どーも、ビジネス読書士@プレミアムです
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原田 隆史
(4点/5点中)
1時間目:大人にこそ生活指導を
「目標達成のための奉仕活動」とその継続
→家庭で「靴を揃える」「お風呂を洗う」「洗濯物をたたむ」
「トイレを掃除する」など些細な事を大切なことだと
位置づけて、それを継続させる。
まずは靴を揃えてみる
→仕事一筋の人がいきなり家事をなんでもこなすことは
難しいので、簡単なことを黙々と継続する。
続けていれば、周りの見る目が変わる。
その他、「元気よく挨拶する」
小さな変化でも家族はわかる
→日課をコツコツと続けると家族とのすれ違いもなくなり、
円満になる。家族は仕事へのやる気を高めてくれる。
上司からそっせんして整理整頓をする
→身の回りをきれいにすれば、その場のすさみがなくなり、
そこにいる人間の心もきれいになる。
現状に不満を抱く前に、自らの生活を見直し、
仕事と生き方のバランスを図る努力を継続する。
うまくバランスを保ち、さらによりよい方向を
探求し続けられる人がみんなのお手本となる
リーダーのあるべき姿である。
2時間目:理念と目標を掲げる
松井秀喜と宮里藍の共通点
松井:「常に大きな夢を持って生きていたい。
野球人としてだけでなく、この星に暮らす
者としての責任と自覚を持つこと。
それが自分の生き方です」
宮里:「プロのゴルフプレーヤーである前に、
1人の人間として、尊敬されるような
人になりたい」
二人とも、プロ選手としての活躍にとどまらず、
一個人として自分のあるべき姿を公言している
ことです。
人生の理念を持つことは、仕事でも生活でも、
生きる姿勢を一貫して保つ指針を持つということ。
目標達成には達成までの時間軸となる期限を
定めて意識する。
目標を立てる時、仕事の目標は数字や実績などの
形のある目標(有形の目標)ともう一つ大事なのが
無形の目標すなわち人格の目標です。
人間としてあるべき姿、どのような自分に
なっていたいのかという目標です。
自分のルール、クレドを持とう
自分の行動指針を覚えやすく簡潔な言葉で
思いを込めて作る。
行動を修正するだけでなく、クレドに込めた思いが
正念場で自分を支えてくれる。
3時間目:脳と心を鍛えるエクササイズ
目標4百字!脳を鍛える3分間作文
手書きで、テーマを決めて3分間でテーマに沿って
できるだけ多く文字を書くことが目標です。
自分のイメージや思いを的確な言葉に変え、
それを人に伝える能力を格段に高めることができる。
自画自賛して長所を数えよ!
長所とは、「自ら進んで出来る部分」です。
この部分を意識して増やすことが
自己肯定感につながり、目標達成や
自己実現の力になる。
仕事の楽しさ、いくつ挙げられますか?
リーダーとして仕事の楽しさを語る多くの
言葉を持っていなければやる気を出させる
ことできません。
これは自分自身、同僚や部下が仕事を
離れようとする時も同じである。
自分の仕事の魅力を明確に認識することが、
大事である。
脳に汗をかいて行動目標を書きまくる
準備すれば成功に大きく近づく。
4時間目:かかわり方を変えてみる
家族をつなぐ秘密兵器・冷蔵庫掲示板
冷蔵庫のドアにホワイトボードの掲示板を
張って、毎日子どもや奥さんに対して、
一言でもいいからメッセージを書き続ける。
家族とのコミュニケーション不足を感じているなら
家族と心から関わることを日課として掲げる。
やる気を高める3つのポイント
①有能感→自分はできる、自分には能力があると感じさせる。
②統制感→「できそうだ」という感覚。
③受容感→自分の居場所が認められていて、自分が
なくてはならない存在だと感じること。
リーダーは3つの顔を持て
①母性→話に耳を傾けてしっかり聞いてやり、受容する優しさ。
②父性→生活規範を守らせるなど、絶対に許しては
いけない場面で、毅然と接する厳しさ。
③子ども性→一緒になって遊び、楽しさを心から共有する朗らかさ。
大人の生活指導で日本が変わる
・理念や志をもって仕事に生きる。
・未来のあるべき自分の姿を描いて突き進む。
・心の利益を重んじる。
・長所を磨いて、それを人のために役立てる。
・日々、心をつくり、心を高めるために努力する。
・体をつくり、健康維持に努める。
・職場でも家庭でも、みんなの生き方モデルとなる
大人を目指す。
熱い人ですねぇ。
中高の体育教師を思い出しました。
原田さんの入門書というべきこの本、
大人の生活指導を受けてみたい方は
ぜひ、ご一読を!
最後までお読み下さり、ありがとうございました
明かりをつけましょ、爆弾に♪