私の場合にはというよりも、他の方も皆さん、寝ている時にはこうしたアストラル界(幽現界というそうです・・・?)に行って自分の故郷であるところに行ったり、亡くなった人に会ったりなどしているそうですが、でも、その記憶を持ってこれないか、または全てをぼんやりとした夢として解釈してしまう。ということだと思います。


あまりハッキリというのも何ですが、このところ何をするにも力が出てこない、沸かない、、本当におっくうで大変です。こうして記事を上げることは今出来ていますが、実際、鬱状態かなぁと、、思います。本当に力が出てきません。何を見ても、しても虚しくて悲しくてすぐにジワジワ涙が出てきてしまったりして、、、
すぐにため息をついて座りこんでしまいます。

薬も飲んでいるのですが、なかなかしんどいですね。
効いているのか?効いてないのか??わかりません・・・・。

ところで、夢に出てきて欲しいと思って寝ると出てきてくれるのですが、出てきてくれる時とそうでない時の違いがあることが次第に分かってきました。

こちらが悲しくて悲嘆にくれるなどして、泣いてウジウジしながらだと出てきてくれないようです。

むしろ、懐かしさとその懐かしい気持ちをホッコリしながら思い出して、少しふんわりとした気持ちで、微笑みながら眠りにつくぐらいの状態だと夢にもまた出て来てくれやすい(繋がりやすい?)という気がします。

というわけで、やはりそのようにして、昼間に私は父の手のことを思い出して
「私はお父さんの手が好きやったで!」って独り言のようにして語り掛けました。

父の手は力仕事が多くて、いわゆるガテン系の仕事でした。その足場を踏み外して墜落して、脊髄を損傷して身障者となってしまったのです。その後もそれでも、自分に出来る仕事を見つけて働いていました。
そういう意味で、本当に強い人だったなぁと、、今になって思います。

父の手は、もともとがそういった力作業の現場にいたものですから、大きくてごっつくって、いかにも強い男の人の手というかんじでした。
よく男性でも、何も苦労をしたことがないかのような美しく細く白い手を持った方もいて、それはそれでいいかもしれませんが、、

私は、父のごっつい鍛えられた長年の苦労が刻み付けられた大きな手が大好きでした。

数日で自分一人でちゃっちゃと車庫を作ったり、色んなものを器用に作っていました。それを見てプロの方ですか?お願いできますか?って誰かが来たこともありました。
そんな風に何でも出来て、本当に頼りになる父親らしいところを持っていた人だったなぁって思います。

と、いうことを思っていたのです・・。

そしてその夜、眠る前にはウジウジしないで、色んな懐かしいことを思い出してふんわりと気持ちよく鳴って眠ったところ・・・。4度目の父に会うことが出来ました。

場所は、やはり私や弟が中高生ぐらいのときに住んでいた昔の家でした。
そこの台所、、(懐かしい!!)にいて、父はやはり40代ぐらい。

私と誰か父との3人いたのですが、もう一人が誰だったのか?判らなかった。

私は父と手でグーをしてコブシをコツンと合わせ、ハイタッチをしてその後、なぜか「みかんの花」みたいなことをやっていました。(笑) その時の父は私が父の手がすきだという話をしていたのでニコニコしていました。

その後、父が一緒にごはんを食べようということで、準備を始めようとしていました。
父はすごく淡いグリーンのカットソーを着て首にタオルを巻いて先のところを襟の中にいれていました。
その恰好がものすごく懐かしいというか、確かに昔はそんな恰好をしていたなぁ、、って、もう本当にすっかり忘れてしまっていて記憶にも無かったような服なのに、本当に懐かしかった。

父は私と弟と3人で元気に暮らしていたその当時が一番好きだったんだろうなぁと思います。
本来はあちらの世界では、もうご飯を食べる必要もないのですが、父はまだこちらの習慣や波長が残っているために、食べたり飲んだりしたいようです。

そこで父が出してきた炊飯ジャーを見てびっくり!
めっちゃデカっ!

幅は普通の家庭用の大きさですが、グレーの色で縦の大きさが50~60センチほどもあるほどでかかった。(笑) 父は魚の煮つけを作ったとか作ろうとか言っていたように思います。

その時の父は、ニコヤカとかじゃなくて、普通の顔をしていました。本当に普通の顔でした。
私は父の様子を見ながら、すっかりそちらの世界になじんで生きて居ると思い込んでしまい、父は倒れたけれども入院した後に回復したという風に思い込んでいました。

「あぁ、一緒にご飯を食べられるようになって良かったな~」・・・と思っているうちに

スーっと目を閉じたままで意識がこちらにもどってしまい・・・。
(そうだ違う、おとうさんは死んだんやった・・・ガックリ・・)

と落胆、でも、そうか会いに行けたんだ。と思い

しばらく、こちらの世界の現実に馴染むのに数分かかった。


今回のことでわかったこと。
こちらが悲しみ嘆いていると会いに行けない会えないことが多い。
こちらが思い出して懐かしみ、優しい幸福な気持ちだと会いにいけることが多い。