日中の温度差 | 吉野椰枝子の日々ブログ

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英語講師&日本語教師の吉野椰枝子が、「言語」「異文化」「学ぶ」「成長の楽しさ」について、日々の気づきを書いています。生徒としても中国語を学び中!


さて、コロナウィルス、

今まで、中国人の友人を心配していたのが、

逆にこっちが心配されるようになってきています。

中国人さんからすれば、今回の中国の経験や学びを日本に使ってほしいのが、

全然、活用されていないのが、見ていてハラハラしている、

プラス、私たちの意識も緊急事態になってないと、歯がゆい思いをしているのが、

中国人の友人たちや、私のスペシャルボーイフレンドの中国人Jさんのメッセージから見てとれるのです。


毎朝、

Jさん「おはよう、今日は何するの?」

私「武術の稽古があって、それから仕事。」

Jさん「必ずマスクをしてください。それから、手洗いを20秒以上すること。」


毎晩、

Jさん「今、何してるの?」

私「仕事が終わって、帰るところ。」

Jさん「マスクをして、移動して。多く手を洗って。外にいる時は、手で目鼻口を触らないで。
家に入る時は、ぬれたタオルで頭から足までさーっと拭いて。中国では私たちは、消毒液を使って拭いて。携帯とカギも消毒してください。アルコール度75%の医療用の消毒液を使ってください。ただし、大きな面をそれで拭かないこと。静電気で火が付く恐れがあり...」(以下ずーっと続く)


なんて、こんなメッセージの毎日。

しかも、彼らは、仕事も学校も休み、

基本、不要不急の用事以外は、家からなるべく出ないようにしており、

私が、気軽に外出しているのが気になってしょうがないらしく、

Jさん「今日は何してるの?」

私「今日は早めに帰ってこれるから、夜は武術の稽古に行こうかと。」

Jさん「今日は、家にいたらどうですか?外は花粉が多いですよ。」

と、なるべく外出させないような方向に持っていかせようとしている気遣いのJさん。


そして、出かけるたび、「マスクを!」とか「手洗い!」とのメッセージの他に、

いろんな教育画像が送られてきます。

こんなの ↓とか、





こんなの ↓





Jさん「ほら、キムタクも、マスクしてますから、あなたもしてください。」

と、あの手この手で私にマスクをさせ、注意喚起をしてくれ、ありがたいのですが、

毎回毎回Jさんも大変だろうな、と思っていたら、


先日は、いつもの注意の後に、


もう、うんざり、と思ってるでしょ?」


といきなり日本語でメッセージが来て不意打ちをくらいました。

(いつも、Jさんからのメッセージは中国語で来る)

続けて、

「私が過敏になり過ぎているだけかもしれないですが、

この問題は神経質になり過ぎてもいいぐらい気をつけないといけません。

中国の経験を有効に使って、一人一人が気を付けて、流行を少しでも抑えるようにしなければ。

これは習慣の問題です。」とのこと。


中国と日本、感覚に温度差があるな、と思ったので、ここにシェアしてみました。


ということで、私もJさんの言うことをきちんと聞いて、

私もマスク、手洗い、除菌を励行している毎日です。