父が亡くなってから2回目のお盆を過ごしましたが、特に帰省するでもなく、お墓参りもしていませんでしたが、みなさんはどのようにこのお盆をお過ごしだったのでしょうか。

私は帰省といっても、泊まれる家もないし、、
だから父には今回の実家の家を解体することについて、心の中で何度も話しかけたりまた思い出や感謝を述べ、そして「お父さんは(ついに実家を解体することについて)どう思う?」と尋ねたりしていました。
「何か言いたいことがあったら夢の中に出てきて伝えてや~」・・と言って。

お墓参りにしても何にしてもそうですが、何をやったとか何をしていないからとかいう儀礼的なものではなく、実質的にはその心だと思います。
だからといって何もかもないがしろでいいというわけではありませんが、、

日々の日常の中で何を思い、何を行うかが大事なのであって、お盆の時だけ思い出してお墓参りをするとか考えるとかいうことではないのではないかと。
日本語がけっこう難解ですね(笑)

というわけで、前置きの長い日本式の語り口調になってしまいましたが、何がいいたいかというと、父がお盆がおわってから夢に出てきてくれたので、そのことを書いておきたいと思い・・。

数日前の朝、朝起きてから、またウトウトしている夢の中のこと(こういう時が一番あちらの世界に行きやすく繋がり易いですよね?)

私は夢の中でいつものように弟と電話をしていました。

すると、外から父の声が聞こえてきました。
それはだんだんと近づいて来て、見ると、場所は今解体している実家の勝手口で、そのドアがパカっと開いて、スーツ姿の若々しいメガネをかけた父が現れました。

「あ~!!お父さん!」

父はもうニッコニコな満面の笑みを浮かべていてめちゃくちゃ明るい顔をしていました。(最近いつもこういう風にニコニコ姿で現れる(笑))
でも、部屋の中にはいってくると白い紗のかかったような少しぼんやりした印象だったけど、、でも、

そして何か私に話しかけてきて、私もそれに応えて会話をしたのですが、その時は覚えているのに、どうしてもこちらの世界に戻ってくると(目が覚めると)ザルで水をすくうかの如くに、抜け落ちて忘れていってしまうのです。

でもその時にかんじたことをボイスレコーダーに記録しているのを確認すると、

父の笑顔があまりにも楽しそうで優しそうにして私に話をしてくれて、
それがとにかく嬉しくてうれしくて、私は・・・

「お父さん生きている時には、健康のこととか余りにも色んなしがらみとかががあっていつも笑っててもどこか重苦しい険しい顔をしてたけど、でもこれが本当のお父さんなんやね、こんな優しい人なんやね~!これが本来のお父さんなんやね~!」っと語っている。

「今は自分でも死んでいることも分かっていて、でも楽しく過ごしている」っていうかんじで伝えてきてくれているかんじがした。

ほんの数十秒か数分。
見ている間は、本当に何かやさしさに包まれているようななつかしさと、うれしさがいっぱいの空間でした。


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私にとってはその場所が家族3人が一緒に暮らしていたあの実家だということがミソで、父は勝手口(裏口)から現れたというのも、なんとなく意味があるように思いますが、亡くなった人はそういう風に(玄関からではなく)するものなのでしょうか?

わかりませんが、、

とにかく、勝手口から入って来て、めっちゃキラキラ笑顔!(笑)
そして解体の件については、特にまったく気にしていない!というかんじの印象でした。

父は生きているときによく何かあると笑顔を作って
「気にするな~!」と言っていることがありましたが、今回もそんなかんじかな・・?


亡くなってから最初のほうは、自分が亡くなったことに気づいてなくて、「お父さんはしんだんだよ」というと気づいてくれて、その途端に若返って元気な若い姿になり(笑)
だいたい父は生きていた時とは真逆のように、本当~~に軽快な雰囲気と笑顔で出てきてくれます。


あの生きている時の、片時も落ち着くことないような険しく重苦しい雰囲気とは、本当に真逆

亡くなって数か月ぐらいの時には、自分の亡くなった原因となった「(あっちの世界で)胸部大動脈瘤を手術してもらったぞ!」といって手術跡を見せてくれたりしてこちらの世界のことがまだまだ残っている感じでしたが、、


その後も何度か夢の中で観たのですが、現世でのようには、もう足を引きずることもなく、呼吸が苦しいとかいうこともない、たばこがないとイライラすることもなく、、

自分の意識次第で、いくらでも健康で自由自在でいられることに気づいてきたようで、父はゆっくりとあちらの世界でお休みをしてその後、スーツ姿で眼鏡をして、とっても軽くて爽やかなイメージの若いサラリーマン生活を楽しんでいる模様です。

しかも、たぶんですが、、あちらの世界で結婚をして子供も二人(女の子)がいるようでした。なるほど・・・あちらの世界ではこちらの世界で出来なかったことをやっているようなかんじでした。犬も飼っているようでした。(昔かっていた土佐犬みたいなやつ)

そのように見えました。


というわけで、父がとても明るくて元気そうなので(あちらの世界で)、この頃の私が実家の解体のことでとても哀しい思いになっている気持ちに対しても、前向きな気持ちになるようなそんな印象をもってきてくれたように思います。

とにかく、父が明るいので驚いてしまう。
あんな明るい顔を、生きている時には一度も見たことがなかったからね~!(笑)