marantz Model1152。
聴診器を当てて音出ししながら問題点を探りました。
セレクターの辺りをグリグリ回しながら聴いていると、極々小の音が、極小位の音量になった。
この基板に付いているセレクターはダメらしい。
3個あるが、折角なので3個とも分解した方が良さそうです。
基板が逆さまになっている構造は、整備し難いです。
部品が上向きなら、部品を触診しながら様子を見れるのですが、逆さまについているのでそれは出来ません。
面倒ですが組んで試験してダメならまた分解しないといけません。
リヤパネルは分解することを考えられた構造なのがありがたい。
パワーアンプ部。
トランジスタはmarantzのマーク入りです。
飛ばしてしまったら、同じものは入手できなそうです。
分解方法が判りませんので底板を取り外してみます。
ゴム足が変なプラスチックの物に置き換えられていた。
ガタつく筈です。
ここはゴム足に置き換えた方が良さそうです。
底板を外して下から覗いたところ。
ブロックコンデンサにフィルムコンデンサーが沢山付けられています。
3個ぶら下がっていました。
ノイズ対策?音造りなのでしょうか?
リヤパネルを傾けました。
基板はリヤ側とフロント側がピンで接続されている構造。
ここを磨いて終了なんて事もあり得そうですが、ここまで分解してセレクターに手を出さないのはもったいないので分解を進めます。
リヤ側が外れたのは良いけれど、セレクターのシャフトが接続されているので基板が外れない。
基板に長方形の穴が開いていますので、セレクターのジョイントを角穴にラジオペンチを入れて取り外します。
分解し難いアンプです。
コネクターがありますので、向きを間違えないように撮影。
コネクターは2個だけ。
他の配線は、基板に直付けされています。