チームブク史上最速の2歳デビュー戦!


6/8()

リトルアイドル

函館4R 3歳未勝利

芝1,800m 52小林勝太

2024/6/6(函館競馬場)

5日(水)に函館競馬場のWコースで5ハロン70.3-54.6-39.7-12.1を単走で強めに追い切りました。「今週の出走を見据えて昨日5ハロンから追い切りをおこなっています。単走でしたがしっかり負荷を掛けられましたし、いい動きでしたよ。先週、今週と週を追うごとに動きが良くなってきて、現地スタッフからは『良い状態でレースを迎えられそう』と報告を受けています。まだ成長途上にある感じですが、時期も時期なので、そろそろ目処を立てたいところ。1800m、2000mどちらに出走させるか相手関係などを見ながら検討したのですが、これまでのこの馬の走りを見るとデビュー時の1600m戦が一番勝ち馬とのタイム差がないところ。メンバー的にはそこまで差がないと考え、それであればこの距離の方が無難と判断してこちらに出走させることにしました。引き続き減量の利く小林勝太騎手を鞍上に配しましたし、いい走りをしてきてもらいたいですね。前進を期待しています」(加藤和宏調教師)

まだ成長途上とのこと、今回も楽な戦いにはならないが、母が良績の洋芝と小さな馬なので滞在競馬での前進を期待したい。


グラフレナート

東京5R 2歳新馬

芝1,600m 55C.ルメール

24/6/5 宮田厩舎 

5日は美浦Wコースで追い切りました(83秒2-66秒8-51秒7-37秒2-11秒3)。「今朝は丸山元気騎乗で3頭併せの2番手から真ん中に挟む形で追い切っています。騎乗後のジョッキーは『先週は併せた際の別の馬に乗っていたのですが、そのときの様子から想像はしていたものの、いざ仕掛けていっても自分からという感じではなかったですね。むしろ、ステッキを入れるなどゴーサインを出していこうとするとじわっと耳を絞ってきて、若干後ろ向きな様子を見せました。今はまだその程度で済んでいますが、苦しいことを覚えてくると動きにも出てきそうな気がするだけに、現状では求めすぎずに終いを伸ばすよう心掛けました』とのことでした。ジョッキーには余裕があるなら終いに伸ばしてほしいとリクエストしていたものの、我の強さが残る影響か、そこから上げていこうとすると少し反抗しそうな雰囲気だったとのことで、抱えつつのフィニッシュしてもらっています。理想を言えば終いにもう一段ギアを上げて反応がさらに良くなってくればとは思いますが、この血統でなおかつ新馬と考えても心身ともにいきなり求めすぎず、いい意味でゆとりを持って競馬に臨めればと考えています。まだこれからの面はあるものの、先週末、今日とメンコを外して臨んでことで、先週よりは動きは良くなっていましたし、今週ゲートの確認をしたところ悪くは見せなかったので、競馬当日もゲート裏でメンコを外して臨もうかなと考えています。競馬はマイル戦の方にルメールさんで調整しています」(宮田師)

愛馬ヴィルデローゼ初仔のグラフレナートがルメール騎手を背にデビュー戦を迎える。まだまだ課題はあるが、この時期の2歳では総合的に高いレベルにあると感じる。今の状態でどのような競馬をしてくれるのかとても楽しみ。当日はTさんに馬主席を手配していただき現地応援。緊張するやろなぁ。


6/9()

ブレーザー

函館3R 3歳未勝利

ダ1,000m 57嶋田純次

2024/6/6(函館競馬場)

5日(水)に函館競馬場のダートコースで4ハロン53.7-38.7-12.0を単走で馬ナリに追い切りました。「最終追いは半マイルから単走で実施。今回もガッチリ抱えたまま運ぶよう指示し、その上で55秒を切る程度の時計を想定していたため、予定通りの内容です。跨った助手の声色も明るく、『明らかに良くなっているし、馬自身走りたくてウズウズしている感じ』と上々のコメントが来たように、理想的な調整ができたと思います。馬体はだいぶ締まってきたようで、馬体重も前走からマイナス15kgぐらいで出すことになりそうです。ただ、前回は輸送中に水を飲みすぎただけで、トレセンでの計測時にはもう520kgを切っていたんです。正直参考外ではあれど、いい意味で馬が前回とはまったく違う感じというのは間違いないでしょう。実戦を経たことでの良化は著しく、あとはデキの良さが実戦に繋がれば言うことありません。デビュー戦でも良い競馬をしてくれたものの、最後直線で苦しくなってしまったように、体力的にはまだこれからといった印象。将来的には1200mがベストの馬になると思いますが、現状は1000mでもいいくらい。その点も考慮し、そこまで強いメンバーが揃わないであろう函館開幕週を選択しました。相手もだいたい予想通りといった感じで、この面子なら十分チャンスがありそうですし、鞍上には強気に行ってほしいですね。まだ緩さが残る分、オールダートで序盤からスムーズに動いていけるかどうかも、そこは本番を想定してダートコースで追い切っている。うまくスタートを決めて前へ行ってもらうのが理想ですし、包まれにくい枠を貰えるに越したことはないものの、どの枠であれ積極的な競馬をするよう嶋田ジョッキーには伝えています。前走後ここまで順調に進められ、十分勝ち負けを期待できる仕上がりにありますからね。ここで結果を残したいですし、どんな走りをしてくれるか楽しみにしています」(伊坂重信調教師)

前走太め残りの初戦を5着と好走。一度使っての上積みはかなりありそう。決めて欲しい!


陣営コメントは公式サイトより。両クラブの許可を得て、転載しています。


*次回の更新は6/9(日)です。