吉野へ出かける数日前、実は錦帯橋以外にも県内某所の桜を少し撮ってたんです。


世間の皆様のお心は既にGWへと向いておられるであろうこの時期に、まだ桜なの?と言われてしまうことは百も承知なんですが💦


そろりそろりと・・。笑



まず、四方山に囲まれた小さな盆地ながら、古くから化石の町として知られている美祢市から。


町の中央部を流れる厚狭川沿いに見られる桜並木なんですが、その見事な咲きぶりから、近年にわかに桜の名所として躍り出てきた感もあり・・。



これは、美祢市内に入る途中の小高い駐車場から撮った美祢駅付付近の遠望です。

駅の左側付近の集落になりますが、中央の赤い屋根はお寺で、確か、伊能忠敬も立ち寄ったとか。


こうして見ると、本当に箱庭のようですね。


こちらは、駅の右側付近を撮ったもの。

真ん中辺りに薄くピンクのラインが見えてるかと思いますが、このラインが厚狭川沿いの桜並木になります。


近くで見ると、こんな感じ。



ね?
なかなかボリュームがあると思いませんか?



花つきもいいですよねぇ~♪









この桜は50年ほど前に植えられたもので、ソメイヨシノの寿命からすると、ちょうどここ数年間が花のピークではないかと言われています。


でも、手入れ次第では100年近く花を咲かせることも可能だと言いますから、この桜もこの美しさをできるだけ長く保ってくれるようにと願ってやみません。




次は、こちらも県内有数の桜の名所として知られている山口市の一の坂川から。













夕暮れ時に近づくと。


マジックアワー♪















そして。

待望のライトアップ♪









以上、NYタイムズ「今年行くべき山口市」を記念して(?)、少し多めの桜をご覧頂きました。笑



上関と笠戸島の河津桜。
防府向島の蓬莱桜。
周南市鹿野の弾正糸桜。
防府春日神社の陽光桜。
錦帯橋のソメイヨシノ。
美祢厚狭川と一の坂川の桜並木。
岡崎疎水の桜並木。
平安神宮の枝垂れ桜。
半木の道の枝垂れ桜。
東寺の不二桜。
吉野の山桜。
そして、御衣黄桜。

今年も咲いてくれてありがとう。

来年も見られるのかなぁ、なんてつい思ってしまうのも桜ならでは・・。


やっぱり、桜って特別な花ですよね。


最後に、藤原俊成のこの歌を・・。


またや見む
交野のみ野の桜狩
花の雪散る春のあけぼの