垣根のペンキ塗らせてあげようかーー | yu-tyanのブログ

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ボクが好きなのはトム・ソーヤの冒険とその友達・

ハックルベリー・フィンの冒険。

 

ボクは少年時代のわが息子に感心したことがある。

それはトム・ソーヤがおばさんかなんかに

「トムーーわたしはこれから用事で出かけるから、帰るまでに

うちの垣根にペンキを塗っておくれ。頼んだよ」と出かけます。

ボクはこのあとのストーリーを知っていました。

 

トムは近所のガキンチョに言うのです、

「おいガキンチョ。垣根に落書きしたいだろう。

やりたきゃ安い値段でやらせてあげるよ。その代わり、落書き終わったら、

きちんと同じ絵の具で塗りつぶすんだよ。それができなきゃ、

落書き代¥もっと頂くよ」

 

トム・ソーヤは近所のガキンチョがやりたいことを見抜いて、

おばさんから頼まれたペンキ塗りを、ガキンチョにやらせて、

しかもそのガキンチョからわずかなお小遣いをふんだくるのでした。

資本主義の根幹をトム・ソーヤは実践するーー。

 

 

ひょっとしたら息子がもっとガキンチョの頃、

ボクが何気に教えたのかもしれません。

そういうやりたがりのガキンチョは、団地にはたくさんいます。

 

ひるがえって、いま息子は雇われ社長をやっています。

IT技術者に「やらせてあげてもいいよ」って言って、やらせている息子が

浮かんで、失敗したなぁーーと思って、穴があったら入りたい心持ちです。

 

ハックルベリ―・フィンの冒険も単行本で出ています。

おこさまの情操教育にいかがでしょうか・・・

いずれも作はマークトウェインさんです。

案外とプロジェクトXなんかのアイデアも

こうしてひねり出されているのかも。 

ボクは知りませんが。  

 

でもずるいだけのトムソーヤはすぐに底が割れます。

賢いトム・ソーヤがそこで必要になります。

あくまでも賢いトム・ソーヤが求められるのです。

 

くれぐれも勘違いのなきように!

 

ちなみに息子は社長ですが、ボクはガードマンとマンション清掃をやっています。

最近頭が使えてないんですね。