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- アイデアを形にして伝える技術 /原尻 淳一
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(3.5点/5点中)
HACKシリーズで有名な原尻氏の本です。
では、抜粋していきます
第1部 インプットの技術
第1章:「現場の情報」力
●フィールドワークとは、「現場に赴き、場を体感する」作業。
●フィールドワークで仮説を発見する際の2つの手法。
①参与観察→実際に活動の場に参加してみて、
そこから実感することを仮説にするという手法。
参与観察は、勝手な思い込みや偏見を修正し、
意外な」発見や新たな仮説を導くのに役立つ。
②インタビュー→質問項目を準備して行うフォーマルなものと、
その場で日常会話のように行うインフォーマルなものがある。
●外界からの情報を会社に持ち込んで、自社の企画に変換できることが
優れた営業マンの資質である。
第2章:情報を集める技術・読む技術
●本を読む3段階
①「目次読書」段階→まずじっくり目次を読み、検証に必要な情報が
ありそうな箇所にフラグを立てる。「飛ばし読み」する。
②「フラグを立てる」段階→見当をつけた章を飛ばし読みし、重要な記述が
ありそうな箇所にポスト・一途でフラグを立てる。
③「熟読」段階→フラグを立てた箇所に戻って、じっくりと読みなおし、
自分の意見や仮説やアイデアを本に書きこんでいく。
●日本語検索+英語検索+画像検索
日本語で検索し、その後英語で検索すると、シンプルだが、検索数は倍増する。
アイデアソースを広く拾うなら「画像検索」がおすすめ。
第3章:データベース構築とアイデア発想
●5つの揺さぶり:5つの思考技術を使って脳に「揺さぶり」をかける。
①意図的欠落→要素の不足が起きた時、代替案が出てきやすくなる。
この不足を意図的に引き起こして、新しい機能や構造を考えてみる。
②類化性能→全く違う業界の新商品展示会を歩き、要素や構造に注目し、
これは面白いというものを自分の業界に持ち込んでみると
新しいアイデアが生まれやすくなる。
③目的変更→あえてこれまでのプロダクトの機能をまったく違うものに
変えてしまうことで、全体構造を変えてしまう。
④BTTF(Back to the Futureの略)→歴史を洗いざらい見詰め直すと
そこから未来へ向けたヒントが得られやすい。
⑤仮説推論→情報をカテゴライズしていきながら、情報同士を結び付けて
新たな仮説を作り、その理由について「WHY(なぜ)」を5回考え、
本質的要因まで、深堀りしていきます。
第2部 アウトプットの技術
第4章:型の効用
●話す行為は自身の思考がまとまっていないとできませんから、
自分の考えが熟したら、いきなり文章を書くのではなく、口述する。
つまり思考の断片をあらかじめ口述で出力し、それを文章化して、
さらにリトライをかける。
●型の理解
論文や企画書の基本型を理解し、必要最低限の目次構成のイメージをつかむ。
●マンダラートを活用した「思考の断片」出力
マンダラートという思考技術を活かして、これから論文や企画書で書きたい
内容を書きだす。章や節、文章のキーワードを構造化しながら全体像を
浮き上がらせる。
●データベースを検索し、「全体像」をリライト
浮き上がらせた全体像に、さらに具体的なデータストックを見ながら、
新たなキーワードを加筆、修正する。
第5章:わかりやすく自分らしい文章術
●書くための基本3原則
①書きながら考えない
②紛らわしい文章や複雑な文章を書かない
③ペン・シャープナーを持つ
「ペン・シャープナー」とは、ペン先を尖らせるものという意味があり、
文章のカンを鈍らせないために読む本や原稿を書く前に
読むお気に入りの文章のこと。
●文章表現のルールや技法
①ベンチマーク研究→手本となる文章をいくつか見つけて分析する。
②文章表現のルールをつくる→分析をルールとして規定する。
③文章を磨く→文章を他人に読んでもらうことによって、修正点をみつけ、
リライトする。
第6章:企画書を書く
●企画書の基本項目
①目的/目標(目的=質的、目標=量的、数値的)
②現状の問題と課題(現状の分析結果からの戦略と戦術の方向性示唆)
③コンセプト【基本的な考え方の提示)
④顧客(想定する顧客の提示)
⑤コンテンツ(考え方に基づく施策内容)
⑥作業工程(誰が何をするのか順序)
⑦スケジュール(時間、いつまでに何をするかの目安)
⑧予算/収支予測/市場へのインパクト(この企画で何が変わるのか、生まれるのか想定)
●自分らしさを演出する企画書
①フォーマット
②文字フォント
③文末スタイル
第7章:伝わるプレゼンテーション
●事前準備でおさえる3要素
①目的→何のために行うのか、常にブレないように。
②ターゲット→聞き手はどのような人なのか。
③制限時間
●「緊張」を緩和する3つのテクニック
①事前スパーリングを行う。
②スライドに保険を潜ませる。
③相手を一人に絞って話す。
●右手にローカル・ロールモデル、左手にグローバル・ロールモデルを持つこと。
これが今という時代を生きるビジネスマンの基本スタンス。
●情報感度の高さと収集力に加えて、アイデア発想と行動力があれば、
人生を簡単に左右してしまう時代である。
以上です!
読み始めはとっつきにくい本かと思いながら
読んでいましたが、少しずつ理解できました。
卒論を書く大学生や企画・プレゼン機会の多い
ビジネスパーソンにオススメです。
ぜひ、ご一読を!
最後までお読み下さり、ありがとうございました
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