今年度も残すところあと2週間ほどになりました。
海の向こうから届くつらいニュースに胸を痛めつつ、濃いピンク色の花を咲かせた河津桜の盆栽を見ては、春がすぐそこまでやって来ていることを実感しています。
この春は、わが家にも少し大きな変化がありそうです。
まずは夫の単身赴任が終わり、4月から家に戻ってくることになりました。
一緒に暮らすのは10年ぶりくらいです。
毎日ちゃんとした食事を作らないといけなくなる・・・と思うとちょっとツライですが、いつでも話をしたい時に何でも話せる相手が側にいてくれるというのは嬉しいし心強いものですので、ダメ妻の汚名を返上できるよう頑張りたいと思います
息子は、社会人3年目になるにあたり、希望した職場への転勤が決まりました。
いよいよ好きな仕事に打ち込めるようになるので、本人はとても張りきっています。
今度の勤め先はちょっと遠くなりますので、これまでのように毎週冷凍弁当を届けることができなくなり、これでようやく母としての役目も終わりになりそうです。
ずっと娘と私自身のことに振り回され、息子には十分なことをしてあげられなかった面もありましたが、最後の数年間は母親らしく頑張れたかな・・・って思っています。
あ、そうそう、息子は同じ職場で年上の彼女ができて、結婚が決まりました。
おめでたい反面、まだ家を片付けられていない私は青くなっております
次女は、新しい職場で楽しくやれているようです。
仕事の後に一年間通ったスクールの卒業発表会も無事終わり、もうすぐ卒業式です。
ところが。
専門学校時代の担任の先生(*40代独身、ついに一人用マンション購入)から
「あなたもまだ結婚する予定ないんでしょ? だったら若くてやれるうちにどんどん勉強しておきなさい!」
と背中を押されて、急遽さらに上のクラスを受験したらしいです。
そして先日、無事合格通知が届き、来年もう一年間、二足の草鞋生活を続けることになりました。
心療内科の薬も卒業でき、今は月1回楽しくカウンセリングに通っているみたいです。
さて、問題の娘ですが。
3月に入ってようやく『除籍』の全貌が明らかになりました。
予想通り、"来年卒業試験に合格できたら復学しての卒業が認められる"という立場なようで、予想外だったのは授業料がさらに半額(*つまり普通に在学していた頃の1/4)になったことです。
これは嬉しい誤算です
また、あらかじめ考えておりましたように、娘の大学の担当の先生や個別指導の先生にお会いして、今後についての相談をしてきました。
有意義な話を伺うことができて、新たな展望が見えてきた気がしています。
娘は留年のショックからすっかり立ち直り、
「毎年成績な上がっていってるから、来年は大丈夫やろ!」
と、相変わらず根拠不明の見通しの甘いことを申しておりますが、一方で
「自分の勉強の仕方がいかに甘くて真剣さが足りなかったかがよく分かった」
とも申しておりましたので、少しは変わってくれる・・・のでしょうか
そう期待したいですけれども・・・
最後に、私事ではありますが。
今年は意欲的にいろいろなことに取り組む一年にしたいです。
仕事、10年ぶりの妻業、家の片付け、庭や盆栽、ステンドグラス、リコーダーなどなど。
とはいえ、やはり今年も娘についての悩みから離れられそうにはありません。
このブログをはじめてからの2年4ヶ月の間に、娘のADHDとナルコレプシーが判明し、
「ADHDって何ぞ」
「ナルコレプシーとは何」
について、私なりに一生懸命勉強してまいりました。
そのおかげもあってか、ADHDに付随していると思われるもろもろの症状、たとえばODや片頭痛や試験中の体調不良や低血糖などについても、ある程度解決することができたと思います。(まだ未解決のものもありますが)
そのためこれからは少し視点を変え、次は娘の将来へと目を向けた勉強をしていきたいと考えるようになりました。
具体的には、親の会やいくつかの勉強会に申し込みをしました。
そこで発達障害(ADHD)のサポートについて学び、娘のためには何がいいのか、どうすれば娘がよりよい人生を歩むことができ、それを私が心の底から受け入れ応援することができるのかなどについて、理解を深めていきたいです。
私たちの歩みははじまったばかりです。
まだまだ道に迷ったりたくさん間違えたりもするでしょうけれど、未来は自分たち次第で帰ることができると信じて、一緒に進んでいきたいです。
そんなわけで、これからの一年、私たちの生活は多少変わりますが、娘だけはこの2年間と同じ日々を送ることになりそうです。
そうなりますとブログでご報告させていただくようなことは何も起こりそうになく・・・更新はこれまで以上に滞ってしまうかもしれません
それでも毎日ちゃんと頑張っていると思いますので、心配なさらないで下さいね。
みなさまにもいろいろなことがあるかと思いますが、お互いに頑張りましょうね