昨日一昨日あたりから急に電報が届き始めた。

電報って現役だったんだ。まあ、弔電祝電はあるものね。

来るのは刺繍入りの丁寧な祝電ばかり。

何で議員さんからとかが多いんだ?それと、分厚いカタログがどんどん送られてくる。

全部「額縁買え」「記念品やお礼状はお任せください」「ご夫婦での記念写真の額層も致します」

「受賞記念祝賀会のご準備もお手伝いいたします」

 

お祝いの電話は皆夫あて。菊の紋章入りのお酒も桐の箱に入って送られてくる。

 

うちのオットは無駄口は多いけど大事なことはあまりしゃべらない。

「これ、なにごと」と聞いたら

「叙勲したんだよ」

「なにを?」

「春の叙勲」

「だからさ」

「瑞宝小綬章」

「いつもらったの」

「授賞式に来いと言われたけどことわったから」

「行くと誰がくれるの」←なんもわからないおばさん

「都知事がくれて、バスで総務省行って、それから……総理と天皇皇后両陛下が……」

「それ断れるんだ」

「ではお宅にお届けしますというんで、それはごめんだから貰いに行く」

と言って今日普段着ですたすた出かけて行って

バカでかい証書(一度筒に入れたら入れ方が悪かったんで意地でも出てこない。きっと一生)と勲章貰って帰ってきた。

 

 

これはきっとお祝いしなければいけないんだろうけど、老夫婦二人、祝賀会なんてこっち持ちで開いてもおカネは出ていくばかりだし、お誘いは「勘弁してクダサイ」と夫がことわってたし。

記念に、那須の「無垢の音」というオーベルジュを予約した。

一度は見てみたかった「水庭」という美しい庭のあるホテル。

 

 

ところで何で勲章貰えたのかというと、

地方公務員で「ある程度以上」の役職に就くと、なんか70過ぎたら貰えるものなんだそうだ。

もちろん人として立派な仕事をしてその功績でもらえる方もいらっしゃる。

勿論夫婦で記念写真なんて撮りません。写真大嫌い。

わたしとしては長年のあこがれだった水庭が見られるのが嬉しいのでした。

オットよ、なんかいろいろとご苦労様でした。

 

今でも猫の死が悲しい。

思いだしては空を見、思いだしては友人が送ってくれたお花の水を変える。

すずちゃん、いつあなたのいるところにいけるのかなあ。

 

唐突ですが、一月から今まで「戦う、励ます、絶望する、悲しむ」しかしてこなくて

抜け殻みたいになっていたので

ここは脳を動かそうと、ひとつなんてことない短編小説を書いてみました。

どうも内容がひっ散らかってるし、なんでこのストーリーを描いたのか自分でもよくわからない。

一応恋愛ものです。こちらからどうぞ。

 

三人目

 

お暇なとき読みに来てくださるととっても嬉しいです。