カノSIDE
チュンチュン…
僕の部屋にスズメのさえずりがこだまする。
眠い目をこすりながら時計に目をやると8時。
今日は午前中に任務だ。
そろそろ誰かが起こしに来るだろう。
コンコンッ。
僕の部屋にノックの音が響く。
ガチャっとドアが開くと、長い翡翠色の綺麗な髪の毛と薄紫の見慣れたパーカーが見えた。
「おい、カノ。起きろ。」
僕の好きな人。キド。
「ん~・・・キドが着替えさせてくれるなr「黙れ。しにたいのか。」はい・・・」
バタン。
ドアが閉まってキドが見えなくなる。
「早く用意しなきゃ。」
ぼそっと呟いて起き上がり、いつものシャツと黒いパーカーに着替える。
リビングに行くと、すでにみんなが来ていた。
「やっと来たか。」
そう言うと、キドは任務の説明をし始めた。
今日の任務は僕とキド、セトの孤児院組で行うらしい。
任務と行っても、近くの豪邸に侵入してとあるファイルを探し出すだけらしい。
楽勝じゃん。そう言うと、
「侵入する部屋の隣はリビングだ。逆の部屋には一人娘の部屋がある。しかも部屋には窓がない。」
その過酷さに僕はうぇぇ…と声を漏らす。
キドが立ち上がって僕に手を伸ばす。
「ほら合図だ。クールに行こう。」
そういってニヤッと笑った。
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キドSIDE
アジトを出て徒歩20分。
俺達は目的の屋敷にたどり着いていた。
この家を見ていると昔の事が思い出され、苦しくなってくるが、これは任務だ。
俺は自分にそう言い聞かせてカノとセトを連れて屋敷に入った。
たどり着いたのは書斎だ。
マンガから参考書まで様々なジャンルの本がおいてある。
早速俺らは目的のファイルを探し始める。
ファイルはすぐにみつかったのだが、
本の山を崩したのが運の尽きだった。
ガチャっと書斎のドアが開くと、
俺より少し年下であろう、少女が顔を出した。
黒く、長い髪の毛に俺と同じ翡翠色のメッシュが特徴的でたれ目の少女がそこにはいた。
少女は目を見開いてドアを開け、入ってきた。
ヤバい。
そう思った時には遅か「早く逃げて。お母様に見つかる。」え…今なんと言った…?
静かな、少し低めのでも可愛らしい声で、逃げろと言ったのだ。
セトも…滅多に驚きを見せないカノまでもが驚いた顔をしていた。
そのとき、突如「どこにいるの?早く出てきて頂戴。私も忙しいのよ。」
という女主人の声が聞こえてきた。
少女は焦らず、「あなたの能力を使って。ドアを開けるから開いた瞬間に出て。後はそのまま走って家の外に出て。」
というと、ドアの方に振り返った。
ドアが開くと、俺達3人は外に出た。
すれ違う瞬間、「またね」という寂しそうな声が聞こえた気がした。
外にでると、俺3人は顔を見合わせた。
取りあえず、任務完了だな、と。
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あとがき。
こんばんは~(笑)
駄作者です(*・ω・)ノ
うーん……一体なにがしたいんですかね。
ちなみに今回出てきた少女は今後も出てきます。
一体誰でしょうね。
オリキャラは3人いるんですが、増えるかもしれません。
それではー!今後ともよろしくお願いします。