(管理人)

もちろん、メディアは大きなメディアほど国民の方を向いていませんよね・・・。

金と権力筋の方ばかり向いている報道が殆どですね。



○日本政府
>吉野復興相は4日、浪江町の対策本部を訪れて状況を視察、「体に気をつけ、消火に奮闘してほしい」と職員らを激励した。
この火災で、インターネット上には「放射性物質が飛散する」などの風評が流れているが、県によると、現場周辺の放射線量に大きな変動はない。(全文掲載)


○ロシアスプートニク
>チェルノブイリの森林火災の消火にあたったグリーンピースロシアの消防士、アントン・ベネスラフスキー氏は、次のように断言する。
「火災中、セシウム137やストロンチウム90、プルトニウムのような放射性核種が空中に上がり、風によって運ばれる。これは動揺を掻き立てずにはいられない。それは、この不安定な原子を人々が吸い込み、内部被爆を被るためだ。」



普通に考えて、一般人が立ち入れないほどの放射能汚染地域とされているところの山林が火事になるということは、放射能を拡散させないための原則として、燃やしてはいけないというのは当然で、周辺地域の人々にとっては危険であるということは当然だと思います。

なのに、なるべくそこには触れない、どころか風評などといってまた人々を被曝させてしまうのか・・という。
くさいものには蓋!でしょうかねぇ・・。

そして、この山火事は昨日の10日にやっとこさ鎮火が確認されたとのことです。
現場で消火活動をされた皆様のご苦労に感謝をするとともに、やはりお身体のことも心配です。
本当にご苦労様でした。


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・日テレNEWS24記事より転載

■福島の山火事が鎮火 放射性物質濃度上昇も
2017年5月10日 19時25分 日テレNEWS24
http://news.livedoor.com/article/detail/13044414/



福島の山火事が鎮火 放射性物質濃度上昇も


福島県浪江町の山林火災は発生から12日目の10日、ようやく鎮火した。一方、県の検査で周辺の大気中の塵に含まれる放射性物質の濃度が上昇していることが分かった。

 先月29日に浪江町の帰還困難区域内にある十万山で発生した火災は、10日午後3時すぎに「鎮火」が確認された。合同災害対策本部によると、隣接する双葉町側の山にも延焼が拡大し、浪江町22ヘクタール、双葉町53ヘクタールの、計約75ヘクタールを焼失したという。

 一方、火災の後に県が設置した大気中の塵(ちり)に含まれる放射性物質の測定器で今月8日の放射性セシウムの値が浪江町では前日の約3倍、双葉町では前日の約9倍に上昇していた。

 山林火災との因果関係について県は、「現時点では判断できないが、強風で燃えた灰が舞い上がった影響も否定できない」としている。空間の放射線量には大きな変動はなく、県は専門家の意見を参考にしながら影響を評価するとしている。


----------転載おわり


管理人

まぁ、目に見えないし因果関係はと言われると、断定的なことが言えない慎重さというのもわかりますが。
とにかく、結果として周辺の町のセシウムの値が3倍、9倍て、、山林火災の影響は間違いない!って思いますけど、因果関係は現時点で判断できないんだそうです。・・・?苦笑


最近になって私もまた大気中の放射線量をまた見るようになったのですが、(特に理由はありませんでしたが)(ロシア製ガイガーカウンターでβ線も拾ってしまうので少し高めになる)、見ている限りにおいて、最近は特に高くもなく低くもなく、あのフクイチ事故直後に比べると確実に下がってはきています。(今のところ)
また、定常的に上がるなどがあったらこちらで報告します。


一年前は時々0.2マイクロシーベルト代になることも時々ありましたが、最近は、0.2に届くことはほぼありません。場所によっても、数十メートル違っても違うので、これが全てというわけでもありません。

でも、だいたいその当時の2/3ぐらいに推移しているように見えます。セシウム134の半減期が2年ですから、その影響もあるかもしれませんね。