先日のZさん邸訪問の際に、スピーカーケーブルの整形を依頼されていました。
早速検査してみます。
抵抗値を測定してみます。
+側 0.5Ω。
ー側 0.1Ω。
スピーカーって8Ωの仕様ですと、だいたい6Ω~7Ω位なのですが、ケーブルに抵抗があるのは許せない(笑)
ビニールテープを剥がすと、ケーブルが1本繋がっていない状態でした。
極力短くしたくないということなので、これを繋いで再測定してみます。
繋いで再測定。
ハンダ付けすると音が変わりそうなので、ハンダ付けなしで外れないようにグリグリ(笑)
ビニールテープを巻いて養生して再測定しても同じ数字。
この個所は絶縁テープを巻いておきます。
「+」と「-」の短絡がないかを調べます。
大丈夫でした。
1本目はこれで終了。
次です。
こちらのケーブルは、絶縁用のビニールテープを剥がすとこんな感じでした。
赤側は短く、黒線は延長されています。
抵抗を測定したら、こちらのケーブルは断線していました(笑)
導通しません。
怪しいと思ったところを握ると、導通して1.8Ωの抵抗がありました。
私基準では、これではケーブルとして機能しません(笑)
接続していると思う箇所にテスターを繋ぐと、安定して導通できました。
でも抵抗値が0.7Ωと、まだ少し高い。
黒線の延長部分に抵抗があるので、皮を剥いて新たに芯線を出して測定。
これでも抵抗値が下がらなかったので、延長されていたケーブルを除去して測定してみた。
やっと黒線の抵抗が無くなった。(少し短くなった。)
赤線側の抵抗も揃っています。
「+」と「-」の短絡がないかを調べます。
大丈夫でした。
後はケーブルの長さを調整して、綺麗にして完成です。
面倒な内容なので・・・・簡単に纏めますと。
ケーブルはちょっと短くなりましたが、2本共に抵抗値が小さくなり、端子にも接続できるだけの長さを確保できました。
これだけです(笑)
準備が整い次第、発送します~(^o^)丿