喪失していくこと alone again | 徒然なるままに、その日を暮らす

徒然なるままに、その日を暮らす

アラフォー女の仕事と、好きな音楽などなど。

♪そしてひとりぼっちになったんだ 当然のように♪

アラフィフにもなると

ギルバートオサリバンの

alone again

の歌詞に切なさと、そうそうねーと同意が湧き起こります。

↓歌詞

In a little while from now
If I’m not feeling any less sour
I promise myself to treat myself
And visit a nearby tower
And climb to the top
Will throw myself off
In an effort to
Make it clear to whoever
Wants to know what it’s like when you’re shattered

今から少し経っても この気分が晴れないのなら
自分に誓ったんだ 近くの塔に登って 
身を投げてやろうって 打ちのめされた人間が
どんなことになるかっていうことを
知らしめてあげるんだ

Left standing in the lurch at church
Were people saying, my god, that’s tough
She stood him up
No point in us remaining
We may as well go home
As I did on my own
Alone again, naturally

教会に佇み 周りが言う
「もう充分だ 彼は婚約者に見捨てられ
 私たちがここに残る理由は無い」と…①
僕らは家に帰ることになるだろう
自分から仕掛けたように
僕はまた一人になった ごく自然に…②

To think that only yesterday
I was cheerful, bright and gay
Looking forward to who wouldn’t do
The role I was about to play
But as if to knock me down
Reality came around
And without so much as mere touch
Cut me into little pieces

昨日までのことだけを考えたら
僕は元気で明るい 陽気な男だった
楽しみだった 僕が務めるはずだった 
ごく一部だけがつかめる幸せが
でも落としいれられたように
現実が押し迫って来て
何の前触れもなく 僕を粉々にしたんだ

Leaving me to doubt
Talk about, god in his mercy
Oh, if he really does exist
Why did he desert me
In my hour of need
I truly am indeed
Alone again, naturally

僕に疑いの心だけを残して
神にある慈悲が何か 自分に問う
ああ もし神がいるのならば
なぜ一番求めているときに
あなたは僕を見捨てたの?
そしてまた 僕は本当に
ひとりぼっちになってしまった ごく自然に

It seems to me that
There are more hearts broken in the world
That can’t be mended
Left unattended
What do we do, what do we do

この世界にはまだ他にも
救われない心がたくさんあって
誰も治しちゃくれないまま
忘れ去られて行くんだろうな
僕らはどうすればいいのだろう
何をしてあげられるのだろう

Alone again, natirally

また一人になってしまった ごく自然に

Looking back over the years
And whatever else that appears
I remember I cried when my father died
Never wising to hide the tears
And at sixty-five years old
My mother, god rest her soul
Couldn’t understand why the only man
She had ever loved had been taken
Leaving her to start
With a heart so badly broken
Despite encouragement from me
No words were ever spoken
And when she passed away
I cried and cried all day
Alone again, naturally
Alone again, naturally

何年も前のことを振り返る
前にもこんなことがあったなと
思い出したよ 父が亡くなったとき
僕は泣き明かして 涙もろくに拭わなかった
そして母が65歳のとき 彼女は亡くなった
僕は理解できなかった なぜ愛した唯一の人を
奪われ 傷ついたまま生きていかなければならないのか
彼女はどんどん喋らなくなっていた
僕が励ましたのにも関わらず
そして 彼女が亡くなったとき
僕は一日中 泣いて 泣き続けた
そしてひとりぼっちになったんだ 当然のように
また一人になるんだ 当たり前のように


↑せ、せつない!!救いは?歌の主人公に救いはないのー??!

と思います。


ある程度の年齢を重ねると身体機能や精神面、社会生活において、色々喪失していきます。それは知識として知っていて、認知症は喪失のものがたりです。

幸いわたしは、アラフィフになるまで風邪や虫歯以外に、重い病気を患ったことがない。

年齢を重ねていくということは、人生の経験値が増えていき 喪失を知ってそれでも生きていく。

生きることの意味を考えるより、人生に意味はないと知ってしまっても、地味にだら〜っと生きていかざるをえないと知る。

ひとりはさびしい、←らしいけど、その感情がよくわからなくて理解できない、ことはある意味生きやすいのかもね。

他人の感情や言動に鈍感になっていると感じる、今日この頃。


わたしは、近くの塔にはのぼりませんし、身は投げません。


高い場所から落ちるのは、怖いときちんと知覚できていますので。