1月2日の夕方。

とにかく、夜ちゃんと眠り、朝ちゃんと起きて、日中は眠気のない状態で活動できるような生活リズムを整えなくては始まらない。
そのためには専門の病院を受診して、治療を受けるしかない。


赤ちゃんの時から何とか寝かしつけようと努力しても、小学校高学年以降はどんなに注意しても叱っても、どうにもならなかった「習性」です。

もはや本人の意思や努力で修正することは無理。
だけど、もし、万が一治療を受けて治すことができたら、あるいは治すことは無理でも多少でも「普通」になることができれば、来年は卒業できるかもしれない――。

そんな藁にも縋る思いに突き動かされ、私は娘に電話をかけると、睡眠障害外来の受診を勢いよく勧めました。


が・・・。

娘はまったく気乗りしない様子です。
受診が嫌というわけではなく、ただ単に
「別に私は困ってないのに、なんで病院に行く必要があるの?」
という認識です。
「物心ついた時から昼夜逆転だったし、昼間頭がボーッとしているのはずっとだから、自分ではこれが普通なんだけど」
と言うのです。

その時ちょうどおばあちゃん(私の母)が遊びに来たので、会話を聞かれたくなくて(←私自身が二年続けての留年というショックを引きずっていたので、まだ伝える勇気がありませんでした)、続きはLINEでやり取りすることとなりました。

こんな感じです(転記の手間を省いて申し訳ありません🙏)。

 


 

なんてひどい母親なのでしょうね。
娘の体ではなく、「試験」「卒業」「国試」のことしか心配してないではありませんか。
今あらためて振り返ると、反省しかありません💦

「ちょ…お母さん、娘さんが重要なことをいくつも言ってるではないの!」
とお気付きの方もおられるかと思いますが、この時点での私は
「娘は睡眠相後退症候群に違いない!」
と決めつけ、
「それでもある程度は自分の努力で何とかなるはず!」
とゴリ押しする、ひどい母親ぶり全開でした。
(きっと、これまでもずっとこんな感じで自分の方針を娘に押しつけていたのでしょうね……)


それでも最終的には娘の同意を何とか取り付け、私は「睡眠障害専門の病院を探す」という次なるミッションに着手したのでした。


*この後、まさかおばあちゃんの一言がちょっとした波乱を引き起こすことになるとは・・・。