【過去記事】:たかがアルコールされどアルコール | 読書で人生武者修行(改)

読書で人生武者修行(改)

必読本仕掛人のプレミアムが、あなたの読書のツボを刺激し、
あなたの読書心をくすぐります!同時に疲れた心もほぐします^^

この記事は僕のブログで100冊目となる
本の紹介でしたが、プライベートな内容が含まれていたため、
当時は「アメンバー限定」での公開にしていまいたが、
通常公開してもいいかと思い、今回公開します。





~~~~以下、当時の原文そのままです~~~~~~

どーも、プレミアムです。

本の紹介記事の記念すべき100冊目です。

本日紹介する本はこちらダウン

泣いた分だけ笑わしたる/岡 八朗
満月満月満月満月新月(4点/5点中)
¥1,260
Amazon.co.jp

著者は岡八朗さんと娘の市岡裕子さんです。
娘さんはテレビの露出はほとんどないですが、
ゴスペルの歌手です。
岡さんは吉本新喜劇で座長まで努めた人気者です。

えげつなぁ、くっさぁ~
すきがあったらかかってこんかい!
空手を通信教育で習っているというくだりなど
数々のギャグがあります。

関西圏以外の方には分からないかもしれませんし、
関西圏の方でも年齢が30歳以下の方は知らない方も
多いのではないかと思います。

この本はあるブロガーさんが紹介されていたのをたまたま
拝見し、興味をもちましたので、借りてきました。

この本は岡さんの自伝のようなもので、
「アルコール依存症」であったことから
家庭が崩壊していきます。
副題は「アルコール依存症から脱出した八ちゃんの奮闘記」と
なっています。

では、この本になぜ興味をもったのか?
実は、僕の父親もアルコール依存症でした。
当時はアルコール中毒を略して「アル中」と呼ばれていました。
自分の暗い過去の1つではありますが
暗い・辛いものは吐き出しておこうと思い、記事にしましたが、
フルオープンにするには少々抵抗もありますので、
まずはアメンバー限定で本の紹介とともに
僕の経験も重ねて、告白しようと思います。

目次
まえがき
第1章:幸福な日々
第2章:暗転
第3章:リストラ
第4章:すれちがい
第5章:家族の崩壊
第6章:ちいさな光
第7章:アルコール依存症
第8章:復活の日
第9章:絶望から希望へ

以上のような構成で、それぞれの章を
八朗さんと裕子さんがそれぞれの目線で
同じ時期を振り返り、どうゆう心境だったかが
書かれています。

岡さんは、極度のあがり症で、出番前の極度の緊張を紛らわすために
多量の飲酒することが多くなる。
結果的にこれが祟り、長年アルコール依存症を患うこととなった。
またアルコール依存症の他にも私生活でのトラブルも多く、
結核・胃癌・自宅で転倒し脳挫傷になる。
さらに妻の自殺、長男(アルコール依存症だった)の急死と不幸が続いた。
長男も小学生から酒を飲んでいる。
また脳挫傷の後遺症は記憶障害になり、台詞が覚えられなくなった。
2002年12月に芸能生活45周年記念リサイタル「岡八我王(ガオー)伝説」を
なんばグランド花月で行った。
この公演では弟子のオール阪神・巨人や岡けんた・ゆうたとの新喜劇、
帰国した市岡裕子との父娘漫才を披露した。

この本の出版(2003年)を機に芸名を「岡八郎」から「岡八朗」に変え、
再起を目指す。

以上までが本に書かれているが、
その後、2005年7月に亡くなっています。
アルコール依存症というのは病気であって、
「アルコールをたしなむ」なんてことは到底できない病気である。
とにかく飲まないといられないし、量の調節なんてできない。
本にも書かれているが、薬物中毒のように
幻覚や幻聴もあり、肝臓などの臓器にも多大な悪影響を及ぼす。
治療には専門的な病院で入院や通院し、「断酒会」という同じ境遇の
人たちの集まりで支えあい、そして当たり前だが、本人と一緒に
家族も酒を断つフォローをしていかなければならない。


僕の父でいうと、僕の生まれる前からアルコール依存症で
僕の出産時も酔っ払って病院の椅子に寝ていたと母から聞かされていた。
僕が物心がついた時は、お酒を飲まなければ普通の人である。
しかし、お酒が1滴でも入ると制御不能になり、仕事に行かなくなるぐらい
酒びたりになる。
家中のお金を探して、見つけてはお酒を買いに行く。
料理酒も飲んでいたし、みりんも飲んでいた。
立ち呑み屋で酔っ払いすぎて動けなくなり、迎えに行った回数は
数え切れない。店で酔いつぶれるのはまだいいほうだ。
家の近所の道端で寝たり、ドブに落ちてそのまま寝ていたり、
頭などいろいろなところから流血していたり・・・
お酒がやめられた12歳ぐらいまではホントに嫌だった。
どうしてやめたかというと、
アルコール依存症専門の病院に入院し、お酒をやめました。

近所の友達にも
「プレミアムのお父さん、そこ(道端)に寝てるで」
なんていわれたことも多々あり、子ども心に
傷つきまくりでした。
でも、良かったことは父の依存症をネタにいじめられたことは
なかったことです。
いじめられて当然のような環境でしたし、ひとつ間違えれば
イジメにあっていたことでしょう。
こんな感じで酒もタバコもしなかった母も
酒は飲み、タバコも吸い、スナックに通うようになりました。
(母は家のことはきちんとする人でした)

兄弟もいないので、ホントに小学生時代は寂しいし、
テレビが友達、あまりにも寂しいので、母とスナックで
夜を過ごしていました。
その影響からか、年の割には演歌がすごく歌えます。

まだまだ書けることはたくさんありますし、
本1冊ぐらい書けるのではないかと・・・
アットホームな家庭を羨ましく思いながらも
そんな環境のやつに負けてたまるかという気持ちも
持っていましたし、テレビのドキュメンタリーなどで
少々辛い境遇の番組がやっていっても
「それがどうした」みたいな感情は常に持っていました。
(過去の話ですが)

だからあまり感情の出ない人に育ったのかもしれませんね。。。
いわゆる「アダルトチルドレン」という
幼少期に傷を負ってそのまま大人になってしまうという・・・
アダルトチルドレン関連の良い書籍も先日購入しましたので、
また紹介したいと思います。

あまり書くと長すぎますし、
ホントにそれなりの苦労話はたくさんあり、
それを乗り越えた自負があります。

先日、当ブログ記事へのコメントで傷ついたということを
ブログに書きましたが、
よくよく考えると「屁」みたいなことで悩んでいました。
幼少から小学生の時期
阪神大震災での被災から考えると

最近は幸せすぎて逆境時代の「ハングリーさ」を
忘れていました。

まとまりにくくなりましたが、
アルコール依存症とはどういう病気で、
アルコールの怖さを知りたい方はぜひ、ご一読を!

ほどほどのアルコールは体にいいでしょうし、
リフレッシュにもなるでしょうから、
お酒は、くれぐれもほどほどに!

最後までお読み下さり、ありがとうございますm(__)m

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安西先生
(諦めたらそこで試合終了だよ)

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