【読書137】:アイデアを形にして伝える技術 | 読書で人生武者修行(改)

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アイデアを形にして伝える技術 /原尻 淳一
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アイデアを形にして伝える技術
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満月満月満月半月新月(3.5点/5点中)


HACKシリーズで有名な原尻氏の本です。

では、抜粋していきます自転車


第1部 インプットの技術


第1章:「現場の情報」力

●フィールドワークとは、「現場に赴き、場を体感する」作業。

●フィールドワークで仮説を発見する際の2つの手法。

 ①参与観察→実際に活動の場に参加してみて、

  そこから実感することを仮説にするという手法。

  参与観察は、勝手な思い込みや偏見を修正し、

  意外な」発見や新たな仮説を導くのに役立つ。

 ②インタビュー→質問項目を準備して行うフォーマルなものと、

  その場で日常会話のように行うインフォーマルなものがある。

●外界からの情報を会社に持ち込んで、自社の企画に変換できることが

 優れた営業マンの資質である。


第2章:情報を集める技術・読む技術

●本を読む3段階

 ①「目次読書」段階→まずじっくり目次を読み、検証に必要な情報が

  ありそうな箇所にフラグを立てる。「飛ばし読み」する。

 ②「フラグを立てる」段階→見当をつけた章を飛ばし読みし、重要な記述が

  ありそうな箇所にポスト・一途でフラグを立てる。

 ③「熟読」段階→フラグを立てた箇所に戻って、じっくりと読みなおし、

  自分の意見や仮説やアイデアを本に書きこんでいく。

●日本語検索+英語検索+画像検索

 日本語で検索し、その後英語で検索すると、シンプルだが、検索数は倍増する。

 アイデアソースを広く拾うなら「画像検索」がおすすめ。



第3章:データベース構築とアイデア発想

●5つの揺さぶり:5つの思考技術を使って脳に「揺さぶり」をかける。

 ①意図的欠落→要素の不足が起きた時、代替案が出てきやすくなる。

  この不足を意図的に引き起こして、新しい機能や構造を考えてみる。

 ②類化性能→全く違う業界の新商品展示会を歩き、要素や構造に注目し、

  これは面白いというものを自分の業界に持ち込んでみると

  新しいアイデアが生まれやすくなる。

 ③目的変更→あえてこれまでのプロダクトの機能をまったく違うものに

  変えてしまうことで、全体構造を変えてしまう。

 ④BTTF(Back to the Futureの略)→歴史を洗いざらい見詰め直すと

  そこから未来へ向けたヒントが得られやすい。

 ⑤仮説推論→情報をカテゴライズしていきながら、情報同士を結び付けて

  新たな仮説を作り、その理由について「WHY(なぜ)」を5回考え、

  本質的要因まで、深堀りしていきます。


第2部 アウトプットの技術


第4章:型の効用

●話す行為は自身の思考がまとまっていないとできませんから、

 自分の考えが熟したら、いきなり文章を書くのではなく、口述する。

 つまり思考の断片をあらかじめ口述で出力し、それを文章化して、

 さらにリトライをかける。

●型の理解

 論文や企画書の基本型を理解し、必要最低限の目次構成のイメージをつかむ。

●マンダラートを活用した「思考の断片」出力

 マンダラートという思考技術を活かして、これから論文や企画書で書きたい

 内容を書きだす。章や節、文章のキーワードを構造化しながら全体像を

 浮き上がらせる。

●データベースを検索し、「全体像」をリライト

 浮き上がらせた全体像に、さらに具体的なデータストックを見ながら、

 新たなキーワードを加筆、修正する。



第5章:わかりやすく自分らしい文章術

●書くための基本3原則

 ①書きながら考えない

 ②紛らわしい文章や複雑な文章を書かない

 ③ペン・シャープナーを持つ

  「ペン・シャープナー」とは、ペン先を尖らせるものという意味があり、

  文章のカンを鈍らせないために読む本や原稿を書く前に

  読むお気に入りの文章のこと。

●文章表現のルールや技法

 ①ベンチマーク研究→手本となる文章をいくつか見つけて分析する。

 ②文章表現のルールをつくる→分析をルールとして規定する。

 ③文章を磨く→文章を他人に読んでもらうことによって、修正点をみつけ、

  リライトする。



第6章:企画書を書く

●企画書の基本項目

①目的/目標(目的=質的、目標=量的、数値的)

②現状の問題と課題(現状の分析結果からの戦略と戦術の方向性示唆)

③コンセプト【基本的な考え方の提示)

④顧客(想定する顧客の提示)

⑤コンテンツ(考え方に基づく施策内容)

⑥作業工程(誰が何をするのか順序)

⑦スケジュール(時間、いつまでに何をするかの目安)

⑧予算/収支予測/市場へのインパクト(この企画で何が変わるのか、生まれるのか想定)

●自分らしさを演出する企画書

①フォーマット

②文字フォント

③文末スタイル



第7章:伝わるプレゼンテーション

●事前準備でおさえる3要素

 ①目的→何のために行うのか、常にブレないように。

 ②ターゲット→聞き手はどのような人なのか。

 ③制限時間

●「緊張」を緩和する3つのテクニック

 ①事前スパーリングを行う。

 ②スライドに保険を潜ませる。

 ③相手を一人に絞って話す。

●右手にローカル・ロールモデル、左手にグローバル・ロールモデルを持つこと。

 これが今という時代を生きるビジネスマンの基本スタンス。

●情報感度の高さと収集力に加えて、アイデア発想と行動力があれば、

 人生を簡単に左右してしまう時代である。





以上です!

読み始めはとっつきにくい本かと思いながら

読んでいましたが、少しずつ理解できました。

卒論を書く大学生や企画・プレゼン機会の多い

ビジネスパーソンにオススメです。

ぜひ、ご一読を!



最後までお読み下さり、ありがとうございました美容院





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