deserve というのは、「価値がある、値する」 といった意味があります。

 

いい仕事をして、出張を勝ち取った部下がいたのですが、そのことをやっかむ同僚の心無いコメントにちょっとイラッとした私が「he deserves it」と言い放ったときに、当の部下くんがすごく嬉しそうな顔をしてくれたことがありました。

 

悪い意味で使われるときは、「自業自得だよ」といった感じになります。英会話ではよく使われる単語ですが、「価値がある、値する」って、自然な日本語会話に訳すのはちょっと難しいですね。

 

5月5日のマイアミGPで見事初優勝を飾ったランドに、2位だったマックスが「He definately deserves for this one today(彼は本当に優勝に値するよ)」と心から嬉しそうに話すのを見て、「もう、マックスったらすっかり大人になって!」っと勝手に母親目線の私は、ジーンときたのでした。

 

 

また、5月26日のモナコGPで、母国での初優勝を飾ったシャルルにも多くのドライバーが「He reserves it」と称賛をしていました。


マックスとハグ

ガスリーもおめでとうを言いに来てくれてます。
もちろんフランス語で言葉交わしてます。

 

母国のファンの前でのレースはどんなにかプレッシャーがあったことでしょう。

特にシャルルは不運も多かったので、この勝利は見てる誰もを笑顔にしてくれました。

 

「値する」と動詞を訳そうとすると難しいけれど、頑張って、頑張って、ようやく勝利を手にした選手を見て「うん、当然の結果だよね」「ほんとによく頑張ったもんね」っという感じですね。

 

F1レーサーたちが、純粋にレースを楽しんでいて、ライバルの勝利を心からたたえ合う姿には見ててほっこりさせられます。

 

明日のスペインGPは、ランドがポールポジションでスタートです。マックスが逆転なるか、楽しみでしかないです。

 

スペインGPではマックスの新しいヘルメットがお目見えします。
オレンジアーミーとよばれる、マックスのファンと家族への敬意をあらわしているそうです。キラキラしてとってもかっこいいです。