と、タイトルからして浮かれまくってるのが丸わかり💦


もうかなりピークも過ぎてしまってるのは承知の上で。


やっぱり行こう!

吉野が私を呼んでいる!と。笑


だって。


「来年」があるかどうかはわかりませんしね。


などと、神妙なことを言ってますが。


え?

「○○○○っ子世にはばかる」とも言うから、きっと大丈夫?


○○○○に何が入るかはご想像にお任せするとして💧


それはともかく(汗)



おそらくブログをしてなければ、今回ここまで無理して来ようとは思わなかっただろうなぁ~、と。笑



そんな意味でも、拙ブログを見てくださってる皆様には感謝しかありません。


本当にいつもありがとうございます。


お陰で、かれこれおそらく27年ぶりの吉野へ来ることができました~!



桜の時期に吉野へ来たことのある方はおわかりと思いますが、とにかく大変な混雑!


当然それは覚悟して来なければいけません。


でも、先述したように、もうかなりピークは過ぎてるし、それほどでもないだろうなぁ~、なんてつい呑気に構えてたんですよね。


あ~、そんな自分を叱りたい!笑


これまでも何度か使ったこのフレーズを再び。


はい、春の吉野を「舐めてました」💦


まず、昨日の朝、近鉄奈良駅切符売り場の窓口で言い渡されたそっけない一言がこれ。


吉野行き近鉄特急券は行きも帰りも全て完売です。


ガ~ン!


これからの道のりに不安が満ち満ちてきたものの、ここまできて怯んでる訳には参りません!


とは言いながら、特急に乗れないとなると、急行と普通とでほぼ2時間💧


しかも、橿原神宮前駅からの1時間は結局ほぼほぼ立ちっぱなし💦



それでも、近鉄橿原線と吉野線は大部分高いところを走ってるので、それはそれで、景色は十分楽しめたんですけどね。


27年ぶりで、さすがに記憶はおぼろになってましたが、それでもやっぱり懐かしく・・。


と、そんなことを言ってるのも、まだ期待しかない「行き」ならではのことでしたが。笑


ともあれ、いい年したオバサンが、体幹バランスの無さを証明するが如く吊り革を握りしめ、揺られ揺られながらも左右をキョロキョロ見てたなら、それはきっと私です。笑



そうこうしてるうちに、ようやく吉野駅に到着!



こんなふうにホームの写真を撮ってるのからして、既に相当舞い上がってる証拠💦

ほ~ら、みんなに大きく遅れを取ってますよ~💦


慌てて駅を出ると。


駅前にはお土産物屋さんも並んでて、それらしい雰囲気です。


それではロープウェイ(ケーブルカー)乗り場へと。


吉野のロープウェイは、さすがに岩国城とは違って小さな車内にギューギュー詰めで、とても写真を撮ってる余裕はございませんでした💦


3分後、ロープウェイから降りると。

そこから既に坂道です💧


途中、こんな山小屋風の建物が。


何だろうと見てみたら、焼き栗の実演販売でした。

少し暗くてわかりにくいかもしれませんが、小屋の中では建物にマッチしたような民話風のお衣装で手際よく栗を焼いておられましたよ。


焼き栗の誘惑にも打ち勝ち(笑)、更に坂道を上ると。


さぁ~、立派な門が見えてきましたね。


近くには説明看板も。

なるほど。

ここから本格的な吉野に入っていくという訳です。


その黒門を過ぎてしばらく行くとすぐ、大きな寺院が見えてきます。

いわば吉野のランドマークとも言えるこの寺院。


金峰山寺(きんぷせんじ)蔵王堂(ざおうどう)です。


東大寺大仏殿に次ぐ規模の木造建築で、国宝とされています。


この日は、何か祭事の準備をしておられるような感じでした。


蔵王堂近くにはこんな案内が。

行程表で表すとこんな感じ。



一応本日の最終目的は、水分(みくまり)神社なんですが。

蔵王堂から水分神社まで2,6キロとあります。

ただし、かなりの急勾配💦


本当は西行庵にも行ってみたかったんですけどね💧

前回も行けてなくて、いつかは、とは思いつつ、あっという間の27年💧

今回も考えなくはなかったんですが、やっぱり日程的に難しくて💦


どなたか行かれた方がおられましたら、ご連絡くださいませ。


さて、それでは水分神社まで上って参りましょうか。





この辺りはいわゆる下千本に当たるところです。

残念ながら、桜は既にあらかた散ってしまった後でしたが、それでも、郵便局やお土産物屋さんを楽しげに撮ってたりして、下千本ではまだまだ体力的に余裕(?)の私。笑

この後の「地獄」を知るよしもなく。

と、ここ、ちょっと「虎に翼」風に。笑


ご存知と思いますが、吉野にはたくさんの寺院が立ち並んでることでも知られています。




そんな寺院の一つである吉水神社。


後醍醐天皇と楠木正成を祭神としています。




この吉水神社がある辺りが中千本に当たり、近くには、花矢倉展望台があります。

その展望台から見える景色は「一目千本」とも呼ばれていて、吉野の桜を堪能できる場所とされています。


さてさて、その景色や、如何に?


ジャ~ン!


拙い写真でどれほどお伝えできてるかはわかりませんが、実際目にした景色は本当に素晴らしいものでした!

広場に来ておられた方々も、やはり皆さん感嘆の声を上げておられてましたね。


こちらは、花矢倉近くにあった某建物の窓ガラス越しに撮ってみたものです。


ちょっと額縁風を意識してみました。笑



さぁ、水分神社を目指してまだまだ上って行きますよ~!


ここからは、例の如く高速スクロールでどうぞ!笑








もうこの辺りになるとゼーゼー言ってる私でしたが、それでも時々にこんな花々が出迎えてくれましたので、写真を撮るという名目で一休み、ならぬ長休み。笑


そんなふうに休み休みしながらも、ひたすら水分神社を目指して上っていきます!














ふぅ~💦

もうかなり高いところまで上ってきましたねぇ~。












そして。

遥か真下に蔵王堂があんなに小さく・・!

ちょっと、と言うか、かなり(?)ぼやけてしまってるのがアレですけど、おわかりになりましたでしょうか?


あ~、ここまで上ってきたんだぁ~!と、ちょっとした達成感。笑



さぁ、いよいよ目的地である水分神社の赤い鳥居が見えてきましたよ~。



鳥居前に着きました。



水分神社の楼門になります。



そして、水分神社という名前からも当然・・。


龍神様ですよねぇ~♪


境内はこんな感じです。



とても人が多くて、残念ながら屋根の辺りまでしか写せませんでしたが、ちょっと京都の野々宮神社を思わせるような雰囲気の境内です。




本殿に囲まれた中庭には枝垂れ桜の古木があって、より神韻とした雰囲気を醸し出していました。


枝垂れ桜の花はもうかなり散ってはいましたが、それでも風格十分です。



さて、そんな水分神社を出て、ここからは筋肉痛覚悟で(笑)下りへと。







ウォーリーを探せ!ならぬ、蔵王堂を探せ!笑

蔵王堂、見つかりましたか?笑


下りながらもついつい似たような写真を撮ってしまってる私💦












はい、ようやく吉野駅に戻ってきました。



27年ぶりの吉野めぐりでしたが、いろいろな意味で、とても感慨深い吉野旅となりました。


ここまでご覧くださりありがとうございました。