の検証(1)[HRPニュースファイル1155]

http://hrp-newsfile.jp/2014/1766/

文/幸福実現党政務調査会 佐々木勝浩

◆「崇善堂」の遺体埋葬記録

前回、連合国が日本を裁いた東京裁判において検察側の証拠資料に、南京市が出した「紅卍会」(こうまんじかい)の4万3071体の遺体埋葬記録を検証しました。

今回は、「崇善堂」(すうぜんどう)が出した11万2266体の遺体埋葬記録を検証します。

「崇善堂」とは、清の時代に設立され子供の養育などをしていた慈善団体です。「紅卍会」が出してきた埋葬記録もそうですが、2つの埋葬記録は南京に日本軍が入城(1937年)してから9年後の1946年につくられたものです。

偽証罪(嘘を証言した罪)が問われない東京裁判において、9年を経て裁判のためにつくられた埋葬記録が、はたして信憑性に絶え得るものでしょうか。

「紅卍会」の埋葬記録は、戦後の東京裁判になって突然脚光をあびるようになりました。以後、日本軍による「大虐殺」を主張する論者によって「崇善堂」の11万余体の埋葬記録は「南京大虐殺」を証明するに欠かすことのできない重要な武器となったのです。

こういう筆者も1980年代当時、左派の活動家と「南京大虐殺の論議」をした際に「10万体もの埋葬記録が残っているのを知らないのか!」と一喝され、当時は論破できる資料や論拠がなく返答に困ったことがあります。

逆に言えば、この「崇善堂」の埋葬記録の論拠が崩壊すれば、いわゆる「南京大虐殺」自体も崩壊します。

◆不自然な「崇善堂」の埋葬記録

『日中戦争史』の記録によれば、「崇善堂」は、4月9日から5月1日までの25日間で11万2266体の遺体を埋葬したことになっています。ブルトーザーもトラックもない当時、1日あたり4490体を運び埋葬したことになります。

また、どの埋葬場所にも女性と子供が平均して3パーセントずつ配分されており、あまりにも作為的です。ちなみに「紅卍会」の埋葬記録は、女子と子供はほとんど皆無です。

さらに不可解なことは、日本軍が支援して「紅卍会」が埋葬を済ませた中華門、雨華台、水西門外の区域で、埋葬した記録があることです。これが本当の記録であれば「紅卍会」がきれいに埋葬したあと同じ区域から、しかも数ケ月も経って遺体が大量に出てきたということになります。

もちろん東京裁判で弁護側は、この埋葬記録は、南京戦から9年後につくられたもので、明らかに作為的な記録であると反論しました。しかし一切検証もされず東京裁判の判決は以下のようなものです。

「日本軍が占領してから…虐殺された一般人と捕虜の総数は20万人以上であった。…これらの見積もりが鼓張でないことは、埋葬隊とその団体が埋葬した15万5000に及んだ事実によって証明されている。」

こうして、南京で大虐殺があったことは、埋葬数(「紅卍会」と「崇善堂」の埋葬記録を合わせると15万余体)が決定的な決め手になったのです。

◆現在の教科書の記述

現在の日本の歴史教科書では、いまでも下記のように教えています。

「日本軍は南京を占領しました。その過程で女性や子どもを含む中国人を大量に殺害しました。」(中学校「東京書籍」)

「約20万人ともいわれる軍人・捕虜・非戦闘員を殺害するとともに、掠奪・放火・性暴力を多数ひきおこした。」(高校「日本書籍」)

このように東京裁判の判決に基づいて、戦後69年経った今でも中学校、高校で教えられているのです。

では「崇善堂」とはどのような団体だったのかを、次回はさらに詳細に検証します。これを知れば、中国や左派が主張するいわゆる「南京大虐殺」の根拠は完全に崩壊します。
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