父がね、、このブログを。苦笑

ここに父のことをおおっぴらに書くってことはあまりなかった。
実際、昔の所業について、自分が思っていたことについて、本音を書いてしまおうか、とかそれが自分のカタルシスになるのかも?とか思っていたけれど、実際、そのほとんどを書いてはいない。

時々思った。
もし、いつかいつか、父が亡くなって意識だけになって自由になった時、この私のブログを見たらどう思うだろうか?私が心に抱えていた色んな複雑な思いを知ったらどう思うのだろうか?ただ通り過ぎるだけなのか?傍観者としているだけなのだろうか・・とかとか。s

いつか来るよな、、でも来ないでほしい、、、、ともちろん思っていた。

そう思ったりして、実際にはほとんど書かないという選択となってしまっていた。

でも、今、きっと父はこれを見ているに違いない。

父はまだ夢の中にも現れていない。他の亡くなった人たちはよく私の夢に現れてくれるのに。
なぜなのか?よくわからないけど

でも火葬場で待っていたとき、義母と弟と、私の3人で話をしていたときに、私と義母の間に空いていた椅子に、間違いなく父は座っていたという確信がある。

とにかくも、今になって、、魂となって?もしくは意識だけとなって自由になった時、私たちが考えていることもきっと分かってしまう、聞こえてしまうはず。

私がどれほど父のことを本当には子供として娘として人間として慕っていたのか!それが本当だったということ、心配してたことを、きっと今ごろホントに知ったのかもしれないなぁ、、なんて思ったり。

親子って、、そんなもんだよね。(一部の事件になるほどの酷い親を除いてだけど、でも、子供はいつだって最高に親のことが一番好きなものだよね、そして最後まで頼りにしてるよね。)


ところで、今回、父を失った(というと胸が心底痛いのだけれど)けれども、父に反発してすっかり疎遠となっていた、実弟に会うことが出来た。そして今後も連絡を取ることもできるようになった。


だってもうたった二人きりの血縁だもの。
仲良くしないとね、、

それに、私たちは弟が結婚する前までは、まるで恋人同士かといわれるぐらい仲良しで、どこに行くにも何をするのも一緒で、楽しかった。父が「おまえらは離れんといかん!ふたりでおったら結婚できんぞ~!」っていうぐらい仲良かった。^^



ところで、今回、ひさびさに弟に会って思ったのがうちの家族のDNAだった。

その一つ、
まず、今、日本人の95%が持っているという携帯電話(スマホ)を、うちの家族の誰もが持っていないこと。私ら家族は全員が残りの5%にはいってしまうマイノリティなのだということ。^^;

弟も、私ももってない、父も義母も。
でも、さすがに今回の父のことで、もっていないと不便だな~!って話になった。


また、私はテレビはあるけれども、弟はテレビをおいていないそうだ。


なぜなら、テレビというのはただの「洗脳メディア」であり、マスコミもニュースも嘘ばっかり言っているから要らない!というのだ。(まさに、何十年も離れてたのに考え方は私と同じじゃないか!)

では情報はどこで得るのかというと、すべてネットからだそうで、しかも日本のサイトではなく、ほぼ外国の、しかも信頼できるメディアのみを選んでみているとのことだった。(弟は英文を日本の書籍のように読める)


そういう弟の言を聴き、またしてもうちの家系のDNAを感じた。(笑)

「おんなじやん!それ!」


なんだか、それで仲直り~!?仲直りか??

よくわからんかったけど、、とにかく弟が昔家を出たときのかたくなだった状況とは違った。

私らもうふたりっきりやで、、そうやろ?仲良うせな!、、。

私は悲しみの中だったけれど、でも弟を目の前にして話をしているときだけは、とても元気になれていた。今もおそらく、弟の話をしているから元気になっているのかもしれない。

家族っていうのはそれほどパワーあるものなのだなぁと思う。