どーも、プレミアムです
本日紹介する本はこちら↓
- いのちをいただく/内田 美智子
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あれ?今日は奇数日なのに本の紹介?
なんて思っているひとは、かなりヘビー読者ですね!
(まぁ、いないでしょうけど)
昨日紹介した「ここ」と同じ著者です。
「ここ」を探していた時に同時に見つけたので、
図書館で予約して借りましたが、
こちらは「絵本」のようなボリュームで
すぐに読めちゃいます。
ただ、内容は深くて考えさせられるかと・・・
なので、昨日の本とセットで読むといいかもしれません。
内容ですが、
本書は「命と食」をテーマに講演を行う
熊本県の食肉加工センターに勤務する
坂本さんの体験談を基にした絵本です。
坂本さんは「牛を殺す」という具体的な事例を交えながら、
「動物の命を私たちはいただき、生かされている」ことの
意味を問い続けます。
その講演録を、内田美智子さんが物語り風にまとめ、
諸江和美さんが絵をつけました。
物語は、小学校の授業参観をきっかけに、
坂本さんと息子のしのぶ君が食肉加工センターの
仕事について語り合う場面から、
牛の「みいちゃん」を同センターに運び込んだ女の子の家族と、
坂本さんとの出会いへと展開します。
この本を読むと、先日、テレビでも放映されていた
映画「ブタのいた教室」を思い出しました。
この映画も実話を基にした映画で、
「卒業までの1年間でブタを飼育し、最後にはみんなで食べたいと思います」
新任の星先生の提案に6年2組は騒然となる
。校庭の片隅に小屋を作り、掃除、エサやリなど
生まれて初めての経験に戸惑いながらも、
成長してゆくブタに愛着を抱いてゆく子どもたち。
“Pちゃん”と名づけ、家畜ではなくペットとして慈しむようになるが、
卒業の時は迫り、Pちゃんを「食べる」「食べない」で
教室を二分する大論争が巻き起こる。
愛着・可哀そうなどの感情をもってしまうと
生き物を食べるという行為は躊躇するかもしれないが、
食べないと僕たち人間は生きていけないのだから、
ありがたく頂くことがそれぞれの「死」を
無駄にしないのではないかと思う。
いろいろ考えさせられる本と映画である。
ぜひ、家族や友人と議論してみてほしいですね。
そして、普通に食べられる有り難さを
再認識してほしいです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました
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