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- きょう、何回「ありがとう」っていった?/鈴木健介
(3.5点/5点中)
タイトルから想像したのと内容は違う感じがした。
しかし、父親目線で子どもたちにどう関わってきたのか、
詳細に記されている。
自分も子を持つ父親として見習いたい部分もあった。
では、一部を抜粋します。
著者が子どものために立てた3つの誓い
①仕事以外の自分の時間は、すべて子どもの将来を構築する時間とする。
→仕事の時間が許す限り子どもの予定に合わせて予定を組んだ。
②わずかでも財産を残すゆとりがあれば子どもに体験を与えるために費やす。
→幼い時からいくつもの外国を見聞させた。
③知識は与えても、自分(親)の価値観で拘束しない。
→最後は子どもの判断に任す。
子どもの自主性は、親の我慢しだい。
→雨が降りそうな日も「傘を持って行きなさい」と言わず
「今日は雨が降るらしいよ」と伝えて傘を持って行くか行かないかは任せる。
運動や遊びが最優先
→健康な子どもほど親孝行なものはない。
子どもの頃の友達は親が選んではいけない。
→相手にどんな噂があろうと自分で人を観る能力を持っている。
子どもの部屋に勝手に入らない。
→親にも秘密にしたい何かを隠す場所を尊重する。
責任の共有。
→父と母、それぞれの役割が子どもの判断力をはぐくむ。
子どもは親の口まねから言葉をおぼえる。
→子ども達に「ありがとう」は常に言い続けた。
普通に考えれば当然のことをやっても「ありがとう」と言った。
追及するほど嘘をつく。
→「どこで」「誰に・と」「どんな用事で」をしつこく聞くべからず。
以上です!
40項目から成り立ってるのですが、
ちょっとまとめにくい本でした。
ホントに子どもを信じ切っていたように感じる。
取りようによれば「放任」とも受け取れるが
この著者のスタンスは勉強になる部分はある。
実際、著者は会社をつぶし、借金を背負いながらも
子ども達は立派に育った。
恵まれた環境になくとも、親の接し方次第で
子どもの育ち方も決まって来るのか・・・
僕自身、「子どもは親の鏡」だと思っているので、
やってほしくないことや言ってほしくない言葉を
使っていると、「あちゃー」と反省しています。
タイトルからの期待はしないでほしいのですが、
親としてやるべき態度や姿勢が学べます。
ぜひ、ご一読を!
最後までお読み下さり、ありがとうございました
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