楽しみな週末。


6/1()

ヴァンセゾニエ

東京6R 3歳未勝利

ダ1,300m 57岩田康誠

24/5/29 武藤厩舎 

29日は美浦Wコースで追い切りました(65秒7-50秒3-36秒6-12秒4)。「今週の競馬に備えて今朝追い切りを行いました。一回目のハローが終わってちょっとしたタイミングで単走追いにしたのですが、前半は結構張り切って走っていこうとしていて力みが目立ちましたね。ジッと我慢させる必要があったため終いに弾けることはなく時計を要しましたけれど、道中の身のこなし等は良かったと見ています。それに、元気いっぱいで、体は増えて丸みがあり、だからと言って重々しさを感じる状態でもありません。体質面の弱さがありながらもビシッと乗ってくることができましたし、いい仕上がりにあると思います。道中そのような折り合いだったことからできるだけ短いところをと思って1300m戦を予定していますが、ふたを開けてみたところ権利持ちの馬で大半が埋まってしまうような状況ですね…。そのため乗り役もなかなか難しく、岩田康誠ジョッキーにお願いできることにはなったものの現時点で入るかどうかという微妙な立ち位置なので、この後の様子を見たうえで最終的にどうするか判断していきます」(武藤師)

出走微妙な状況から、最終的にはボーダーラインが5月2週目出走組まで下がったので出走可能となった。前走好走組多数だがヴァンセゾニエの能力ならなんとかなりそう。鞍上も良いイメージ。ここは決めたい。


アウスヴァール

京都11R 鳴尾記念(G3)

芝2,000m 57古川吉洋

2024/5/30(栗東トレセン)

26日(日)にCWコースで6ハロン85.8-70.8-55.8-40.4-11.9を単走で馬ナリに追われ、29日(水)にもCWコースで6ハロン87.7-70.7-54.1-37.9-11.2を単走で馬ナリに追い切りました。「一鞍目で比較的走りやすい時間帯の馬場ではあったものの、それでも終いは楽々と11.2秒をマークできましたからね。調子自体は変わらずいいと思いますよ。当初見込んでいたよりも頭数は増えてしまいましたが、これといった同型はバビット、エアサージュの2頭だけ。有力馬の多くが中団やや後ろから運ぶタイプだけに、それほどペースは速くならないと見込んでいる。必要以上に競られることはないでしょうから、今回もハナを主張させるつもり。向正面へ差し掛かるまでに、前半どれだけお釣りを残せるかがカギとなるでしょう。京都コースが苦手という印象は特になく、外回りの1800mよりもコーナー4つで内回りとなる2000m戦の方がアウスヴァールにとっては競馬しやすいはずです。自分のリズムで運べさえすれば、ここでもそう差はないと思っていますし、人気薄でも一泡吹かすシーンを期待しています」(昆貢調教師) 

前走は勝ち馬に張り付かれ瞬発力勝負で遅れを取った。今回同型はいるが、前走ほどマークはキツくならないと見る。内回り二千でリズム良く運べれば。見せ場は作って欲しい。


6/2()

バルミュゼット

東京12R 小金井特別(2勝クラス)

ダ1,400m 58西村淳也

2024/5/30(栗東トレセン)

26日(日)に坂路コースで4ハロン58.6-41.6-26.2-12.2を単走で馬ナリに追われ、29日(水)にも坂路コースで4ハロン57.6-41.5-26.6-12.7を単走で馬ナリに追い切りました。「本番でも騎乗予定の西村ジョッキーに跨ってもらい、坂路コース単走で追い切りを実施しました。今週は輸送も考慮したうえで、ごく軽めの内容にとどめていますが、活気に満ちて躍動感あふれる動きを披露。近走以上の状態に映ります。お預かりした当初は大型馬の割にフォームが少しこじんまりして映ったのですが、今は稽古でも堂々とした走りで、雰囲気からまるで違っている。前走がいいキッカケになって、馬自身どこか自信を取り戻したように思えます。東京ダ1400 m戦はこれまで(2.4.4.6)の成績で、バルミュゼットが一番得意としている条件。マイル戦のように道中手綱を抱えながらの追走は無理でも、促し促しつつある程度のポジションにさえ付けられれば、終いはいい脚で伸びてくるイメージですからね。ジョッキーにもスタートだけ注意するよう指示を伝えています。レースでは今回もブリンカーを着用。なんとかここで復活させられればの気持ちです」(藤野健太調教師)

意外と陣営が強気。雰囲気が変わったとのこと、鞍上も上位騎手を配してきた。この距離でどの位置取りになるのか、促しつつのイメージがある西村淳也騎手。バルミュゼットも鞍上の指示にうまく反応したい。


陣営コメントは公式サイトより。両クラブの許可を得て、転載しています。